点訳・音訳奉仕者講習会の開講式が十七日、大分市中島東の県盲人福祉センターであった。
文字を点字にして点字図書を作ったり、本の朗読などをする奉仕者を養成する講座で、県点字図書館(冨森寿弘館長)が毎年開いている。講座は週一回、来年の三月まで開かれる。本年度の受講者は点訳十六人、音訳十二人の計二十八人。
開講式で冨森館長があいさつ。県障害福祉課の石川伊知郎課長が祝辞。音訳講座の講師を務める元NHKアナウンサーの吉川喬さんが「聞いてくれる人を楽しませ、感動を与えられるよう音読の基礎を学んでいきましょう」と激励した。
受講者の渡辺紘子さん(65)=大分市、元英語教員=は退職後の活動にしたいと点訳講座に参加した。「新しい言語に挑戦するつもりで、しっかり学びたい」と張り切っていた。
冨森館長によると、書物の点訳・音訳だけでなく、「スーパーのチラシを読んでほしい」「バスの時刻表を知りたい」といった要望も多いという。「情報を得にくい視覚障害者にとって、情報を提供してくれるボランティアは大変心強い存在。関心を持って学び、末永く活動してほしい」と話した。
文字を点字にして点字図書を作ったり、本の朗読などをする奉仕者を養成する講座で、県点字図書館(冨森寿弘館長)が毎年開いている。講座は週一回、来年の三月まで開かれる。本年度の受講者は点訳十六人、音訳十二人の計二十八人。
開講式で冨森館長があいさつ。県障害福祉課の石川伊知郎課長が祝辞。音訳講座の講師を務める元NHKアナウンサーの吉川喬さんが「聞いてくれる人を楽しませ、感動を与えられるよう音読の基礎を学んでいきましょう」と激励した。
受講者の渡辺紘子さん(65)=大分市、元英語教員=は退職後の活動にしたいと点訳講座に参加した。「新しい言語に挑戦するつもりで、しっかり学びたい」と張り切っていた。
冨森館長によると、書物の点訳・音訳だけでなく、「スーパーのチラシを読んでほしい」「バスの時刻表を知りたい」といった要望も多いという。「情報を得にくい視覚障害者にとって、情報を提供してくれるボランティアは大変心強い存在。関心を持って学び、末永く活動してほしい」と話した。