ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者スポ大会1年前で手話教室

2014年10月27日 01時35分37秒 | 障害者の自立

紀の国わかやま大会(第15回全国障害者スポーツ大会、来年10月24~26日)の開催1年前イベントとして23日、和歌山市立直川小学校(高善昭校長)で手話を学ぶ教室が開かれ、4年生30人が聴覚障害について学んだ他、国体のイメージソング「明日へと」の手話バージョンに挑戦した。

生まれつき聴覚に障害のある県聴覚障害者協会の櫻井貴浩さんが講師。児童は「聴覚障害者は目で見て、状況を判断して生活している」「筆談と手話は確実に伝わるコミュニケーション手段」などの説明を受け、聴覚障害への理解を深めた。

その後、手話通訳を務めた県障害福祉課の佐藤真理子さんから「明日へと」に登場する歌詞の単語の手話を学び、音楽に合わせて覚えたての手話で「明日へと」を披露した。大浦侑季さん(10)は「すぐには難しいけれど、少しずつ手話を覚えていきたいと思いました」と話していた。

1年前イベントは、県が来年の開催に迫ったわかやま大会をPRしようと主催。23~25日の3日間連続で開かれ、24日はスーパーセンターオークワパームシティ和歌山店、25日には和歌山信愛女子短期大学でイベントが行われた。

手話で「明日へと」を披露する児童たち

14年10月25日 17時56分     わかやま新報オンラインニュース

障害者の働く力生かす ハローワーク大阪西

2014年10月27日 01時31分18秒 | 障害者の自立

 障害者の働く力を生かすため、就労に向けた準備の相談から企業による面接まで一体的に行う催しが、大阪市港区南市岡1丁目のハローワーク大阪西が管内(大阪市西部地域)で連携の輪を広げている。3年目を迎え、共催する区役所は行政区の枠を超えて4区に拡大。企業が障害者の力を身近に感じられる仕掛けも充実させ、関係者は「皆が元気になるイベントにしたい」と意気込みを見せている。

 催しは「障がい者ディーセントワーク(働きがいのある仕事)面接会×就労支援施設による相談会」と名付けて実施。ハローワーク大阪西などが2012年度に始めた。

 面接会では、企業側が面接したい求職者を逆指名できる仕組みを導入してより円滑な「出会い」を創出。面接にまで至らない状況の障害者には、就労支援施設による相談会も開いてきた。働くための「入り口」から「出口」まで整えた形だ。

■障害者の実演

 趣旨に賛同する関係者の輪は広がり、広報の役割などを担う区役所は、当初は港区の1区だったのが、西、大正、浪速の4区になった。今回加わった浪速区役所担当者は「イベントについて障害のある方に声掛けしながら伝え、役に立てれば」と話していた。

 今回は企業がより障害者の力を感じられるよう、就労支援施設利用者らの実演を実施。自転車整備や焼き芋の販売を予定するNPO法人「街かど福祉」(大阪市浪速区)の豊田みどり代表理事は「障害者施設でもこんなことができるのを見てほしい」と意欲を示す。

 ハローワーク大阪西・統括職業指導官の玉野裕子さんは「働くことに最も近い障害者と企業が出会う場になれば」と思いを込めている。

■貴重な場に

 催しを開くまでの過程で関係機関がお互いの業務について理解を深め合えるのも特徴だ。

 21日に開かれた実行委員会会議では、各機関の関係者らが集まって段取りを確認。ハローワークや区役所、支援機関がそれぞれの専門分野の説明をし、疑問点をぶつけ合いながらお互いの業務内容について理解を深め合っていた。

 港区役所担当者は「普段やりとりしない方と情報交換できる貴重な場」と位置付ける。

 催しでは港区のマスコットキャラクターも登場させて“お祭り”要素も盛り込む。玉野さんは「障害者が生き生きと暮らせる地域づくりをやりきっていけば地元も元気になる点を伝えていきたい」と力を込める。

 【催し】大阪市港区の港区民センターで11月10日午前10時~午後4時。面接会は午後1時から。問い合わせは電話06(6582)5271、ハローワーク大阪西・専門援助部門。

