米沢工高生ら試作品を発表
米沢市の県立米沢工業高校専攻科の生徒らが28日、車いす利用者が足を置くフットプレートに設置する照明の実用化を目指して作った今年度の試作品を発表した。
試作品は、フットプレートの裏に約10センチ四方の有機EL照明パネルを設置し、座席脇のスイッチで操作する。車いす利用者が、暗い廊下などを移動する際、段差や障害物などを確認するのに役立つ。米沢市と山形大工学部、地元企業の協力を受け、1月から製作した。
同校は2008年度から車いす照明の開発に取り組んでおり、すでに特許も出願されている。専攻科生産技術コースを今月修了した高橋りなさん(20)は、「先輩から引き継いだ取り組みを、今度は後輩に伝える。福祉施設や病院で実証実験を行い、実用化につなげてほしい」と期待していた。
有機ELパネルを使った車いす照明の試作品(米沢工業高で)
(2012年4月1日 読売新聞)
米沢市の県立米沢工業高校専攻科の生徒らが28日、車いす利用者が足を置くフットプレートに設置する照明の実用化を目指して作った今年度の試作品を発表した。
試作品は、フットプレートの裏に約10センチ四方の有機EL照明パネルを設置し、座席脇のスイッチで操作する。車いす利用者が、暗い廊下などを移動する際、段差や障害物などを確認するのに役立つ。米沢市と山形大工学部、地元企業の協力を受け、1月から製作した。
同校は2008年度から車いす照明の開発に取り組んでおり、すでに特許も出願されている。専攻科生産技術コースを今月修了した高橋りなさん(20)は、「先輩から引き継いだ取り組みを、今度は後輩に伝える。福祉施設や病院で実証実験を行い、実用化につなげてほしい」と期待していた。
有機ELパネルを使った車いす照明の試作品(米沢工業高で)
(2012年4月1日 読売新聞)