高齢者や障害者が安心して暮らせる地域社会のあり方を探るフォーラム「新しい住まい方、家族のかたちを考える」(社会福祉法人わたぼうしの会主催)が12日午後1時、奈良市東寺林町のならまちセンターで開かれる。
わたぼうしの会スタッフや障害者、その保護者らでつくる「有縁のすみか建設委員会」が企画した。同委員会は障害のある人たちが地域に根差して暮らす福祉ホーム新設を目指している。
フォーラムでは、ホスピス運営などに関わる鹿児島市の医師、堂園晴彦さんが「命に寄り添う医療から、支えあいの住まいづくりへ」と題して講演。NPO関係者らを交えて議論を深める。
参加費1000円。定員300人。たんぽぽ生活支援センター内の有縁のすみか建設委(0742・40・1030)。
毎日新聞 2014年10月09日 地方版