ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

普及狙い、盲導犬との旅を収録 22日、文化の森で上映

2012年07月14日 02時01分08秒 | 障害者の自立
 徳島の盲導犬を育てる会は、視覚障害者が盲導犬とともに徳島-東京間を旅する様子を収めた動画を製作した。県民に盲導犬への理解を深めてもらい、普及につなげるのが狙い。22日に徳島市の文化の森21世紀館で上映する。

 障害者補助犬法施行10周年を記念した衆院第1議員会館でのシンポジウムに参加するため、5月に5人が1泊2日の日程で東京に出掛けた。飛行機、モノレール、JR、地下鉄、新幹線、高速バスを利用。車内はもちろん、飲食店でも他の客に敬遠されることはなく、盲導犬が広く受け入れられている様子が分かる。

 駅員が目的の駅まで付き添い、乗り換えや改札を手伝うなど、心優しい介助が印象的。一行は大きなトラブルに見舞われることなく、徳島に帰ってきた。

 視覚障害者が盲導犬の排せつ物を処理したり、抜け毛を掃除したりする場面もあり、盲導犬との日々の暮らしを垣間見ることができる。収録時間は45分。

 22日は動画の上映のほか、「徳島の盲導犬について考える~関係者及び盲導犬ユーザーに聞く」をテーマにシンポジウムがある。午後1時半から午後4時まで。入場無料。
 

【写真説明】盲導犬とともに地下鉄に乗る県内の視覚障害者=東京都内(徳島の盲導犬を育てる会提供)

2012/07/13 15:59 【徳島新聞】

障害の体験通じてバリアフリー学ぶ 茨城大で

2012年07月14日 01時53分59秒 | 障害者の自立

 水戸市の茨城大で、車いすなどで段差のないノンステップバスに試乗する「バリアフリー教室」が行われた。自らも車いすで生活する有賀絵理客員研究員の講義の一環で、国交省茨城運輸支局などが協力した。


 茨城交通(本社・水戸市)の運転手や学生など約四十人が参加し、同社のバス二台を使った。手足に重りをつけゴーグルやヘッドホンで目や耳をふさいだり、車いすでスロープを上ったりするなど高齢者や障害者と同じ条件で乗降した。体験した教育学部一年の星野莉穂さん(18)は「思ったよりスロープが高く乗るのが難しかった」と感想を述べた。


 茨城運輸支局によると、ノンステップバスは県内で百二十三台運行し、導入率は12%。全国平均27%、関東46%に比べて遅れている。国は二〇二〇年度末までに70%の導入を目指しているが、茨城交通の任田正史社長は「通常のバスより数百万円コストがかかるが、県の補助は十分ではない」と指摘した。


手足に重りをつけ、バスの乗降を体験する学生=水戸市の茨城大で

2012年7月13日

福祉事業の一助に

2012年07月14日 01時49分29秒 | 障害者の自立
 市内浜竹在住の清水道子さんが、このほど市の障害者福祉と高齢者福祉に対する支援として物品を寄付した。

 今回寄贈した物品は、軽自動車とスクーターそれぞれ2台ずつ。これらは障害福祉課、障害者の就労支援事業「サザンポ」、高齢福祉介護課で障害者や高齢者のケースワーク業務などの一助として使用される。

 茅ヶ崎市役所で行われた寄贈式では、服部信明市長から清水さんに感謝状が送られた。

 清水さんは「会社の方ではやらせて頂いていますが昨年11月にお話を頂き、個人的には初めて寄付をさせて頂くことになりました。分からないことだらけでしたが、茅ヶ崎市の福祉事業のお役に立てたことが幸せです」と話した。

 また服部市長も「貴重な車両を複数台頂けたことは大変ありがたいことです。市の福祉の原動力になることは心強い。福祉の向上に生かしていきたい」と感謝していた。


軽自動車などが贈られた

タウンニュース -2012年7月13日号

発達障害児の親支援を学ぶ/16日、春日部

2012年07月14日 01時46分37秒 | 障害者の自立
 発達障害の子どもを持つ親による同じ立場の親支援「ペアレントメンター」の研修会が16日、春日部市粕壁東2丁目の春日部市民文化会館で開かれる。


