ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者が「こさえたん」 製品ロゴ・愛称決定

2014年10月19日 00時50分53秒 | 障害者の自立

  府内の福祉施設で働く障害者が作る製品の価値などを高めようと、府が募集していたロゴマーク=イラスト=と愛称が決まり、府庁で17日に表彰式が行われた。府内の障害者が得ている賃金は、月額平均1万345円と全国最低で、府はロゴマークと愛称をシールなどで活用して製品をブランド化し、賃金アップにつなげたい考え。

 ロゴマークは、全国から応募のあった197点から、吹田市の角野靖子さんの作品が選ばれた。幸せを象徴する四つ葉のクローバーの縁を、青い鳥が縫い上げるデザインで、角野さんは「縫い終わりの糸に愛を込めた」と話している。愛称は157点の中から、大阪市の大門俊保さん(58)の「こさえたん Cosaetan」に決まった。大阪弁でものを作る「こさえる」などから着想したという。

 表彰式で松井知事は「温かく心に響く作品。障害者の製品が多くの人に愛され、買ってもらえるよう、バックアップしたい」と述べた。

 

2014年10月18日    読売新聞

「障害者と非障害者が一つになる統合社会を」 アジアパラ大会フォーラム開催

2014年10月19日 00時46分57秒 | 障害者の自立

2014仁川(インチョン)アジアパラ競技大会の開幕を翌日に控えた17日、「2014統合社会に向けたスポーツフォーラム」が、仁川松島(ソンド)にあるポスコE&Cタワーで行われた。

羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)国際パラリンピック委員会(IPC)執行委員(51、与党セヌリ党議員)が委員長を務める「統合社会に向けたスポーツフォーラム組織委員会(ISSOC)」と「国連スポーツ開発平和事務局(UNODP)」が共催し、大韓障害者体育会が主管した同日のフォーラムには、視覚障害を持つ水泳選手で、パラリンピックで金メダルを9個も獲得した英国のクリス・ホームズ(43)上院議員が基調演説を行った。ホームズ議員は2012年、ロンドンオリンピックとパラリンピック組織委員会の統合局長を務めたが、ロンドン大会が過去最高という評価を受ける上で貢献したことが認められ、昨年上院議員に任命された。パネルとして出席したデイビッド・レガ氏はスウェーデン・ヨーテボリ市の副市長で、1996年のアトランタパラリンピックで「黄年代(ファン・ヨンデ)賞」を受賞した。同日の行事には、フィリップ・クレイヴンIPC委員長や各国のパラリンピック委員会(NPCs)代表など国際機関の関係者、スポーツ界・政府の関係者など約200人が出席した。羅執行委員は、「障害者と非障害者が一つになり、国際社会が障害者と共に歩んでいくための取り組みだ」と述べた。

OCTOBER 18, 2014 03:45    東亜日報


障害者と共生「あいサポート」 富士見市・三芳町、鳥取と連携協定 埼玉

2014年10月19日 00時43分09秒 | 障害者の自立

 障害の多様な特性を理解し、障害者とともに生きる社会を目指す「あいサポート運動」。平成21年に鳥取県で創始され、島根、奈良、長野、広島各県に広がる中、県内でも初めて富士見市と三芳町が連携して取り組みを始め、同町文化会館で16日、キックオフセレモニーが行われた。

 この運動は障害者が暮らしやすい地域社会をつくるため、困っている障害者にちょっとした手助けをする「あいサポーター」を広めるのが狙い。地域や学校などで「あいサポーター研修」を開催、受講者にあいサポートバッジを提供し、研修に取り組む企業などは「あいサポート企業・団体」として認定する。

 セレモニーでは鳥取県の平井伸治知事と星野信吾市長、林伊佐雄町長があいサポート運動連携協定に調印。平井知事は講演で「皆さんと新しい絆ができたことに感謝したい。一緒に理想のあいサポート運動を築こう」とアピールした。

 星野市長と林町長は昨年12月、平井知事の講演に感銘を受け、両市町が手話通訳者派遣事業を共同開催している関係から、あいサポート運動も一緒に取り組むことを決定。鳥取県から助言や講師派遣などの協力を得ながら、3月に福祉関係者らを対象に初の研修を開催。7月に両市町など5団体が関東地方で初めてあいサポート企業・団体の認定を受け、両市町は職員らを対象に研修を行ってきた。

 星野市長はセレモニーで「今日が始まり。障害者が安心して安全に生活できる環境づくりに取り組む」と決意を表明。林町長は「障害は個人の個性。障害の有無にかかわらず、誰もが自分らしく生きていける社会を目指したい」と訴えた。

