ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

笑顔で面接を 障害者に助言

2011年02月11日 01時03分37秒 | 障害者の自立
 福山市は9日、市内のホテルで、障害者向けの初の就職支援セミナーを開いた。面接時の心構えを身に付け、採用増につなげる。定員20人に対し、付添人を含めて60人の受講希望があったため急きょ枠を広げて対応した。

 同市久松台のキャリアコンサルタント久田数枝さんが「第一印象は6~30秒で決まる。笑顔を忘れず、相手の目を見て話してください」と助言し、表情の作り方を指導。言葉遣いも練習した。

 同市神辺町の井上英保さん(26)は「表情を大切にし、きびきびとあいさつしたい」と話していた。

 市は終了後、ハローワーク福山と共催で、10社による障害者向けの面接会も開催。セミナー受講者を含め71人が参加した。

中国新聞

県教育委員会が新たな特別支援学校を建設へ

2011年02月11日 01時01分46秒 | 障害者の自立
県教育委員会は重い障害のある児童・生徒のための新たな特別支援学校を熊本市横手の県警第二別館跡地に建設する方針を決めました。県内には聴覚障害者が通う聾学校や視覚障害者が通う盲学校など18の特別支援学校があります。しかし重い障害があり常に介護が必要な児童・生徒に対しては十分な医療的ケアが行える施設がないことなどから、保護者などから建設を求める声が高まっていました。県教委は18日開会の2月議会に来年度の予算として基本構想策定費400万円を計上し3年後の2014年4月の開校を目指すということです。2011-02-10 19:22:52

テレビ熊本

障害者書道で全国最高賞 盛岡視覚支援学校の2人‎

2011年02月11日 00時58分31秒 | 障害者の自立
 盛岡市北山1丁目の盛岡視覚支援学校(千田光久校長、児童生徒44人)中学部1年の浦波夏純(かすみ)さん(13)と高等部専攻科2年の臼井宰規(さいき)さん(59)は、第25回障害者による書道・写真全国コンテスト(日本障害者リハビリテーション協会主催)の書道部門でそれぞれ金賞に輝いた。生き生きとした運筆や丁寧な仕上げが高く評価され、喜びに沸いている。

 書道部門には全国から719点の応募があり、そのうち最高の金賞には10点が選ばれた。同校では昨年も3人がそれぞれ金、銀、銅賞を受賞している。

 光を感じる程度の視力の浦波さんが書き上げたのは「山」の一文字。「生命力にあふれ、重厚で厳しく、また優しさに満ちた山」と審査員の目を引きつけた。

 たっぷりと筆に墨を含み、指導する菅原裕子教諭の声を頼りに、筆運びを体で覚えていった。普段から書く作業が好きといい、最高賞に「うれしい」と満面の笑みを見せる。

 臼井さんは会社勤めをしてきたが、視力の低下で「手に職をつけよう」と同校の専攻科理療科に入学した。

 硬筆は拡大読書器に見本と紙を置いて取り組んだ。画面を見ながらで疲れやすく、ペンを動かすスペースも限られたが、「統一感のある精神力は見事」と評価された。

 臼井さんは「やりだしたら形になるまでやりたいと思う性格。今度は毛筆にも挑戦したい」とさらなる意欲を見せる。

 寄宿舎で個別指導もした菅原教諭は「まじめで努力家。その気持ちが書に表れている」とねぎらう。

岩手日報

新燃岳噴火 都城市454世帯避難促す 降雨で土石流警戒

2011年02月11日 00時56分55秒 | 障害者の自立
◆高齢者ら対象

 活発な火山活動が続いている霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)の周辺地域で10日夜、雨が降り始め、降灰の多い宮崎県都城市は同日午後7時、土石流の発生に備えた雨量基準に照らし高齢者や障害者ら支援が必要な人に避難を促す「避難準備情報」を出した。対象は新燃岳火口に近い同市西岳地区全域と山田地区の一部の住民。同市は同日、両地区の5カ所に避難所を開設した。
 準備情報対象地域の高齢者や障害者は454世帯、561人。対象地域全体では1649世帯、3544人。長峯誠市長は「市の判断に従い、すみやかに冷静に避難していただきたい」と呼び掛け、1人暮らしや体の不自由なお年寄りは避難を始めた。午後9時現在、4カ所に計34世帯、54人が避難している。
 同市は9日、1時間雨量が4ミリを超えると予想されるときなどに避難準備情報を出すと定めた。4ミリ超の1時間雨量を観測、次の1時間も4ミリを超えると予測される場合などは、避難勧告を出す。
 隣接する宮崎県高原(たかはる)町でも10日夜、避難所となっている総合保健福祉センターに35世帯、52人が自主的に避難した(午後9時現在)。1月末に避難勧告を受けた住民と合わせ、計72人が夜を過ごしている。
 宮崎地方気象台によると、都城市では10日午後7時ごろ、雨が降り始めた。午後10時半までに観測された雨量は5・0ミリ。雨は11日午前3時ごろまで続き、1時間雨量は最大5ミリを予想。同日午後には晴れる見通し。

