三菱商事は16日、2020年夏季パラリンピックの東京開催に向けた障害者スポーツの応援プロジェクト「DREAM AS ONE.(ドリーム アズ ワン)〜ともに一つになり、夢に向かって」を始めると発表した。
戦後の財閥解体後、新たに発足した同社の60周年記念事業。東京・有明で18日にあるランニングイベントの協賛を皮切りに、11月からは障害児向けのスポーツ教室やサッカースクール、ボランティア養成講座などを開催し、障害者スポーツの認知度拡大や競技者支援拡充を目指す。
日本脳性麻痺(まひ)7人制サッカー協会などの障害者スポーツ団体や、企業の協力で事業を進める。活動のアンバサダーを務める04年アテネ・パラリンピックの男子マラソン(視覚障害)金メダリストの高橋勇市さん(49)は「まずは(障害者スポーツを)多くの人に知ってもらうことが重要。そのきっかけになればうれしい」と話した。
毎日新聞 2014年10月16日 20時58分