2014年10月26日      大阪日日新聞


障害者空手、全国10連覇 豊後高田市職員・栗本さん [大分県]

2014年10月27日 01時27分03秒 | 障害者の自立

 豊後高田市職員の栗本紗弥さん(25)=同市草地=が第10回全日本障害者空手道競技大会(4日、東京武道館)の組手競技女子・聴覚障害部門で優勝して10連覇を達成し、24日、永松博文市長に報告した。栗本さんは「10連覇できたのは周りの人たちの理解や応援があったおかげ。感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを語った。

 栗本さんは先天性難聴だが努力して、相手の口元を見て言葉を理解し、自らも話せるようになり、高田中学校、高田高校、日本文理大学に進学した。

 草地小学校2年生の時、地元の県空手道連盟「高田グリーンクラブ」に入って空手を始め、持ち前の負けん気の強さでメキメキと上達。2009年9月には台湾であった聴覚障害者の五輪「夏季デフリンピック台北」の空手道女子(50~68キロ)で金メダルを獲得。同年10月には市民栄誉賞も受賞した。10連覇した大会は高校1年生の時に初優勝し、今年も得意の上段突きが決まり優勝した。

 永松市長から「10連覇は努力のたまもの。市民の誇りです。これからも仕事と空手を両立して頑張ってほしい」と激励を受けた栗本さんは「後輩たちに指導しながら自分自身も精進して、一つ一つ勝利を積み重ねていきたい」と決意を新たにしていた。

永松博文市長(左)に10連覇を報告する豊後高田市職員の栗本紗弥さん(中央)。右は高田グリーンクラブの岡村哲生相談役

=2014/10/26付 西日本新聞朝刊=


入所者の居室施錠 「不適切な処遇」 県、改善求め指導 /高知

2014年10月27日 01時24分04秒 | 障害者の自立

 ◇「加害の恐れやむを得ず」

  県内や愛媛県で知的障害者施設など13施設を運営する社会福祉法人「来島(くるしま)会」(本部・愛媛県今治市、越智一博理事長)が、知的障害者更生施設「南海学園」(南国市大そね)で職員が入所者に不適切な処遇をしたなどとして県から改善を求める行政指導を受けていたことが24日分かった。

 県によると、今年3月に「入所者が身体拘束を受けている」との匿名の通報が県にあった。これを受けて県は4月中旬、立ち入り検査を2回実施。別の入所者から加害される恐れがあった一部の入所者の居室を夜間に施錠していたことや、拘束方法や理由などの記録が一部で残っていなかったことを確認したため、9月12日に同会に文書で行政指導した。

 越智理事長は「南海学園は重度の障がいを抱えた利用者が大半でやむを得ずの判断だった。職員は利用者を守ろうと懸命に働いた」とした上で「学園内に『身体拘束ゼロ推進委員会』を作り、ゼロベースで対応を検討している」と語った。

 障害者総合支援法は、障害者の身体拘束は(1)生命の危険が著しい(2)代替方法がない(3)一時的−−の3要件を課して原則禁止しており、やむを得ず身体を拘束する場合でも、その方法や理由を記録しておくことを定めている。

毎日新聞 2014年10月25日 地方版


宮崎市:重度障害者介護金、誤支給 対象外に約65万円 /宮崎

2014年10月27日 01時21分26秒 | 障害者の自立

 宮崎市は24日、重度障害者の介護者に慰労目的で支給する重度障害者介護金について、支給対象でない9人に計64万7500円を誤支給していたと発表した。9人には謝罪して今後返金を求め、他に誤支給がないか、過去5年分を調査する。

  介護金は、同一世帯で重度障害者を在宅介護する人に向け、月2500〜5000円を年2回に分けて支給する市の制度。誤支給は2008年5月〜14年9月にあり、介護者自身に介護が必要となるなど支給要件外になった9人に、1万7500〜15万5000円を支給していた。

 市障がい福祉課によると、支給日に向け提出書類を調べていた職員が気づいた。その後、今年3月時点の受給者と、その後に申請した人を調べ確認した。今後は届け出の際、介護を担う人の状況を確認する項目を設け、適否を確認するシステムを構築する方針。

毎日新聞 2014年10月25日 地方版