ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

こうのとり追って:第4部・出生前診断 反響特集/下 障害・病気、どう向き合う

2012年04月19日 02時23分17秒 | 障害者の自立
 ◇分からなかったから産めた 疲弊する医療現場、限界も

� 「出生前診断の連載をするなら、障害者20+件自身や家族の気持ちをもっと取り上げてほしい」。さいたま市緑区の小野水晶(みあき)さん(43)は訴える。小野さんには1歳4カ月のダウン症の長女瑞月(みずき)ちゃんがいる。心疾患があり病院通いが続いたが、先月心臓の手術を終え、来月から保育園に通う予定

 小野さんも、最初から瑞月ちゃんの障害を受け入れられたわけではない。出産後に医師からダウン症と伝えられ、心疾患でNICU(新生児集中治療室)のある別の病院に搬送された時には、驚きとショックで涙にくれた。しかし、障害の有無に関係なく命の誕生を喜ぶ家族や産婦人科のスタッフらに支えられた。特にNICUで初めて瑞月ちゃんに対面した夫(47)が、小野さんに「こんな可愛い子を産んでくれてありがとう」と言ってくれたことが忘れられないという。

 周囲の理解には恵まれたものの、情報がないことが一番つらかった。障害のある子どもを受け入れ可能な保育園などについて一元的に把握している窓口はなく、情報は保護者が自力で探さなくてはいけない。「どう育てればいいか分からないことが、育児を、ひいては障害のある子を産むことを不安にしていると思う。妊娠・出産・育児にまつわるさまざまな問題点を、社会がもっとサポートしてほしい」と訴える。


口蓋裂の長女にミルクを飲ませる東京都の女性会社員と夫。「親としてできることをしてあげたい」=東京都内で2012年4月

毎日新聞 2012年04月18日 東京朝刊

高岡市 組織再編や担当者増員 子どもの発達 サポート強化

2012年04月19日 02時12分34秒 | 障害者の自立
発達障害増加傾向で 現役教諭も起用


 高岡市は本年度、旧心身障害児総合通園センターきずな学園(江尻)を、きずな子ども発達支援センターに改め、新設の発達支援室として仕事を始めた。職員削減が基本方針の中、センターは担当者を九人増やし、小中学校との連携を深めるため、初めて現役教諭も起用。増加傾向にある発達障害へのケアを含め、子どもの発達、育ちに関する支援を強化していく。(飯田克志)


 市は二〇一一年度、医療、福祉、教育の関係者らでつくる研究会を設置し、子どもの発達支援のあり方を検討。療育を必要とする子どもの急増に応じた体制整備、保育園などから学校に子どもの状況を伝える「つなぎ」の不足などの課題が浮き彫りになった。これを受け、市はきずな学園の組織を見直した。


 一九九九年開設の学園は、子どもたちの診察や訓練を行う外来診療と、子どもたちが通ってそれぞれの課題に取り組む通園の二部門を中心に構成。


 組織改編で新たに発達支援室を設け、職員七人を置いた。きずな学園の職員が従来行ってきた保育園や幼稚園などに出向き、発達障害など、園が気にかけている子への接し方などをアドバイスしてきた業務を、地域支援と明確に位置付けて本格的に取り組む。


 これにはセンターだけでなく、各地域で発達障害の子どもを支援する力を高める目的もある。巡回先には新たに小中学校も加えた。就学前の子どもの状況を把握している支援室と教諭が、その子にとって最適な支援を一緒に考える。


 支援室は市内の関係機関との支援ネットワークのコーディネーター役も担う。親だけでなく保育士や教師からの相談にも対応し、人材育成にも取り組む。


 今回、支援室に配属されたことで、県の教諭から福祉施設に配属された県内初の事例になった桂井朋子さん(45)は「みんなで協力して、学校で困っている子どもが楽しく過ごせるようにしたい」と意気込む。


 従来の通園部門も、利用状況を踏まえ再編した。身体障害のある子どものクラスは定員を半数の二十人にする一方、親子で月数回通う児童デイサービスは、利用者が年間百五十人と急増していることを受けて定員を倍増の二十人とした。


 センターや支援室の名称も、親が利用する際にハードルになる「障害」の文字を入れなかった。センターの行枝貴子所長(67)は「子どもの発達の課題は周囲の環境に問題があることもある。子どもたちが健やかに育つよう支援していきたい」と話している。


