ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

小室ファミリーのひとり、tohkoさん

2012年04月08日 02時46分07秒 | 障害者の自立
 trf、華原朋美、globeなど1990年代半ばにミリオンヒットを連発した小室哲哉プロデュースの“小室ファミリー”の歌手たち。きょう登場のトーコ(現・tohko)さんもそのひとりだ。透き通るような高音が耳に残っている。今どうしているのか。

 「小室さんの事件が報じられてる間、ずっと心を痛めてました。復帰されたと思ったら、奥さまが倒れてしまって……。でも、奥さまはリハビリに励んでいられるようで、小室さんも精力的に仕事をされてると聞いてます。ホント、よかったです」

  東京駅に近いホテルの喫茶室で会ったtohkoさん、少々困った表情でこう言った。話し声にさえ透明感がある。

 「私にとって小室さんはチャンスを与えてくれた神様みたいな人。今でも小室さんの曲は大好きだし、ワンマンライブでもいろいろカバーさせていただいてます」

  ワンマンライブは2003年から南青山MANDALAで年2回行い、次回は5月19日のバースデーライブだ。

 「デビュー以来、応援してくださってる方がたくさんいらして、毎回、大盛り上がりなんですよ。結果、年々ファンの方たちや人とのつながりを強く感じるようになり、それが作曲にも影響して、4年前に出したCDには『絆』ってタイトルをつけちゃいました」

  8年ぶりとなったそのCD「絆~KIZUNA~」は、TBSの「みのもんたの朝ズバッ!」で障害者アスリート応援ソングとして用いられている。

 「もともと障害者アスリートと伴走者をつなぐ綱の“キズナ”がイメージにありました。大震災後、この言葉が注目され、結婚式などいろんなシチュエーションで流していただいてるみたいです」

 

  東京都出身。6歳のとき、音羽ゆりかご会に。

 「歌の道に進みたくて、中3のときに宝塚を受験したんですけど、2次試験で落っこちちゃったんです。それでも諦めきれず、次のチャンスをずっと探してました」

 

  転機が訪れたのは1996年、青山学院大学文学部教育学科在学中のことだ。

 「たまたま小室さんをご存じの方と知り合い、会わせてくださいってお願いしたら、機会をつくってくださいました」

  しかし、そのまますんなりとはいかず、週6日のボーカルレッスンと、デモテープを送り続けること1年半。ようやくデビューにこぎつけた。

 「講義中に小室さんの事務所から電話が来たときは、その場で叫んじゃおうかってくらいうれしかったですね、ハハハ」

  98年の「BAD LUCK ON LOVE~BLUES ON LIFE~」でデビュー。これまでに11枚のシングル、4枚のアルバムをリリースしている。

 「最初の頃はボイトレ(ボイストレーニング)だけでロスに行かせてもらい、新曲には当然のようにタイアップが付いてました。なんてぜいたくだったんでしょう」

  2000年にはミュージカル「レ・ミゼラブル」に、また08年からは中尾ミエ企画・主演の舞台「ヘルパーズ!~あなたがいる風景~」に4年連続で出演している。

 「最近はパソコンゲームのテーマ曲やアキバ系の曲作りを頼まれることも多く、その分、ライブもかなりバラエティーに富んできました」

  ウソかマコトか、「恋人ナシ。今は歌に夢中」だそうだ。

 (日刊ゲンダイ2012年4月6日掲載)


乗り場示す点字の案内板を設置 岡山市の天満屋バスステーション

2012年04月08日 02時36分54秒 | 障害者の自立
 岡山市北区中山下の天満屋バスステーションの各乗り場に、乗り場番号を示す点字の案内板が設置された。視覚障害者を支援している同市の男性が無償で提供したもので、利用者は「バスに乗るのが楽になった」と喜んでいる。

 案内板は縦6センチ、横5センチのステンレス製。点字で「○番乗り場」と記し、18カ所の乗り場ごとにある行き先や時刻表を表示した標柱に取り付けた。

 岡山市視覚障害者協会は「記憶を頼りに乗り場に向かう人もおり、不安を解消する上で大変役に立つ」と話している。


乗り場番号が記された点字案内板

山陽新聞 - (2012/4/7 15:41)