 「ペアレントメンター」は、県とさいたま市が発達障害者の家族支援策として、養成事業をすすめている。子どもが診断を受けたばかりや、育児で悩みを持つ親に、発達障害児の親が、同じ立場で共感しながら情報提供などして支援していく。


 今回の研修会では、元厚生労働省の発達障害対策専門官で、長野県の発達障害者支援員の日詰正文氏が障害の基礎知識や、メンターの役割について解説する。


 研修会は午後1時半開始。入場無料。申し込みは15日までに県自閉症協会(090・6144・2793)。

朝日新聞 - 2012年07月13日


ロンドン五輪出場の義足のランナー「被災者の光に」 両足のない世界一速い男

2012年07月14日 01時40分16秒 | 障害者の自立
 先天的にすねの骨がない身体障害を抱え、生後11カ月で両足の膝から下の部分を切断した義足のランナーが27日開幕のロンドン五輪に出場する。陸上競技男子400メートルと1600メートルリレーの南アフリカ代表に選ばれたオスカー・ピストリウス(25)。「ブレードランナー」の愛称の由来となったカーボン製の義足がルール違反に当たると判定される逆境を乗り越え、夢舞台の切符を手にしたピストリウスが産経新聞社の取材に応じ、「(私の走りが)苦しんでいる人たちの希望の光になれれば…」と東日本大震災の被災者にエールを送った。

 ピストリウスは1986年11月、南アフリカのヨハネスブルク近郊にあるサントンで3人兄妹の次男として生まれた。障害にもかからわず、水泳やラグビーなどに親しむ活発な子供だったという。陸上競技に目覚めたのは2003年。ラクビーで膝を故障し、リハビリにランニングを取り入れたのがきっかけだった。

 それからわずか1年後、身体障害者を対象としたアテネでのパラリンピック出場を果たすと、200メートルで金メダル。08年の北京では100メートル、200メートル、400メートルで勝ち、「両足のない世界で最も速い男」と呼ばれるようになった。

 「そもそも、母親が私に強い影響を与えた。彼女は『あなたの夢に向かって生きなさい』との教えを私の心に染み込ませた」とピストリウスは言う。それが、本来は健常者のスポーツの祭典である五輪で走りたいとの思いにつながる。

 当初は北京五輪での出場を目指したが、義足が推進力を生み出しているとして国際陸上競技連盟が不認可。それでもあきらめず、スポーツ仲裁裁判所の裁定を経て出場が可能となったが、このときは参加標準記録を突破できずに涙をのんだ。

 それから4年。南アフリカの首都プレトリアの大学で経営学やスポーツ科学を学びながら、たゆまぬ努力を続けて参加A標準(45秒30)を突破するまで記録を伸ばしたピストリウスは「私は成功するための強い意志を持っている。ハードワークなしには何も成し遂げられないと信じているし、素晴らしいアスリートになれるよう日々、努力している。すべてのことにベストを尽くすよう心がけているんだ」と向上心を持つことの大切さを強調した。

 スポーツ用品メーカー大手のナイキやブリティッシュ・テレコムがスポンサー企業となるなど世界中から注目を集めるようになった今、ピストリウスは慈善活動に積極的に取り組み始めている。内戦などにより世界各地に埋められた地雷を誤って踏むなどして障害を持つようになった被害者を支援する。「スポーツを通じ、苦しんでいる人たちを鼓舞したり応援したりできればと思っている」というピストリウスは昨年の東日本大震災の被災者に対しても「地震の影響を受けたすべての人たちに、心よりのお見舞いを申し上げたい。今夏のオリンピックとパラリンピックが暗闇の真っただ中にいる人たちにいくらかの光を与えることになればと願っている」とメッセージを送った。

 「私のモットーは『障害によって何かができないのではない。持っている能力によってできることがたくさんある』。私は生まれつきこういう体だが、今夏のパラリンピックでは、多くの身体障害者が彼らが持っている能力を発揮し、素晴らしい目標を達成するのを見ることができるだろう」


義足選手初の五輪出場が決まった南アフリカのオスカー・ピストリウス選手。ツイッターで「僕をアスリートにしてくれたみんなに感謝するよ!」とのつぶやきを披露した=6月9日(ロイター)

MSN産経ニュース - 2012.7.13 13:13