ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者団体郵便:悪用会社を擁護か 民主・牧議員、質問で

2009年04月14日 23時55分16秒 | 障害者の自立
 民主党の牧義夫衆議院議員(51)=愛知4区=が、郵便法違反罪で社長らが起訴された広告代理店「新生企業」(現・伸正、大阪市)に名義を貸していた障害者団体側から献金を受けていたことが分かった。さらに国会で新生企業のライバル社を批判するなど、新生企業側を擁護すると取られかねない質問をしていたことも判明。牧議員は取材に対し、「新生企業側から頼まれたわけではない」と述べ、便宜を図ったことを否定している。

 この障害者団体は「白山会」(東京都)。大阪地検特捜部は今年2月、新生企業の事件の関係先として家宅捜索していた。

 関係資料によると、白山会の会長(69)は98年、牧議員が経営していた飲食店経営会社の後任社長に就任。会長が経営する機械製造会社の監査役に牧議員が就いたこともあった。また、牧議員が代表の「民主党愛知県第4区総支部」の収支報告書によると、会長が社長を務める経営コンサルタント会社(東京都)が07年~08年、同総支部に計24万円を献金していた。

 一方、牧議員が国会で関連質問したのは、昨年5月23日と11月26日の衆院経済産業委員会。5月には、アダルトグッズの広告が載った、新生企業とライバル関係の広告代理店(兵庫県尼崎市)がかかわった刊行物を掲げ、「社会福祉の名を借りた商売が横行している」などと批判。刊行物は、この代理店が複数の障害者団体の名義を使って発送したもので、割引制度を利用したダイレクトメールの発送数が新生企業と並んで多かった。

 同年10月、「割引制度を不正に利用している」として新生企業の不正疑惑が報道された。これを受け、牧議員は11月の委員会で「すべて(の企業が割引制度を)悪用しているかのような報道姿勢と、私の5月の質問の趣旨は違う」と、新生企業側の擁護と取られかねない発言をしていた。

 白山会会長は「牧さんに何かしてもらおうとか、してもらったこともない」と、牧議員への献金と質問との関係を否定している。

 牧議員は国会議員秘書などを経て00年初当選し、現在3期目。

障害者福祉5年で改革、民主法案 推進本部設置

2009年04月14日 23時53分24秒 | 障害者の自立
 民主党は14日、障害者の福祉サービス拡充や差別禁止、虐待防止などを総合的に進めるための基本方針を定めた「障がい者制度改革推進法案」を参院に提出した。5年間の時限措置として内閣に改革推進本部を置き、制度改革を短期間で集中的に進める。

 政府、与党が障害者自立支援法や障害者基本法を今国会で改正しようという節目の年であることから、民主党の基本姿勢を打ち出す必要があると判断した。虐待防止など個別の課題については必要に応じ別途、法案を提出する方針。

 推進本部は首相をトップに全閣僚で組織。その下に障害者や有識者でつくる推進委員会を設置し、委員会が改革の具体的計画を策定する。

 法案の基本方針では、障害者権利条約の締結をにらみ、条約に基づく施策の実施状況を監視する機関を設置するよう規定。そのほか、健常者と一緒に教育を受ける機会の確保、年金などの所得保障、難病対策の充実なども盛り込んだ。

県立図書館:本の宅配、伸び悩む 障害者やお年寄り「ぜひ活用して」とPR /高知

2009年04月14日 23時51分46秒 | 障害者の自立
 県立図書館(高知市丸ノ内1)が障害者やお年寄り向けに昨年度から始めた本の宅配サービスの利用者が伸び悩んでいる。民間企業が移動図書館バスに出す広告収入で経費を賄っているが、昨年度は年間12人の利用にとどまった。同館は「ぜひ活用して」とPRに力を入れている。

 同館は07年ごろから障害者向けのサービスに本腰を入れ、弱視者向けの「大活字本」をそろえるなどしてきた。昨年度からはバスの車体に社名などを掲載するスポンサーを募集。バスの側面と後方の計3面で年間19万2000円となり、こうした収入を宅配サービスや大活字本の購入などに充てている。

