ゴエモンのつぶやき

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「ふれあい」障害者支え10年 足寄のNPO法人

2016年07月13日 02時48分04秒 | 障害者の自立

 NPO法人「障がい児・者地域サポートふれあい」(足寄町旭町1、藤原茂理事長)が今年、設立10周年を迎えた。障害者に寄り添い、安心して暮らせるための就労支援や健常者との交流を図ってきた。20日午後6時から、町内の飲食店「熊の子」で記念式典を開き、節目を祝うとともに障害者福祉の担い手としての思いを新たにする。

 同法人は2004年4月、町が町生涯学習館(旧足寄東小)に開設した地域共同作業所「ふれあいホーム」が前身。同ホーム利用者の保護者会が運営していたが、06年6月にNPO法人の認証を受け、翌7月に法人登記した。

 同年11月、役場新庁舎の供用開始に合わせて、1階に障害者が働く店「喫茶きらり」を出店、09年には就労継続支援B型事業所となった。11年には道の駅あしょろ銀河ホール21北側の多目的観光交流施設内に福祉の店「ゆめ風ひろば」を開店。両店とも健常者との交流の場となっている。

 現在、20~63歳の23人(定員20人)が登録。生涯学習館や町子どもセンター、町児童館などの清掃、犬用おやつや町産おが粉を使った着火材の製造・販売、古紙回収などを行っている。このうち、着火材は町内の林業グループ「あしょろ岐志会」やペレットストーブ販売のマルショウ技研(菅原智美社長)が開発に協力するなど支援の輪が広がっている。また、障害児・者の家族の就労支援や介護の負担軽減を目的とした地域生活支援事業所「えくぼ」(登録者14人)を運営し、利用者の日中一時預かりも行っている。

 法人の役職員はパート職員を含め12人。藤原理事長(68)は「行政や民間の理解と協力で就労場所や利用者が増え、順調に10年を迎えることができ感謝している。今後も障害者の生活を支えていきたい」と話している。

障害者が働く「喫茶きらり」(役場庁舎1階)。役場職員や来庁者に利用されている

2016年7月12日   十勝毎日新聞


「トビウオパラジャパン」障害者水泳代表の愛称決定

2016年07月13日 02時43分37秒 | 障害者の自立

 障害者水泳の日本代表チームの愛称が11日、発表され「トビウオパラジャパン」に決まった。

 日本水連の了承を得て健常者の競泳代表チームの「トビウオジャパン」にちなみ、ロゴも同じマークに「PARA」の文字を加えたものを使う。

 2020年東京パラリンピックに向け、一体で競技を盛り上げるのが狙い。

 同日、東京都内で開かれた記者会見にはリオデジャネイロ大会の代表選手が出席。

 チームの主将を務める山田拓朗(NTTドコモ)は「パラは取り上げられることが多くなったが、実力を認めてもらわないといけない。世界で上を目指す努力がもっと必要」と決意を新たにした。

2016年7月11日   日刊スポーツ


木工や清掃など7種で腕前競う 矢巾、県障害者大会

2016年07月13日 02時38分03秒 | 障害者の自立

 県と高齢・障害・求職者雇用支援機構岩手支部(長友邦宏支部長)は10日、矢巾町南矢幅の県立産業技術短期大学校で第14回県障害者技能競技大会(チャレンジいわてアビリンピック2016)を開き、障害者が木工や清掃など7種目で日ごろ培った技術を競った。

 県内の支援学校の生徒や事業所で働く15歳以上の障害者39人が出場。パソコンのデータ入力や喫茶サービス、木工など7種目を行った。

 木工はトレーの製作、喫茶サービスは飲み物などの注文を受け客に運ぶ課題などに真剣な表情で取り組んだ。

 

【写真=真剣な表情で木工品の制作に取り組む選手】

 (2016/07/11)  岩手日報


永六輔さん、兵庫ともゆかり 震災後は障害者支援

2016年07月13日 02時30分30秒 | 障害者の自立

 多彩な活躍で知られる放送タレントの永六輔さんが7日、83歳で亡くなった。

 永さんは30代の一時期、神戸市で暮らしたといい、阪神・淡路大震災後は被災者の支援を続けるなど兵庫県ともゆかりがある。

 震災を機に発足し、被災した障害者に救援金を届けるNPO法人「ゆめ風基金」(大阪市)。永さんが呼び掛け人代表を務めた。基金を発案した一人で、自らも障害のある牧口一二(いちじ)代表(78)は「僕らを助けよう、草の根活動を支えようという本気さを強く感じさせてくれた。大好きな人」とかみしめた。

