ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者大会メダル狙い追い込み 県内で選手練習会

2016年07月25日 02時24分22秒 | 障害者の自立

 本県で10月22日に開幕する全国障害者スポーツ大会に向けた派遣選手強化練習会が23日、盛岡市三本柳のふれあいランド岩手などで開かれ、個人競技の選手約140人が特訓した。情報支援ボランティアの最終研修も始まり、選手支援の準備も大詰めを迎えた。

 強化練習は陸上、水泳、フライングディスク、ボウリング、アーチェリー、卓球の出場選手が参加し、課題の克服に汗を流した。

 フライングディスクの菊池瑞民(みずひと)監督(47)=盛岡市青山=は「既に実力を備えた選手も、今後伸びる選手もいる。地元開催なので、メダル獲得などそれぞれの高い目標をしっかりと意識させていく」と引き締める。

 研修は競技会場ごとに9月まで順次開き、協議調整や実技練習を行う。

 

【写真=菊池瑞民監督(左)の指導で練習に励むフライングディスクの選手】

(2016/07/24)  岩手日報

「障害は新たな価値」 東京五輪へ共生社会考えるシンポ

2016年07月25日 02時15分59秒 | 障害者の自立

 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、共生社会について考えるシンポジウム「朝日新聞2020シンポジウム 広げよう、ユニバーサル社会」(朝日新聞社主催)が23日、東京都港区東京ミッドタウンであった。

 遠藤利明五輪担当相は「2020年を共生社会の実現の契機に」と題して講演。「パラリンピック開催に向けて共生社会をつくることが、その後のユニバーサル社会の実現につながる」と話した。

 コンサルティング会社「ミライロ」社長の垣内俊哉さんは、障害をマイナスと捉えるのでなく、価値と考える「バリアバリュー」を提言。人口の3割以上を占める障害者や高齢者らのニーズに応える社会づくりは「社会貢献にとどまらず、新しいビジネスとしても成り立つ」と話した。

■教育から「心のバリアフリー」を

 4年後の東京五輪・パラリンピックに向けて様々な視点から共生社会を考える提言がされた。

 パネルディスカッションでは、長野冬季パラリンピックのアイススレッジスピードレース金メダリストのマセソン美季さん、シッティングバレー女子日本代表監督の真野嘉久さん、スポーツ庁の高橋道和次長が語り合った。

 3人は「心のバリアフリー」につながる教育の重要性を挙げた。カナダで暮らすマセソンさんは、障害の有無にかかわらず一緒にスポーツができるというカナダの例を紹介。「子どもたちは小さい頃からインクルージョン(共生)の感覚がある」と話した。

 真野さんは共生社会の実現にパラリンピックが貢献できることとして「障害者と健常者の触れ合いが増えることで、初めてお互いに理解できるようになる」とした上で、「大事なのは2020年の先をもっと考えること」。高橋次長は「障害者スポーツの用具の開発競争は、福祉用具に波及する。障害者スポーツもビジネスチャンスになる」と語った。

 企業の事例紹介では、野村ホールディングス、JALスカイ、クラブツーリズム、三菱電機が、障害者や高齢者らに配慮した取り組みをそれぞれ紹介した。

写真・図版

パネルディスカッションに臨む(左から)日本福祉大教授の藤田紀昭さん、スポーツ庁の高橋道和次長、シッティングバレー女子日本代表監督の真野嘉久さん、元アイススレッジスピードレース選手のマセソン美季さん

2016年7月23日   朝日新聞

 


妊婦さんなら知っておくべき! 譲り合いの連鎖を生む5つのマーク

2016年07月25日 01時51分15秒 | 障害者の自立

「辛い時に席を譲ってもらって嬉しかった」「譲ってもらいたいけど言えない…」そんな経験をした人なら、優先席や、それ以外での周囲の心遣いのありがたみがしみじみ分かるはず。ママになる人が知っておきたい、以外に知らない5つのマークって?

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白杖を持った人が歩いていれば“視覚障害者”の方、マタニティマークを付けている方は“妊婦さん”と誰もが知っているマークってありますよね。

妊娠時に、重いお腹を抱えて電車やバスに乗った時、マークに気づいて優先席を譲ってもらい、ありがたさを実感している人も多いのではないでしょうか。そんなありがたみを経験した人には特に知っておくべきマークが日本にはいくつかあります。

今回はそんな共通するアプローチマークについてご紹介していきます。

 

ヘルプマーク

Help_Mark

あまり耳慣れない人も多い“ヘルプマーク”。平成24年ごろからスタートし始め、まだまだ知らない人も多くいます。

このマークは『義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方』がつけているマーク。見た目は健常者のようでも、周りの人からのサポートを必要としていることを知らせています。

このマークをつけている人は、日常生活はもちろん、突発的なことに臨機応変に対応するのが難しいことも多いので、見かけたら、電車・バスの中では席を譲ったり、声をかけてサポートしたりするといいですね。

 

聴覚障害者マーク

聴覚障害

このチョウチョのマークは『聴覚障害者』の人が車につけるマーク。危険防止のためやむを得ない場合を除き、このマークを付けた車に幅寄せや割り込みなど、無茶なことを行うと、道路交通法の規定により罰せられます。

このマークがついている車を見たら、車間距離をとって運転し、駐車場などは譲ってあげるといいですね。

 

耳マーク

耳マーク

見た目でも分かりやすいマークで、周りの音の聞こえが不自由なことを表していて、『聴覚障害者』の人がつけるマーク。

見た目では、聴覚障害者は認識されにくいので、「無視された」「無愛想」などと人に誤解されやすい人が多くいます。日本には聴覚障害者は36万人、おおよそ1,000人に1人が聴覚障害者です。高齢によって耳が遠くなった人も加えれば、1000万人ほどになります。