  発達障害  脳の機能障害によって対人関係や行動面などに困難さをかかえる障害。自閉症や注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)、アスペルガー症候群などがある。


新設された発達支援室で業務に当たる職員ら=高岡市江尻で

中日新聞 - 2012年4月18日

第4回デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送の充実に関する研究会 開催案内

2012年04月19日 01時30分13秒 | 障害者の自立

日時

平成24年4月25日(水)16時00分~18時00分


場所

中央合同庁舎第2号館 10階 総務省第1会議室


議題(予定)
1.報告書案について
2.意見交換
3.その他


傍聴申し込み方法
1.傍聴をご希望の方は、平成24年4月23日(月)17時(厳守)までに、下記事項について
 Eメール又はFAXで、下記担当まで事前に申し込み下さい。
 (1)会議名
 (2)氏名
 (3)職業(お勤めの方は勤務先)
 (4)連絡先(電話番号、FAX番号及びEメールアドレス)
 (5) 傍聴及び冒頭カメラ撮りの別
  注1:車椅子をお使いになられる方はその旨をお書き添えください。 
  注2:介助の方がいらっしゃる場合は、その方のお名前もお書き添え下さい。
2.会場の都合もあり、傍聴希望者多数の場合は抽選により傍聴者を決めさせていただきます
 ので、予めご了承ください(抽選の結果、傍聴できない方には、申し込みいただいた方法
 (Eメール又はFAX)により連絡を差し上げます。なお、傍聴可能な方には、特段通知等は
 いたしません。)
3.当日は、身分証明書をお持ちください。
4.傍聴に当たっては、別記の留意事項をお守りください。お守りいただけない場合は、退室
 していただくことがあります。


別記:傍聴に当たっての留意事項
1.傍聴は、指定された場所でお願いいたします。
2.携帯電話及びPHSについては、必ず電源を切るか、呼び出し音を消してください。
3.静粛に傍聴し、喧噪にわたる行為はしないようお願いいたします。
4.会議中の撮影、録音は特に認められた場合を除き、ご遠慮ください。
5.会議開始5分前までに入室願います。
6.会議中の入退出は、やむを得ない場合を除き、ご遠慮ください。
7.その他、総務省職員の指示に従うようお願いいたします。

総務省 (プレスリリース) -

28日に「わさび警報装置」でイグ・ノーベル賞受賞者が講演 川崎

2012年04月19日 01時25分18秒 | 障害者の自立
 神奈川県立川崎図書館(川崎市川崎区)は28日、ユニークな科学研究などに贈られる「イグ・ノーベル賞」の化学賞を昨年共同受賞した「香りマーケティング協会」の田島幸信理事長(58)を招き、「香りが変える未来社会」をテーマに講演会を開催する。

 田島理事長は、聴覚障害者のためにワサビの香りで火災を知らせる「わさび警報装置」を滋賀医科大の講師らとの共同研究で商品化し、同賞に輝いた。講演会では、警報装置の誕生秘話などが披露されるほか、香り体験も行われる。同館では現在、同賞の日本人受賞者らを紹介するミニ展示が行われている。5月9日まで。

 講演会の定員は50人(先着順)で無料。同館のホームページなどから申し込む。問い合わせは(電)044・233・4537。

MSN産経ニュース - 2012.4.18 20:51

障害者総合支援法、今国会で成立へ

2012年04月19日 01時22分22秒 | 障害者の自立
 難病の人も障害者福祉サービスを利用できるように対象者を拡大した「障害者総合支援法案」などが衆議院厚生労働委員会で、民主、自民、公明の賛成多数で可決し、今国会で成立する見通しとなりました。

 「障害者総合支援法案」は、これまで福祉サービスを受けられなかった難病の人もサービスを受けられるようにし、難病の範囲については今後、政令で定めるとしています。一方、障害者団体が求めていたサービス利用料の原則無料化は見送られました。

 また、障害者が働く施設から優先的に商品を購入するよう国などに求める「障害者優先調達推進法案」も、委員長提案で本会議に提出することを決めました。

 2つの法案は、今国会で成立する見通しとなりましたが、サービス利用料の原則無料化などが見送られたことや、難病の範囲が不明確なことから、一部の障害者団体は反発しています。

TBS News(18日13:24)