 今年5月には同法人の橘高千秋事務局長(64)が病床の永さんを見舞った。熊本地震の支援活動を伝えると、永さんは「頑張ってくれているね」と喜んだという。「永さんの応援を励みに、今後も活動に力を入れたい」とする。

 講演会に永さんを招くなど交流があった神戸市中央区の画廊主、島田誠さん(73)は「知らぬ人がいないようなビッグネームなのに、どんな人にも自然体で、対等のまなざしで接しておられた」と振り返る。命の不思議などをテーマにした絵本「いのち」を共作した明石市の画家、坪谷(つぼや)令子さん(68)も「難しいことを易しい言葉で、面白く語り伝えられる人。日本にとって大事な人をまた失ってしまった」と嘆いた。

 永さんは上方芸能を研究しようと30代初めに関西に移住。神戸市垂水区で1年ほど暮らしたという。著書には、オリエンタルホテルの名物ホテルマンだったハンガリー人・岸ラヨシュさんら、当時の神戸で出会った人も登場する。2000年には、神戸夏季大学(神戸新聞社主催)の講師を務めた。

神戸市内の商店街を訪れ住民らと交流した永六輔さん=2004年4月、神戸市兵庫区荒田町1

2016/7/11   神戸新聞NEXT


障がい者の声に耳傾け おきなわふくしオンブズマン

2016年07月13日 02時22分26秒 | 障害者の自立

 沖縄県内の障がい者関連の福祉施設を訪ねる「おきなわふくしオンブズマン」。社会福祉士や元教員、民間企業の社員、障がい当事者らでつくる団体で、契約施設を定期的に訪問する。障がいのある利用者の声を聴き、要望や思いを施設側に伝え、環境改善や福祉サービスの質向上を後押しする。本年度は新たに3施設と契約予定で、オンブズマンとして活動できる人がさらに必要になる。同オンブズマン事務局は、希望者を募っている。
 発足は2003年。事務局は沖縄中央育成園(南風原町)、鵠生の叢(南城市)、グリーンホーム(中城村)など7カ所と契約を結び、オンブズマンを派遣。現在、22人が活動している。

 オンブズマンの一人で、沖縄大学准教授の島村聡さんは「利用者はオンブズマンとの関わりを通して、意思を施設に伝えてもいいんだと勇気を持つようになる。その変化を後押しできるところがやりがい」と実感を込める。

 先月22日、砂川喜洋さんと40代女性の2人のオンブズマンが沖縄中央育成園を訪問。主に知的障がいのある人の入所施設で、発語が難しい人もいる。砂川さんは、40代男性と面談した。きれい好きなところなど男性が持っているこだわりの利点を施設職員に伝え「良い方向へ生かせたらいい」と助言した。

 同育成園では、第三者の目が入ることで、職員の姿勢や提供サービスに良い変化が生まれたという。オンブズマンの助言を基に、余暇活動に書道やドライブを組み込んだ。「オンブズマンの指摘に初めて気付くことも多い」と職員の仲盛正子さん。國吉信作さんは「筆を使わず、手に墨を直接付ける人が多いので職員は書道を敬遠していたが、助言によって個々の特性を大事にするようになった」と変化を口にした。

◆「養成研修」を開催 資格問わず受講可
 オンブズマン養成研修が16、17日、那覇市の天久ヒルトップ交流室で開かれる。福祉関係の資格の有無を問わず受講でき、約3カ月の実習を経て、月1回の施設訪問と、委員会での活動報告を行う。研修はオンブズマンに求められる基本姿勢や権利擁護の考え方、障害者虐待防止法などを学ぶ内容。受講は無料。

 研修会の定員は残り8人まで。希望者は氏名、住所、メールアドレス、電話番号を記載し、次のアドレスへ申し込むと手続きできる。sima.csw@gmail.com

障がい者の声に耳傾け おきなわふくしオンブズマン 

利用者の声に耳を傾ける「おきなわふくしオンブズマン」の女性

  2016年07月11日   ニフティニュース