「プライベートドクター」若き創業者の社会的使命

2012年04月08日 02時34分21秒 | 障害者の自立
 父親のガンという重病から、病人を持つ家庭の苦しみを身にしみて感じていたTa Minh Tuanさん(24歳)は、医療の世界に入り、「プライベートドクター」サービスを生み出した。

■無報酬で働いた仲間

 HELPインターナショナル社の社長を務めるTuanさんによるとベトナムでは、予防医療が進んでいないこともありガン患者が多い。

 治療は枝先の問題を解決するようなもので、根本を解決するわけではない。そこで、「病気を予防するツールをつくり、自分自身の最良の医者にしてもらおう」と考えた。

 事業に着手したのは2009年、経験がなかったため、慎重に歩みを進めた。まずは、リストアップした友人たちに、1日最低1人は会って、自分の事業について話すという目標を決め、時には1日に8~9人に会った。そうして1カ月ほどが過ぎ、医療を専門とする若い友人20人が、協力を引き受けてくれた。

 問題は、彼らに支払う給料を出す金がないこと。だが仲間達は彼を理解し、1年間1日2時間をHELPのために無給であけてくれた。

 20人が1日2時間働けば、勤務時間は計40時間、フルタイムで5人が働く計算だ。これに自分の分を足すと1日の勤務時間は計55時間、「1日55時間無給で働く人がいる。これは、起業するのに大きな財産だった」とTuanさんは言う。

 さらに、初期の困難はすぐに背後に去っていった。2カ月で、事業3年間に投じる140億ドン(約70万ドル)という資金を調達できたのだ。彼は、自分の社会的使命に共感してくれる人々を得ることができた。「ビジネスは利益を出さなければならないが、その効果は金銭だけで計れるものではない」。

■起業家育成、障害者を支援

 最近は週末2日間に、自身が昨年設立した起業家やリーダーを育成するYUP Instituteでも講師をつとめている。人生は短い、だから、貢献できるものがあれば、やるべきだという。「最も重要なのは、自分が感じている使命。どの分野、どの業界で働くにしろ、私の目的は、ベトナム人の生活の質を高めることにある」と彼は言う。

 2010年には障害者支援基金「歩けぬ天使の夢(Giac Mo Doi Chan Thien Than)」も設立した。これは、両足に障害を持つ女性Tran Tra Myさんが書いた本のタイトルから名付けたものだ。

 「起業したときには、人生の先輩方から様々なものを受け取りました。いまそれをお返ししたいのです」とTuanさんは話している。

■プライベートドクターサービス

 HELPのプライベートドクターサービス(www.bacsirieng.com)は、要望に応じ、また定期的に家庭に医師が赴き診療などを行うもの。料金はサービスにより異なる。現在所属している医師は45名、看護師は25名。

HOTNAM! - 12 時間前

社説:脳損傷者ケア 支え合う機運高めたい

2012年04月08日 02時32分45秒 | 障害者の自立
 本県の「県民病」と言われる脳卒中(脳血管疾患)はかつてほどではないが、死亡率はいまだ高水準にある。発症した患者数を見ても、昨年は5千人にも上った。患者にとって後遺症による生活の質の低下は深刻な問題だ。

 こうした中、脳に障害がある「脳損傷者」が暮らしやすい地域社会の在り方を考えようと、「第2回脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会
 秋田大会」が14、15の両日、秋田市で開かれる。大会を機にさまざまな立場の人が協力し、脳損傷者や家族を支えていく地域社会づくりの機運が高まることを期待したい。

 本県では1980年代まで、脳卒中が長らく死亡原因の第1位だった。68年に脳卒中の診療と研究を目的に県立脳血管研究センターが設立されるなど、脳卒中撲滅を目指す取り組みは今も続いている。