 両市町は今後も連携して研修を開き、住民に運動を広めるほか、来年度は企業にも本格的研修などへの参加を呼びかける方針だ。

2014.10.18 07:09       産経ニュース


アートソープ:佐久市10周年、ロゴ入り 障害者雇用の会社、製作 /長野

2014年10月19日 00時39分59秒 | 障害者の自立

 障害者雇用に取り組む佐久市鳴瀬のせっけん製造会社「ねば塾」(木村繁則社長)が、市町村合併による新佐久市誕生10周年記念のロゴマークが入った「アートソープ」を製作した。製作を依頼した市観光協会は19日、同市などで開かれるクラシックカーレースの参加者に記念品として配る。

 ねば塾は従業員46人のうち約半数が障害者。障害者の個性を生かした質の高い製品づくりを目指してきた。化粧せっけんのほか、記念品用に透明せっけんを加工したオリジナルデザインのアートソープも手掛けている。

 今回は観光協会が2個入り1セットの製品200セットを約20万円で注文し、ねば塾では約1カ月半かけて製作したという。

 木村社長は「アートソープの製作には難しい工程があり、障害者らが経験を重ねながら作ってきた。ねば塾のアートソープを広く知ってもらい、ソープのかおりを楽しんでほしい」と話している。

 クラシックカーレース「ラ・フェスタ・ミッレミリア」は、参加110台が関東甲信越の1300キロを4日間で走る。歌手で俳優の堺正章さんや近藤真彦さんらが参加。佐久市上平尾のスキー場「南パラダ」を19日午前8〜9時に通過する予定。

毎日新聞 2014年10月18日 地方版


あすなろ福祉会の浅居さん、ドキュメンタリー映画に

2014年10月19日 00時33分42秒 | 障害者の自立

 豊郷町で半世紀にわたり知的・精神障害者雇用に尽くしてきたあすなろ福祉会理事長、浅居茂さん(78)の歩みを紹介するドキュメンタリー映画「共に生きる。」ができた。浅居さんの語りをメーンにした一時間十二分の作品。戸田博監督(63)=京都市中京区=は英語とフランス語の字幕を付け、海外の映画祭への出品を目指す。

 冒頭は、障害者雇用に関心を持った四十九年前の述懐から始まる。

 一九六五年、経営していたトランジスタラジオケースの製造工場に、三、四十代の男性二人が所在なさげに作業を見に来るようになった。浅居さんが「仕事はどうしたの」と問うと、「なんで?」。二人は近所の知的障害者だった。「障害があると、仕事をしないまま老いるのだろうか」と疑問を感じた。町役場に聞くと、学校を卒業しても仕事がないことを知った。

 その翌年、工場で知的障害者の雇用を始めた。七五年からは精神障害者の受け入れも始め、十年後には従業員の76%に当たる三十二人を障害者が占めた。

 「景気が悪くなっても安定して働ける場にしたい」。八八年、工場を閉鎖すると同時にあすなろ福祉会を設立。請け負っていた自動車部品の組み立て加工を障害者に任せる授産施設をつくった。今は知的・精神障害者計百三人がベルトコンベヤー脇に並ぶ。

 健常者と同じように八時間、できるだけ立って作業する。職員は、障害の程度に合わせた工程を見つけ、時間がかかれば待ち、失敗すれば成功するまで続けさせる。怠惰や逃げには怒る。厳しすぎると批判されたこともあったが、映画で浅居さんは言う。「わしはこの子らの親の気持ち。そやから、ど真剣に怒れる」

 先月十三日に町内であった完成試写会。映画は夏祭りや施設での様子などが、浅居さんの淡々とした語り口調とともに進む。終えると、訪れた住民ら四百人から拍手が送られた。

 京都府宇治市の精神科病院で看護師も務める戸田監督は「浅居さんの誰にでも平等に接する姿に引かれた。福祉の手本となる作品ができた」と胸を張る。

 障害者雇用が根付くには道半ば。浅居さんは「真面目で優しい障害者と接するうちに、人間誰しも当たり前の生活ができればと精いっぱいやってきた」と振り返る。映画のDVDは福祉関係者には無償配布する。(問)あすなろ福祉会=0749(35)4677

半世紀にわたって障害者と真剣に向き合ってきた浅居茂さん(手前)。夜の見回りは安心感のあるパジャマ姿で=豊郷町で

2014年10月18日     中日新聞