兵庫県は、県へのふるさと納税「ふるさとひょうご寄付金」について、寄付金を使って実施する事業の提案を募集している。2014年度からふるさと納税の使途を明示して募ったところ、13年度比4・5倍に増加。一般の発想を生かした使い方をすることで、さらに関心を高めるのが狙い。
県は14年度、8事業でふるさと納税を募集。訓練用の義手を貸し出す「小児筋電義手バンクへの支援」に約2500万円が集まるなど、総額で約6400万円が寄せられた。
15年度はすでに、小児筋電義手のほか、神戸ルミナリエの開催支援▽神戸マラソンの開催支援▽障害者アスリートへの支援▽県立芸術文化センターの環境づくりへの支援-の5事業を設定。一般からの提案で、さらに増やす方針という。
募集は30日まで。同寄付金のホームページから提案書を入手し、郵送かファクス、メールで県総務課に送る。
同課TEL078・362・3043.
2015/9/18 神戸新聞 ホーム