ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

節電:要請きょうスタート たん吸引、人工呼吸…在宅患者、不安な夏−−大津 /滋賀

2012年07月03日 02時23分27秒 | 障害者の自立
 2日から始まる関西電力の節電要請期間。医療機器が必要な在宅患者への影響が県内でも懸念されている。大津市訪問看護ステーションの古田恵美子所長(57)は「計画停電に対する患者たちの不安は大きい」と話す。

� 県によると、人工呼吸器やたん吸引器などを使う在宅患者は770人。高齢者・障害者施設で484人いる。在宅患者で外部電源を持たない人の割合は3割強に上るとい

 同ステーションの訪問患者では、たん吸引器の利用者は19人。停電への対策として、6月中に介護する家族らが内蔵バッテリーで使用する練習を済ませた。だが、一部の古い機器の利用者たちは、約4万円する内蔵電源付き吸引器を購入しなければならなかった。

 古田所長は「患者は高齢者が大半で購入費はかなりの負担だが、最悪のケースを考えないと人命にかかわる」と悩ましさを語る。

 また、在宅で酸素療法や人工呼吸を行っている患者も、停電が起きると酸素吸入できない可能性があり、手動の呼吸器や携帯用ボンベを準備して対応。神経難病など体温調節が困難な患者には「酷暑の中でエアコンが使えない場合に備え、氷の用意を訪問時に呼びかけている」という。

毎日新聞 2012年07月02日 地方版

福祉避難所、山積する課題 「命を守ること」そのもの 指定増えても機能しなければ無意味 /岡山

2012年07月03日 02時20分49秒 | 障害者の自立
 東日本大震災の後、災害時に介護が必要な高齢者や障害者20+件を受け入れる「福祉避難所」の重要性が高まっている。背景には、長引く避難生活で高齢者らが持病を悪化させた「震災関連死」の問題化がある。県は5月、災害弱者対策のため福祉避難所の指定を推進するよう市町村に通知したが、専門家は「指定が増えても機能しなければ意味がない。県は支援体制を整えるべきだ」と指摘する。

 厚生労働省は08年に定めたガイドラインで、各市町村が老人福祉施設などを福祉避難所に指定するよう求めた。県によると、県内27市町村中、福祉施設などと協定を結んで福祉避難所に指定したのは7市2町の24カ所(4月1日現在)。内訳は、岡山市1▽井原市8▽総社市1▽高梁市5▽新見市1▽備前市1▽瀬戸内市4▽早島町1▽吉備中央町2で、全体の収容人数は約300人と少ない。

 岡山市は3月、老人ホーム「旭川敬老園」(北区祇園)と協定を結んだ。災害時に介護が必要な高齢者を最低20人は受け入れ、1階ホールにベッドを置いて職員がケアをする。同園は「介護のノウハウを生かしたい。今後は児童院でも受け入れていく」と前向きだ。

毎日新聞 2012年07月02日 地方版

横浜市営地下鉄:全席優先席方式を変更 「ゆずりあいシート」設置

2012年07月03日 01時47分25秒 | 障害者の自立
 全国で唯一、全席を高齢者や障害者2、妊婦らの優先席としている横浜市営地下鉄が、今夏から一部の座席を優先度の高い「ゆずりあいシート」とする。事実上、全席優先席方式からの変更で、賛否双方の声に配慮した苦肉の策だ。市交通局は「全席優先席の理念は残して、譲り合いの精神を呼びかけていきたい」としている。

 横浜市交通局は03年12月から、全ての座席を分け隔て無く優先席とする方式を導入し、電車に「全席優先席」の掲示をしている。しかし、「決まった区画の優先席がないことで、かえって席を譲ってもらえない」との声が高齢者らから定期的に寄せられ、特に昨年の東日本大震災後に電力不足などで運行本数を絞った時は、そうした訴えが相次いだ。

 昨年8月、利用者約600人を対象に全席優先席の賛否について、対面とインターネットでアンケートを実施。継続を支持する声が全体で約6割を占めた一方、見直しを求める意見が対面で約3割、インターネットで約4割に上った。このため全席優先席の理念を継続しながら、一部区画で優先度を高める方針が決まり、今年度予算に約400万円を計上した。

毎日新聞 - 2012年07月02日

車いす無料貸し出し開始 伊勢神宮内宮周辺

2012年07月03日 01時37分58秒 | 障害者の自立
 伊勢市は一日、高齢者や障害者らに安心して観光してもらおうと、伊勢神宮内宮周辺で車いすの無料貸し出しを始めた。


 内宮周辺では、施設内に限って車いすを貸し出すところはあったが「広範囲で移動したい」との声を受けて実施。市が地元のまちづくり団体「伊勢おはらい町会議」に運営を委託する。


 貸出場所は、市営宇治浦田駐車場内の「宇治浦田お休み処」と内宮前バス停横の「お伊勢さん観光案内人案内所」の二カ所。お休み処に六台、案内所に二台置いた。貸し出しの条件は介助者がいること。希望者には雨や暑さ対策として傘や防水の膝掛けなども貸す。


 受付時間は、お休み処が午前九時半~午後三時半、案内所が午前十時~午後二時。返却は、案内所が午後三時まで、お休み処に加え、おはらい町通りの「真珠のSAKURA」「白鷹三宅商店」が午後四時半まで。


 おはらい町会議の前田世利子会長(52)は「利用者の意見を聞きながら改良していきたい。市民も気軽に利用して」と話している。問い合わせは、宇治浦田お休み処(午前九~午後五時)=電080(4218)2862=へ。


伊勢神宮内宮周辺で貸し出しが始まった車いす=伊勢市の宇治浦田お休み処で

中日新聞 - 2012年7月2日

ふれあい広場に6000人/障害者の就労支援

2012年07月03日 01時35分21秒 | 障害者の自立
 釧路市ふれあい広場2012(実行委員会主催)が1日、市観光国際交流センターで開かれ、約6000人(主催者発表)が多彩なステージイベントなどを通し、福祉の輪を広げた。障害の有無にかかわらず、地域の中で支え合って生きるという「ノーマライゼーション」の理念を掲げ、毎年開かれている。今年は6月30日の前夜祭から始まった。最終日となる1日は、釧路管内の福祉関係者や障害者の就労支援事業所など50団体が参加。カラオケや吹奏楽、車椅子ダンスなどを発表する演芸の広場、手話や点字、音訳が体験できる遊学の広場、文化作品展やパネル展などのアピールの広場に分かれ、各会場は大勢の人でにぎわった。

釧路新聞 - 2012年07月02日