ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

鳥取で合宿始まる 世界ろう者陸上日本代表候補

2011年06月20日 00時49分52秒 | 障害者の自立
 来年7月にカナダ・トロントで開かれる聴覚障害者の大会「第2回世界ろう者陸上選手権大会」日本代表候補の強化合宿が18日、鳥取市のコカ・コーラ補助競技場などで始まり、選手やトレーナー、スタッフなど23人が参加してたっぷりと汗を流した。19日まで。

 強化合宿はことし2度目で、鳥取では初。この日は午後からウオーミングアップをした後、部門ごとにそれぞれのメニューをこなした。日本チームの三枝隆行監督(42)は「普段は別々に練習している選手が一緒に練習することで、チームワークや競技力の向上につながる」と話した。

 第1回大会のハンマー投げ金メダリストで世界ろう者記録保持者の森本真敏さん(25)は「少し体力が落ちているので、この2日間でしっかり練習を積みたい。世界ろう者陸上では世界新と2連覇が目標」とにっこり。

 鳥取からは前島浩二さん(24)、博之さん(22)兄弟が参加。兄の浩二さんは「前回大会は緊張して思うようにいかなかったが、今回はプレッシャーに負けないように力を発揮したい。弟と一緒に頑張ります」と抱負を語った。


ハンマー投げの練習に汗を流す森本さん=18日、鳥取市布勢のコカ・コーラ投てき場

日本海新聞

被災障がい者を支援 DPI日本会議

2011年06月20日 00時44分23秒 | 障害者の自立
 沖縄初開催となる第27回障害者インターナショナル(DPI、三澤了議長)日本会議(同実行委主催)第1日が18日、那覇市旭町の県市町村自治会館で始まった。2011年度活動方針として、東日本大震災を受けた特別課題などが協議された。DPI日本会議を中心に立ち上げた東日本大震災障害者救援本部を軸とし、(1)被災地障がい者支援センターを通じた支援体制の構築(2)原発事故による重度障がい者対応の自主避難所確保(3)復興計画検討の場への障がい者参画(4)他団体との連携による国への要請―などに取り組む方針を承認した。
 震災後明らかになったこととして、地域関係が希薄な中で家族介護中心に暮らしていた障がい者の安否確認の遅れ、障がい者への配慮を欠いた行政の避難計画、人工呼吸器使用者の生命を左右しかねない計画停電などといった課題が山積する現状が報告された。
 11年度の活動方針として、障害者差別禁止法制定に向けた活動や、地域生活支援を確立するための総合福祉法制定への取り組みの推進なども承認された。
 2日目も那覇市の同会館で、午前9時半から午後4時半までメーン行事の全体集会やシンポジウム、分科会が開かれる。


被災地の障がい者支援方針などを決めた障害者インターナショナル(DPI)日本会議総会=18日、那覇市の県市町村自治会館

琉球新報 -


障害なんのその 47人が力泳

2011年06月20日 00時40分44秒 | 障害者の自立
 知的障害者たちにスポーツへ接する機会を提供する市民団体スペシャルオリンピックス日本・広島(広島市中区)の水泳競技会が19日、尾道市栗原町のびんご運動公園であった。

 自由形や平泳ぎ、介助者付きビート板など計14種目で、尾道や広島など広島県内4支部から6~38歳の47人が参加した。水しぶきを上げながら懸命に泳ぐ姿に会場から歓声と拍手が送られた。

 25メートルビート板など3種目に出場した同市高須町の高校1年森元千陽さん(15)は「しんどかったけど、足が下に付くことなくうまく泳げた」と満足そうだった。


【写真説明】懸命に泳ぐ25メートルビート板の出場者

中国新聞

高次脳機能障害で支援の会発足「関係機関や地域連携を」

2011年06月20日 00時36分43秒 | 障害者の自立
県立医療大で記念講演

「県高次脳機能障害者の支援と連携の会」の設立記念講演会が18日、阿見町阿見の県立医療大学で開かれた。「日本脳外傷友の会」理事長の東川悦子さん(71)が講師を務め、高次脳機能障害者について、社会の認知度が低い現実や患者と家族を支える受け皿が社会で整っていない課題を挙げた。

この病気は、交通事故や脳卒中などによる脳損傷で、記憶障害や感情の起伏が極端に激しくなるなどして日常生活に大きな支障をきたす。患者によって発症する症状は全て違うのが現状で、医療関係者の中でも十分に理解できていないという。

東川さんは1999年に息子が交通事故に遭い、高次脳機能障害者になり、社会復帰に7年かかった。当事者となり、社会の認知度の低さを痛感した。外見では発症前と何も変わらないため、職場や学校などで理解が得られないという。国には患者の実数の統計がなく、「実態が把握されていない」と説明する。

患者が社会に戻るまでには、リハビリの段階ごとに複数の医療ケアが必要とされる。しかし、各機関の情報の連携が十分でなく、順調に回復しても途中で支援が途切れてしまう。また、家族と同居する患者が約8割超で「自立できる仕組みを作るべき」と指摘し、「医療者中心に支える体制でなく、地域で障害者が生きていけるモデルづくりが必要」と訴えた。 

同会は患者に携わる各関係機関の連携を取り合う「橋渡し」を担おうと設立。会員を対象に年2回ほど講演会と研修会を実施する。問い合わせは同事務局TEL029(888)9210。


講演する「日本脳外傷友の会」理事長の東川悦子さん=阿見町阿見の県立医療大学

茨城新聞

障害の垣根越えジョイント

2011年06月20日 00時31分53秒 | 障害者の自立
 チャレンジド(障害者)ミュージシャンとプロミュージシャンよる「第4回ゆいフィールコンサート」が8月20日に、豊橋市民文化会館大ホールで開かれる。福祉住環境地域センター(加藤政実代表)の主催。

 出演者約20人のうち、精神や身体に障害がある人は8人。障害のある人もない人も一体となって、コンサート開催に向けた企画やリハーサルを行っている。

 加藤代表は「皆それぞれ仕事を持っている障害者たちだが、地域とのかかわりをもっと増やしたい。コンサートの運営も含めて、彼らは積極的に参加している」と話す。

 今回は「悠久の生命と愛」がテーマ。「島唄」や「涙そうそう」など沖縄メロディーを中心に、弦楽器の三線(さんしん)に合わせた歌や踊りなどを披露する。

 出演者は、ライブハウスなどで活動する沖縄三線バンド「風琉」、「東三河障がい者しごとセンター」の利用者らによる「WAC合唱団」など、豊橋・豊川・半田から集まった7グループ。東日本大震災チャリティーとして、実費を除く収益は義援金に充てる。

 問い合わせは、同実行委事務局=電話0532(52)4315=まで。

東海日日新聞