=2011/02/11付 西日本新聞朝刊=

会いたい・聞かせて:障害者スポーツ大会アーチェリー全国2位 森下邦雄さん /栃木

2011年02月11日 00時53分44秒 | 障害者の自立
 ◇夢は12年ロンドン--森下邦雄さん(57)
 わずかな動揺や感覚のずれが成績を左右する「アーチェリー」。その繊細なスポーツに車いすで挑んでいる。本格的に始めて2年足らずで昨年、千葉県で開かれた全国障害者スポーツ大会(ゆめ半島千葉大会)で2位となり、頭角を現した。「夢は12年のロンドン・パラリンピック」と言う森下邦雄さんに聞いた。

 --ツメがつやつや光ってますけど

 ◆マニキュアです。事故の後遺症なのか、力をいれると、ツメが反ってくるのを防ぐため、補強するために塗っています。障害を負ってから、何事にもちゅうちょしなくなり、塗ることにも抵抗感はありません。

 --事故とは
 ◆勤務中のもらい事故で脊髄(せきずい)損傷を負って全身マヒになりました。生活は一変、後遺症はひどく、朝食を食べ終わると昼食の時間になっているほどでした。リハビリを経てどうにか、車いすで生活できるようになりました。日によって体調が変わりますが、今ではつえで歩けますし、障害者向けに改造した車も運転できます。

 --アーチェリーとの出合いは
 ◆日光市の霧降高原で知人がアーチェリーをやっていたこともあり、若い時、遊び程度でやっていました。事故後、退院してから、「障害者と健常者が同じ土俵でできることはないか」と考えて、その知人に相談したところ、改めてアーチェリーがあることに気付き、「どうせやるならトップになりたい」と思い、県アーチェリー協会の門をたたきました。そして例会でいきなりトップになり、のめり込んでます。

 --練習はどこで
 ◆宇都宮市の瑞穂野団地内のアーチェリー場に週1、2回通い、多いときで、月4、5回の試合に参加します。また筋力トレーニングとともに、風呂に入ったときは手の指や手首をもみほぐすことも大事です。後遺症なのか、常にやらないと固くなります。

 --難しい体調管理をしながら、モチベーションをどう維持していますか
 ◆事故で一度死んだ、と思っています。2、3日間は意識が回復しなかったほどの事故だったが、それが今では車いすで動けて楽しい。ちょうどゴルフのリカバリーショットに成功したように。また、打たれ強いのか、順応性があるのか、体調が悪い時でも、それなりに打つことができます。スコアが悪くてもくよくよしないことです。対戦相手も同じ人間、和気あいあい、楽しくやりたいと思ってます。そうすると自分のスコアも上がっていきます。まずは12月のアジア大会を狙います。
 ◇聞いて一言  練習中の柔和な語り口も、的へ視線を移すと一転、厳しくなる。千葉の大会では、新記録を出しながらも接戦の末、優勝を逃したが、悔しさよりも1位の健闘を語る。闘志とともに相手に対する敬意を忘れない姿は印象的だ。「どこに行っても『森下が来たら楽しい』と言われるようになりたい」とも言う。ロンドン行きをますます応援したい。
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 ■人物略歴
 ◇もりした・くにお  1953(昭和28)年、日光市生まれ。01年3月に勤務中の交通事故で脊髄損傷を負い全身まひ。「すべてのリハビリをやりこなし」て車いす生活に。09年から本格的にアーチェリーを始めて、昨年10月、千葉県で開かれた国内最大規模の全国障害者スポーツ大会で、コンパウンド50メートル・30メートルラウンドで2位となった。

毎日新聞 2011年2月10日 地方版