滋賀県近江八幡市の琵琶湖や広大な干拓地などを舞台にしたトライアスロン大会「びわ湖トライアスロンin近江八幡」が、6月14日に初めて開かれる。車いす使用者と視覚障害者を除く障害のある中高生を対象に、全国で初となる障害者のジュニア部門も設けられる。
はちまん青年経営者会や県トライアスロン協会などでつくる実行委員会が、2024年の滋賀国体の競技誘致に向けて開催することにした。
大会はオリンピックと同じスイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ。それぞれの距離を短くしたジュニア部門(18歳未満)も設け、障害者のジュニア部門も同時に実施する。
スイムは同市の宮ケ浜一帯の琵琶湖、バイクは大中の湖干拓地や西の湖周辺、ランは長命寺半島の湖岸道路などをコースとする。
小林正樹副実行委員長は「毎年の大会開催と宿泊施設などの整備を積み重ね、国体誘致につなげたい。琵琶湖で泳ぐ魅力や近江八幡の観光を全国に発信したい」と意欲を語った。
参加には日本トライアスロン連合への登録が必要(中高生不要)で、4月30日まで、大会ホームページなどで申し込みを受け付ける。詳細は実行委事務局TEL0748(47)2045。
大会ポスターを掲げる実行委のメンバー(近江八幡市桜宮町・近江八幡商工会議所)
【 2015年01月25日】 京都新聞