歩行者に自転車の接近を知らせるため、明石清水高校3年の藤原丸君(17)=兵庫県明石市二見町東二見=が昨年発明した発音装置がこのほど、「サイクるん」という名前で商品化された。今後、視覚障害者20+ 件団体の日本盲人会連合(東京都)とも連携し、普及を呼び掛けるとい
「サイクるん」は、藤原君の家族が所属するNPO法人兵庫県発明振興会(山田弘理事長)が商品化。長さ約7センチ、直径約1・5センチのプラスチック製の筒に、真ちゅうの重りが入っている。
車輪に取りつけ、回転すると重りが上下し「カチャカチャ」と音が鳴る。時速13キロ以上では遠心力で鳴らないが、人に近づき速度を落とすと鳴るよう工夫も凝らされている。
視覚障害者20+ 件が屋外を歩く際に危険を減らせるとして、同連合が会員用のパンフレットに掲載。6月に東京都で開かれたイベントでもPRの機会を得ており、藤原君は「広く使ってもらい、事故が減ったらうれしい」と話している。
2個入り千円で販売する予定。同協会TEL078・941・0035

自転車の接近を知らせる「サイクるん」を商品化した藤原君(左)と山田理事長=二見町東二見
神戸新聞 - (2012/07/05 09:15)
「サイクるん」は、藤原君の家族が所属するNPO法人兵庫県発明振興会(山田弘理事長)が商品化。長さ約7センチ、直径約1・5センチのプラスチック製の筒に、真ちゅうの重りが入っている。
車輪に取りつけ、回転すると重りが上下し「カチャカチャ」と音が鳴る。時速13キロ以上では遠心力で鳴らないが、人に近づき速度を落とすと鳴るよう工夫も凝らされている。
視覚障害者20+ 件が屋外を歩く際に危険を減らせるとして、同連合が会員用のパンフレットに掲載。6月に東京都で開かれたイベントでもPRの機会を得ており、藤原君は「広く使ってもらい、事故が減ったらうれしい」と話している。
2個入り千円で販売する予定。同協会TEL078・941・0035

自転車の接近を知らせる「サイクるん」を商品化した藤原君(左)と山田理事長=二見町東二見
神戸新聞 - (2012/07/05 09:15)