 2010年の死者数は1700人余で、人口10万人当たりの死者数(死亡率)は約159人。ピークだった1965年に比べ死者は1600人減り、死亡率で比較しても100人減少した。それでも死亡率は「全国ワースト2」で県民病の現実は変わらない。

 脳卒中は死に至らないまでも要介護になる比率が高い。脳研の調査(2009年)によると、県内の脳卒中患者の4割が要介護、2割が要支援の状態だった。全国的に見ても、脳卒中は要介護になる原因のトップ。寝たきりなど重度の障害が多く、対策が急務である。

 さらに、リハビリである程度の身体機能が回復しても患者の多くは世間の目を気にしたり、家族による介助が困難であることを理由に退院後は自宅に引きこもりがちだという。それでは回復した機能も衰えるばかりだ。身体機能は高齢になるほど回復が遅くなる傾向もあり、高齢化社会の進展とともに状況は深刻の度を増している。

 脳卒中は予防が何より重要なことは言うまでもない。だが一方で患者と家族が気軽に、積極的に外出し、社会参加できる環境づくりの重要性は高まっている。そのためには医療・福祉や行政関係者だけではなく、地域住民の関わりが欠かせない。

 脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会は09年、脳損傷者本人だけでなく家族、医療保健福祉関係者、市民、行政などが抱える多様な悩みや課題に、立場や職種を超えて取り組もうと設立された全国組織。秋田大会では基調講演や学術発表だけでなく、脳卒中や交通事故などによる脳損傷者が復職、復学の体験を語ったり、音楽や音読劇のパフォーマンスを行う。

 この機会に一般県民の脳損傷者に対する理解が深まることを願う。患者が自分の居場所を見いだし、希望と生きがいを持って暮らしていける地域社会の実現へ、多様な県民によるネットワークづくりが進んでほしい。

秋田魁新報 - (2012/04/07 付)

ブータンもっと幸福に 石川から支援

2012年04月08日 02時29分19秒 | 障害者の自立
 社会福祉法人「佛(ぶっ)子(し)園(えん)」(白山市)などが5月、国民総幸福量 (GNH)向上を目指すブータンで、ソバ栽培や温泉を利用した福祉施設整備の支援に乗 り出す。王室ゆかりの「タラヤナ財団」と「パートナーシップに関する覚書」に調印する 計画で、佛子園は「福祉を核に多方面からブータンの幸福向上を支援したい」としている 。
 佛子園は石川県内各地で障害福祉サービス事業所などを展開している。今回の活動はブ ータンの所得向上や障害者、貧困者らの支援が目的。ソバ生産の支援活動には国際協力機 構(JICA)が協力し、製粉技術移転や日本への輸出、販売ルート開拓も後押しする。

 福祉施設として、障害者や高齢者らが温泉でリハビリをする拠点の建設を目指す。小松 市で佛子園が開設した福祉施設「三草二木(さんそうにもく)西(さい)圓寺(えんじ) 」をモデルに温泉の一般開放や加工品販売も行うことで「福祉のまちづくり」を広める。 温泉開発を手掛けるエオネックス(金沢市)の市山勉社長らが協力する。

 このほか、タラヤナ財団が運営する「タラヤナショップ」の商品開発や日本店開設も計 画し、グルーヴィ(金沢市)の下田武夫社長らが参画する。

 佛子園は2010(平成22)年11月の海外研修でブータンを訪れたことがきっかけ で支援活動を企画した。昨年春には元青年海外協力隊員の雄谷(おおや)良成理事長が「 佛子園ブータンプロジェクト」を始動させ、11月に現地事務所を設置した。

 ブータンはヒマラヤの仏教国。昨年11月にジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国 王と結婚したばかりのジェツン・ペマ王妃が初来日し注目を集めた。

 関係者約20人は5月にブータンを訪れ、同4日にブータンの宮殿で覚書に調印する。 雄谷理事長は「支援をするとともに、心の豊かさを求める姿勢を学びたい」としている。

石川のニュース 【4月7日02時32分更新】