ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

避難姉妹コンサート出演

2011年08月07日 01時21分55秒 | 障害者の自立
福島の小6と園児 復興に一役
 東京電力福島第一原発事故で福島県南相馬市から文京区に避難している小学生と幼稚園児の姉妹が、文京シビックホール(文京区春日)で6日に上演される震災復興コンサートに出演する。プロの俳優やダンサーらと登場し、一緒に「野原の生き物の春夏秋冬」を歌と踊りで表現する。サマーキャンプで都内を訪れている福島の子どもたちも招待され、ステージで歌を楽しむ予定で、主催者は「被災した子どもたちに笑顔を取り戻してもらいたい」としている。

 主催者の特定非営利活動法人「Hana World」(三鷹市)は、障害者と健常者、年齢差といった垣根を越えて総合舞台芸術を創造している。理事長で音楽家兼舞踊家のCOCO華(はな)(本名・西村博子)さんが、詩人・工藤直子さんの「のはらうた」をモチーフに、舞台用に構成した「のはら・ら・ら・ら」を上演する。

 出演するのは福島県南相馬市の小学6年生、藤木明日香さん(11)と妹で幼稚園児の千尋ちゃん(6)。東日本大震災を機に、都内に避難している被災地の子供を対象に出演者を公募したところ、2人が手を挙げた。明日香さんは地元の小学校で合唱部に所属していたが、原発事故の影響で合唱大会が中止に。「小学校生活の最後だから舞台で歌わせてあげたい」と考えた母親の和代さん(37)の勧めでコンサートに応募したという。

 舞台では、明日香さんは子役として歌を披露。千尋ちゃんは「雨粒」役に抜てきされ、カスタネットをたたいたり、踊ったりする。

 その他の出演者は、同区や三鷹市の小学生や知的・視覚・聴覚障害者、年齢も幼児から60歳代までと様々。「お日様」役のフラメンコダンサーや、「木」を演じるパントマイム役者、「キツネ」役のプロの俳優など、要所要所をプロが引き締める。

 コンガなどのパーカッションやギターなど音楽部門や、照明、衣装担当もそれぞれが専門家。5月から続けてきた練習では、こうした経験者たちがタップダンスや振り付けなどを細部にわたって指導し、時には緊張感も漂う。

 COCO華さんは「ミュージカルとも違う、ちょっと変わったコンサートですが、十分楽しんでいただけると思う」と自信を見せる。

     ◇

 開演は6日午後4時半。入場料は3500円、小学生以下は2000円。会場では募金も行われ、チケットや関連グッズ売り上げの収益とともに、義援金として福島県に送られる予定。

(2011年8月6日 読売新聞)

障害ある小玉さん音楽祭入選 サポート岩崎さんと曲合作

2011年08月07日 01時17分39秒 | 障害者の自立
 障害のある人が詩を書き、音楽家がメロディーを付けた歌を全国から募る「第36回わたぼうし音楽祭」で、福井県鯖江市の小玉聖紀さん(46)=吉江町=と岩崎聡さん(36)=上氏家町=の作品「ふたりで」が作詩・作曲の部の入選に選ばれた。2人は7日に奈良県で開かれる同音楽祭のステージで歌を披露する。「障害者でも夢を実現できる姿を見せたい。大賞を目指しアジア大会に進みたい」と意気込んでいる。

 同音楽祭はボランティア団体「奈良たんぽぽの会」が主催。「障害者100+ 件たちが書く詩には人を勇気づけ、心を癒やす力がある」と障害者の詩にプロ、アマの音楽家が曲を付け、その歌を披露している。

 作詩した小玉さんは生後間もなく脳性まひと診断され、電動車いすで生活している。自由なのは右足だけで言語障害もある。作曲した岩崎さんは、鯖江市の音楽ユニット「一途(いちず)」のサポート役を担うなど音楽活動に携わってきた。

 3年前に出会った2人は昨年、ゆったりしたメロディーの「ふたりで」を完成させた。小玉さんは足を使ったパソコン入力で「夢がね 見つかりそうだから 歩いてきます」「語り合うから気持ちいい」などと詩にしたため、人とのつながりや前向きな姿勢の大切さを訴えた。岩崎さんが澄んだ声とギターで弾き語り応募したところ、234点の中から入選(8点)に輝いた。

