ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

発達障害支援「新たな一歩に」 開校式に110人 −−小松島 /徳島

2012年04月12日 02時24分15秒 | 障害者の自立
 発達障害を抱える高校段階の生徒に就学に向けた専門教育をする全国初の特別支援学校として10日、開校した県立みなと高等学園(小松島市中田町)。開校式と入学式には1期生となる1年生27人が臨み、将来の社会参加に希望を膨らませた。保護者や関係者も「発達障害者支援の新たな一歩になる」と、これから始まる新たな試みに大きな期待を寄せる。

 式には生徒や保護者ら約110人が出席。冨樫敏彦校長は「未来への可能性がいっぱい詰まっている。学園での活動を通し、自分の可能性を発見し、大好きな自分を育ててほしい」と呼び掛けた。

 式に臨んだ男子生徒(15)の母親(39)は「卒業後の進路など不安はあるが、子どもも入学を喜んでいる。さまざまなことを学んでほしい」と話した。

毎日新聞 2012年04月11日 地方版

おもいやり駐車スペース:県が表示板販売 「置くだけで」妊婦や高齢者用に /栃木

2012年04月12日 02時21分10秒 | 障害者の自立
 障害者や妊婦、高齢者のドライバーが優先的に使える「おもいやり駐車スペース」。県が拡大を呼びかけているが、思ったように進まない。一般のスペースより幅を広く設定しているため、新たに設置するには線を引き直す作業が生じるためだ。そこで県は4月から、妊婦や高齢者用に限って通常のスペースで優先的に使える表示板の販売を始めた。さて、有効な打開策になるか。

 名付けて「おもいやり駐車スペース『倍増』プロジェクト」。表示板は幅50センチ、高さ70センチで、高齢者や妊婦のマークと共に「この駐車スペースは県発行の『おもいやり駐車スペース利用証』をお持ちの方が利用できます」と表記。一つ3000円、二つ目からは1500円で販売する。

毎日新聞 2012年04月11日 地方版

障害者フライングディスク教室 参加者募集

2012年04月12日 02時18分05秒 | 障害者の自立
 【宇都宮】県障害者フライングディスク協会(山本栄会長)は28日から始めるフライングディスク教室の参加者を募集している。

 教室はとちぎ福祉プラザ南側のわかくさアリーナを会場に11月24日まで全7回開催する。無料。同協会は「視覚障害者も参加するなど、どんな障害がある方でも手軽に楽しむことができるスポーツ」と参加を呼び掛けている。

 一方、同協会は7日に本年度の総会を開き、事業計画を決めたほか、新副会長に阿久津英隆氏を選出した。問い合わせは同協会電話028・652・4834。

下野新聞 - (4月11日 朝刊)

水耕栽培で障害者自立支援 NPO法人「えん」きょう設立 三重

2012年04月12日 02時15分05秒 | 障害者の自立
 水耕栽培の作業を通じて障害者らの自立支援を目指すNPO法人「えん」が、伊賀市長田に11日設立される。代表理事を務める萬成哲也さん(38)は、「一人でも多くの人に働く喜びを実感してもらいたい」と話している。

 萬成さんは10年ほど前、国の就農支援制度をもとに水耕栽培を始めた。現在は約2500平方メートルの敷地にビニールハウス12棟を設け、水菜や小松菜など15種類の野菜を栽培。市内のほか大阪などのレストランにも出荷している。

 萬成さんにとって農業は初めての取り組みだったが、師事した人の「これからの時代は福祉と農業」という言葉に感化され、7年前から障害者を受け入れた。その中で「ものづくりによって心が豊かになる。障害者に適した仕事だ」と実感したという。今は知的、精神障害者ら9人が自分の体調などに合わせて通いながら、水耕栽培の作業を進めている。

 今回のNPO法人化では、「福祉と農業」の実践的な取り組みだけでなく、さまざまな要因で就労できない人々の自立支援も目標に加えた。市社会福祉協議会と連携して家庭に引きこもっている若者たちを雇用する予定で、就労訓練や居場所提供、相談業務などを「えん」の事業に位置付けている。

MSN産経ニュース - 2012.4.11 02:07

重い障害、普通高へ入学/浜松の清水さん

2012年04月12日 02時07分58秒 | 障害者の自立
 脳性まひのため、手足に重い障害がある浜松市の清水ちひろさん(15)が、浜松学院高校(同市中区)に入学した。健常者と同じ高校生活を送りたいという夢を親や学校、NPO法人の協力でかなえた。清水さんは「勉強をがんばり、友達も作りたい」と張り切っている。


 清水さんは、同校で難関大学進学を目指すアカデミー選抜コースの18人の1人。7日の入学式では他の新入生に交じり、電動車いすに乗って臨んだ。


 生まれつき手足が不自由なため、トイレや着替えには手助けが必要だ。小中学校は県立西部特別支援学校にスクールバスで通った。


 「もっといろんな世界を知りたい」。中1の夏ごろからそう思い、普通高校への進学を夢みた。


 だが、介助が必要な重度身体障害者を受け入れてくれる高校はなかなか見つからなかった。母親の知里さん(47)があちこち問い合わせた末、校舎にエレベーターがある浜松学院高から、「受け入れには問題ない」と返事をもらった。


 介助を引き受けてくれる事業所探しにも苦労した。知里さんによれば、学校生活での介助は障害者自立支援法の対象外で公的な補助を受けられず、全額自己負担。「短時間だけの介助では採算が合わない」と多くの事業所に断られたという。


 知里さんはインターネットで、介護事業などに取り組むNPO法人「ハーモニー」(同市)を見つけた。


 理事長の池谷直士さん(42)も首から下が動かない重度身体障害者。池谷さんも普通高校に進学したかったという思いがあり、「夢を応援したい」と実費での介護士派遣を引き受けた。


 清水さんは、他生徒と同じ学力試験や面接試験を受けて高校に合格した。同校の小関裕二事務長は「特別扱いしないが、教員、生徒とともに協力して支えていく」と話す。


 清水さんは入学式後、「感動した。いままでの学校とはまるで違う世界。大勢の人がいてびっくりした」と興奮気味に語った。


 「自分から声を掛けて友達を作りたいな。勉強もがんばる。英語が好きなので、大学に進み、国際関係の仕事に就きたい」と夢を膨らませている。


 新入生は11~13日、市立青少年の家で学習合宿をする。清水さんももちろん参加する予定だ。


入学式後、級友とともに担任教諭の話を聴く清水ちひろさん=7日、浜松市中区高林1丁目の浜松学院高

朝日新聞 - 2012年04月11日