ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

佐賀コロニー職員、知的障害の入所者膝蹴り

2015年01月22日 01時48分11秒 | 障害者の自立

 佐賀県は20日、知的障害者らが入所する県立障害者支援施設「佐賀コロニー」(河原祐一郎所長)で、20代男性職員が、知的障害の40代男性入所者を膝で蹴る虐待が起きたと発表した。男性は右あばら骨にひびが入る全治6週間のけがを負った。県はこの職員による同様の事例が他にもなかったか調査し、処分する。

 県によると、職員は9日午前8時40分ごろ、男性がラジオ体操に参加しなかったことに腹を立て、男性の部屋で後ろから右膝で背中を蹴った。同日午後1時半ごろ、男性が痛みを訴えたが、別の職員が外傷がないため一時的な腹痛と判断。4時間後に再び痛みを訴え、看護士に蹴った職員名を上げ、「蹴られた」「痛い」と伝えたという。

 施設の調査で、本人は当初、暴力を否定した。その後、別の職員から「本人が蹴ったと言っていた」との証言を得た。19日に上司が事実関係の説明を書面で求めたところ、「感情的になり、蹴ったことを深く反省しています」と認めた。

 施設側は男性の家族に謝罪した。家族は被害届は出さない意向という。職員は現在、清掃などの管理業務にあたっている。県庁で会見を開いた河原所長は「全職員に再教育を実施し、利用者との対話を進めていく」と陳謝した。施設は113人が入所しており、近く利用者の家族向けに説明会を開く。

2015年01月21日    佐賀新聞


障害者蹴られ骨にひび 佐賀コロニーで職員虐待 [佐賀県]

2015年01月22日 01時44分51秒 | 障害者の自立

 県は20日、県立障害者支援施設「佐賀コロニー」(佐賀市大和町)の20代男性職員が、知的障害のある40代男性入所者を膝蹴りし、右のあばら骨にひびが入る全治6週間のけがを負わせる虐待があったと発表した。

 県によると、職員は9日朝、施設の寮内で日課のラジオ体操をしなかった男性に対し、腹いせに男性の部屋で後ろから1回膝蹴りしたという。同日午後、他の職員が、男性が痛みを訴え、職員に蹴られた趣旨の話をしたことで発覚した。

 施設側は9日と13日に職員に事情を聴いたが、行為を否定。19日に職員に提出させた申立書に「(入所者の)行動にいらいらし、背中を蹴った」と記し、ようやく認めたという。県はこの職員による他の虐待の有無を調査した上で処分する。

 職員は「感情的になり、蹴ったことを深く反省している」と話しているといい、職員と副所長が19日に家族に謝罪。被害男性は現在も施設を利用している。山口祥義知事は「県民の信頼を損なうことになり、深くおわびします。事実関係を詳細に調査し、厳正に対処したい」とコメントした。

=2015/01/21付 西日本新聞朝刊=


知的障害者も企業の戦力に

2015年01月22日 01時35分28秒 | 障害者の自立

 西彼長与・時津両地区で知的障害者の社会参加、就労支援を図る「地域をつなぐ推進会議」が17日、長与町吉無田郷の長与南交流センターで開かれ、福祉関係者や地元の企業関係者ら約70人が現状と課題に理解を深めた。

 県手をつなぐ育成会(甲田裕会長)主催。日本マクドナルドのフランチャイズ企業として、長崎市内を中心に12店舗を経営するエス・ケイ・フーズの中村こずえ取締役が講演。知的障害者を積極雇用するようになったきっかけや、どんなことに気を付けているかなどを紹介。「ゆっくり教えればしっかり覚えてくれて今後40年間の戦力になる。仕事ぶりの誠実さに感動させられることもある」と指摘した。

 また、地元企業のTSUTAYA遊ING時津店で働く町田崇紘さん(19)、岩崎食品で働く平野真哉さん(33)を交えたパネルディスカッションもあり、2人が仕事で心掛けていること、大変なことなどを発表した。

自らの経営体験から、講演で障害者雇用を促した中村さん=長与南交流センター

2015年1月21日     長崎新聞


福岡三越に「まごころ製品」一堂に-障害者と職人がコラボ

2015年01月22日 01時29分17秒 | 障害者の自立

 福岡三越(福岡市中央区天神2)で1月21日、企業と職人、障害者施設が共同で手掛けた製品などを集めたイベント「第2回福岡県まごころ製品大規模販売会」が始まった。

 「まごころ製品」と称して県内の障害者施設で作られる製品やサービスの販売拡大を目的に開催するもの。2回目を迎える今回は、障害者施設で制作された伝統工芸品や雑貨、食品など約900アイテム、約5万点が並ぶ。

 プロの料理人と障害者が手掛けた料理を提供するフードコートのほか、1月24日・25日には料理人らで構成する博多食文化の会による料理を提供するイベントも予定する。

 営業時間は10時~20時(最終日は18時まで)。今月25日まで。

博多食文化の会イベントでは、ホテルオークラ福岡による「フレンチトースト」も用意

2015年01月21日     天神経済新聞


但馬で障害者作品展 「がっせえアート賞」3人受賞

2015年01月22日 01時25分11秒 | 障害者の自立

 兵庫県の但馬在住で、18歳以上の知的・精神障害者による作品を集めた展覧会「第5回但馬ボーダレスアート展 がっせぇアート」で、今回から新設された「がっせぇアート賞」に3人が選ばれた。

 「がっせぇ」は但馬の方言で「すごい」の意味。同展には150人から絵画など計196点が出品され、2014年11月に養父市八鹿町内で開かれた。「心に響く作品」を審査基準に入場者が投票する方式で、実行委員会がこのほど集計結果を発表した。

 受賞したのは、同町の茨木朝日さん(28)、同市大屋町の「琴弾の丘」の上野芳孝さん(47)、豊岡市出石町の「出石精和園」の岡村智裕さん(36)。それぞれ、利用施設などで贈呈式があり、表彰状と記念品が贈呈された。

 いずれも奔放な作品で、描く喜びが伝わってくる。茨木さんは、訪れた京都水族館(京都市)で心を奪われたというオオサンショウウオを、クレヨンや色鉛筆で大胆に表現。受賞について「制作中も楽しく取り組めた。自分の作品がいつか世界に羽ばたいてほしい」と笑顔を見せていた。

時計2015/1/21     神戸新聞