 宅配は、身体や視覚などに重度の障害がある人、外に出ることのできないお年寄りらが対象。電話1本で宅配業者が届け、集荷もしてもらえるシステムで、1回につき30日を限度に5冊以内借りることができる。しかし昨年度の利用は、12人が計80回、292冊を借りるのにとどまり、「もう少し利用があると思った」(同館)という。

 一方で、利用者からは「外出できずあきらめていたが、自宅で本が読めてうれしい」といった声もあるといい、宅配サービスは今年度も継続。昨年とは別の企業が広告主となることが決定した。蔵書が約1700冊になった大活字本は、特に目が見えにくくなったお年寄りらから好評で、今年度も昨年同様に100冊以上の購入を予定している。

 また同館は利用者を増やそうと、約1万部作成したポケットサイズの開館日カレンダーに宅配サービスを紹介。さらに昨年度の利用者のほとんどが高知市内の住民だったことから、郡部住民にも浸透を目指す考えだ。同館の野村正雄主任は「施設などでの利用も多いはずなので、もっと宣伝していきたい。外に出るのが困難な人にも図書の楽しみを味わってほしい」と話している。

 同館の障害者やお年寄り向けサービスへの問い合わせは(088・872・6307)へ。

ユニバーサルデザイン:視覚障害者ら、音声の誘導ブロック体験--調布駅前 /東京

2009年04月14日 23時50分14秒 | 障害者の自立
 ◇「1人で歩くことができます」
 視覚障害者や高齢者に優しいユニバーサルデザインの質を高めようと京王調布駅前(調布市布田4)で13日、視覚障害者が参加した体験テストが行われた。参加者は音声が出る誘導ブロックなどを興味深そうに試していた。

 主催したのは、照明や音響などの業界トップ4社でつくる「ユニバーサルデザイン研究会」。調布市視覚障害者福祉協会から全盲、弱視者計11人が参加した。

 駅前広場には音声で方向を案内する装置が埋め込まれた誘導ブロックが4カ所と、ブロックに沿って光が点灯する装置が取り付けられている。参加者はつえを使ってブロックをたどり、音声が出る場所に着くと、案内内容や音量を熱心にチェックしていた。

 同市下石原のマッサージ師、多摩井昌子さん(66)は普段外出する際、誰かに付き添ってもらうという。「音があれば、どこにいるのかわかりやすく、1人で歩くことができると思う」と笑顔を浮かべていた。視覚障害者福祉協会の愛沢法子会長(53)も「音声が聞こえれば方向をつかむ手だてとなる」と満足そうだった。

 昨年9月からの通年プロジェクトの一環で、研究所はこの結果をまとめた報告書を9月に完成させる予定。調布駅は3年後に地下化される計画で、調布市は地下化に合わせた再整備の参考にしようと研究会に協力している

障害者が父と鉄人レースへ

2009年04月14日 23時48分43秒 | 障害者の自立
 広島市佐伯区の知的障害者の長男と父親が、6月に廿日市市である「はつかいち縦断みやじま国際パワートライアスロン大会」リレーの部に出場する。力を合わせ、高低差900メートルという国内屈指の過酷なコースに挑む。

 会社員岡〓哲二さん(60)と真幸さん(25)の親子。今年新設されたリレーの部に出場し、哲二さんがスイムを、真幸さんがランをそれぞれ担当する。バイクは、岡〓さん親子と親交のある広島鉄人会の広中利次会長(58)が引き受けることになった。

 真幸さんは3歳で知的障害があると診断された。そんな時、哲二さんは、胃がんの手術を受けながら60歳代でトライアスロンを始めた男性をテレビ番組で知り、38歳でトライアスロン出場を決意した。水泳教室に通い、3年後に大分県であったトライアスロン大会に初出場した。

 打ち込む父の姿に、真幸さんも小学5年からジョギングを始めた。中学時代は陸上部に所属し、各地のマラソン大会に親子で出場。哲二さんは「中学を卒業したころから走りでは息子に勝てなくなった」と苦笑交じりに喜ぶ。

 現在、哲二さんは福山市へ単身赴任中。週末ごとに真幸さんとともにコースを試走し、準備を重ねている。