もし、私たちが声をかけても相手からのアプローチがなければ、「聞こえづらいのかな?」と気にかけてあげてみてください。もしかして、このマークをつけているかもしれません。

このマークをつけていたり、提示されたりしたら、筆談やジェスチャーで対応してあげるようにするといいですね。

オストメイトマーク

オストメイト

人工肛門や人工膀胱を体につけている人(=オストメイト)』の設備があることを表しているマークです。

世の中には、大腸ガンや事故などで、尿管や消化管が損なわれ、人工的に排泄口を腹部につけたオストメイトが、全国に20万人以上います。

オストメイトの人は通常のトイレでは処理が大変なので、このマークがあるトイレを使います。このマークを見かけた場合は、オストメイトの人を優先的に譲るようにするといいですね。

 ハート・プラスマーク

ハートプラス

目には見えない、『身体内部に障害がある人』を表すマークになります。心臓や腎臓、肝臓 等私たちの臓器は体の中に存在しているため、障害があったとしても周りの人に気づいてもらえないことが多くあります。

内臓に障害を持っている人は、疲れやすかったり、携帯電話のような電波が内臓内に埋め込めてある機会に支障を与えたり、ちょっと歩く事、立っている事が辛かったりします。

このマークをつけている人をみたら、携帯電話の使用は控える、座席を譲る、駐車場を譲る、困っているようであれば声をかけるようにするといいですね。

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いかがでしたか。何気なく過ごしている毎日でも、見慣れないマークがあると、どうすればいいのか分からず、結局助けてあげる事もできなくなります。

実際、マークをつけている人を見た後にマークの意味を知って、“あの時席を譲ればよかった”、“怒っているのではなく、困っていたんだ!”と後悔している人も多くいるようです。

妊娠期は、マタニティマークはもちろん、お腹が大きくなるので周りにも分かってもらいやすいですが、中には今回ご紹介したように、外見では分かりづらい障害を持っている人が多くいます。

マークの意味を自らが知り、お子さんや家族で共有して、優しい家族、優しい環境を作っていけるといいですね。

 日刊アメーバニュース    2016.7.24


字幕・手話頼りに観劇 聴覚障害、理解深める

2016年07月25日 01時42分31秒 | 障害者の自立

 耳が聞こえない状況を疑似体験し、要約筆記などの大切さを知ってもらうイベント「サイレントデイ」が23日、愛媛県今治市南宝来町1丁目の市総合福祉センターであり、市民ら約120人が聴覚障害者への理解を深めた。
 要約筆記などで耳の不自由な人を支援する同市のNPO法人ファインサポート・パピエ(原田佳代代表)が、2008年から毎年開いている。
 参加者は耳栓をした状態で、あさくら人形劇団「つくしちゃん」(同市)による「3びきのかわいいこねこ」を観劇。舞台脇のスクリーンに映し出される字幕や手話を頼りに物語を理解し、耳の代わりとなる視覚情報の重要性を学んだ。口の動きだけで相手の言葉を読み取る口話クイズや筆談用ホワイトボード作りなどもあった。

耳栓をした参加者が字幕や手話を頼りに観劇した人形劇

2016年07月24日   愛媛新聞


»電動車いす事故多発、消費者庁が注意呼びかけ

2016年07月25日 01時29分51秒 | 障害者の自立

 高齢者を中心に利用者が増えている電動車いすの事故が相次いでいます。簡単な操作で動く便利な乗り物ですが、消費者庁が注意を呼びかけています。

 大阪市に住む中谷政夫さん。毎朝、電動車いすに乗り、30分かけて障害者の支援施設に通っています。

  「これなかったら家にこもりがちになってしまいますから。車いす命です」(中谷政夫さん)

  体の不自由な人や高齢者にとっては生活に欠かせない足となっている電動車いす。その操作方法は、シンプルかつ力の要らないつくりとなっています。

  「足元は一切、操作は関係ありません。ハンドルの部分で操作を行います。こちらを押し下げることによって車が前に動きます」(スズキ自販東京 電動車両グループ 矢澤誠さん)

  アクセルはハンドルの横にあるレバーを下に倒すだけ。ほとんど力は要らず、離すとブレーキが自動的にかかります。こうしたハンドル形の電動車いすは、高齢者が多く利用し、これまでに47万台が販売されてきました。

  「あんパン1つ買いに行くのに誰かの手を頼まなければいけないのが、こういうものがあることで自分の意思で買えるというのが喜ばれている」(スズキ自販東京 電動車両グループ 矢澤誠さん)

  ただ、その便利さの反面、操作を誤り事故となるケースが後を絶ちません。電動車いすによる事故の再現映像。ハンドル操作を誤ったことで溝にはまり、身動きが取れなくなってしまったり、道路からはみ出し、わずかな段差で横転してしまうケースも。今年2月、愛媛県久万高原町では、93歳の男性が電動車いすに乗っていたところ、誤って川に転落し、死亡したとみられる事故がありました。他にも、踏切内で立ち往生し、列車と衝突するなど電動車いすを使用中の死亡・重傷事故は、2008年からの7年間に51件起きています。

  こうした事故が相次ぐ中、消費者庁は22日、ハンドル形電動車いすに関する調査報告書をまとめました。報告書では、重大な事故を減らすため、電動車いすが意図せず発進することを防げるよう、操作方法など設計を改善するよう求めたほか、利用者に対しては、運転する上で必要な訓練を行うことなどを提言。一方で、踏切の段差を小さくするなど、使用環境の改修を検討する必要があると指摘しました。

  今後、高齢化が進むことでさらに利用者が増えることも予想される電動車いす。利用者はもちろん、社会全体で事故を減らす取り組みが求められます。

(22日18:14)  TBS News