 8点は8月7日、同音楽祭で披露される。大賞など上位2点に輝けば、11月にタイ・バンコクで開催される「アジア・太平洋わたぼうし音楽祭」への出場権を得る。

 長年作詩を続けてきた小玉さんは、曲作りの魅力について「自分の考えを歌に乗せ聞いてもらえることで、世の中に広がっていく。何でもできると自信がわく」ときっぱり。岩崎さんは「小玉さんの思いをしっかり伝えられるよう、二人三脚で頑張りたい」と話している。


「ふたりで」を作詩した小玉さん(左)と作曲した岩崎さん=福井県鯖江市吉江町

福井新聞

10月開催の山口国体「炬火」 復興願い仙台で採火

2011年08月07日 01時14分20秒 | 障害者の自立
 山口国体のメーン会場に掲げる炬火が6日、仙台市青葉区で採火された。東日本大震災からの復興を願い、採火は伊達政宗をまつる霊廟、瑞鳳殿で行われた。

 この日、震災犠牲者を悼む黙とうと僧侶の読経の後、伊達家第18代当主の伊達泰宗氏(52)が本殿の灯明から火を取り、山口県国体・障害者スポーツ大会局の有冨均競技式典課長が持つ竹筒に点火した。

 有冨課長は「大会中は選手の健康を見守り、全国に元気を伝える火になるよう、大事に持ち帰りたい」と話した。

 炬火は、岩手と福島を含めた被災3県と、山口県内19市町で採火され、10月1日の総合開会式で炬火台に点火される。

.[ 2011年8月6日 19:17 ]
スポーツニッポン

津波被害の缶詰を支援販売 登別

2011年08月07日 01時11分59秒 | 障害者の自立
 【登別】市内幸町の障害者就労継続支援施設「月とらいおん」が今月から、東日本大震災で津波被害に遭った宮城県石巻市の水産加工場の缶詰の販売を始めた。交流のある同県の障害者施設と連携した取り組みで、少しでも被災地を応援しようと「希望の缶詰」としてPRしている。(権藤泉)

 水産加工会社は本社と工場が津波被害を受け、缶詰約50万個が流出したという。震災直後は回収した缶詰を被災者に無償で配っていたが、売り上げにつなげようと、県内数カ所の障害者施設が協力。缶の外側に付いた泥などを洗浄し、復興への願いを込めて「希望の缶詰」の名で販売している。

 「月とらいおん」は、缶詰の洗浄作業を行っている同県柴田町の障害者施設と数年前から交流があり、販売に協力することを決めた。

 缶詰は、同じく石巻市で被災したみそ製造会社が作った赤みそとセットにして販売。サバのみそ煮や鯨の大和煮など12種類あるが、ラベルがはがれているため、外側から中身は判別できない。また、缶が海水に触れてしまったため、衛生面を考慮し、購入者には1カ月以内に食べるよう伝えている。

 辻勲施設長は「通常の取り扱い商品ではないが、被災地を応援する気持ちで利用してもらえたら」と話す。

 缶詰170グラム、みそ300グラムで1セット800円。売り上げは製造元に送る。問い合わせは、月とらいおん(電)0143・88・1374へ。

北海道新聞

被爆者ら唐津で原爆慰霊式典

2011年08月07日 01時10分48秒 | 障害者の自立
 唐津市と玄海町の被爆者でつくる「唐津原爆被害者の会」の原爆慰霊式典が5日、市障害者福祉会館で、被爆者や遺族ら約40人が出席して開かれた。3月の福島第一原発事故で新たな被曝(ひばく)者がでたことから、初めて脱原発を前面に出した式となった。

 2010年度は1人が亡くなり、死没者は計235人。平山末広会長(81)が名前を呼び上げ、殉難者名簿を奉納。遺族らが献花した。

 被爆者を代表して鎮魂の賦を読み上げた同市旭が丘の浜田満男さん(85)は「原爆は人を殺すもの、原発は人を幸せにするものと認識していたが、今度の震災を考えると、やはり核と人間とは共存できないと思うようになった。一刻も早く自然エネルギーの開発を。核も戦争もない平和な世の中へ微力を尽くす」と力を込めた。

 式の終わりに、平山会長は「もし玄海原発で事故が発生すれば、市民はふるさとを追われ、この地に住めなくなる。一日も早い廃炉を望む」とあいさつした。

(2011年8月6日 読売新聞)