ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

64年東京パラ日本代表・須崎勝巳氏が故中村裕医師

2017年01月06日 11時07分24秒 | 障害者の自立

 64年大会に車いすバスケットボールなどで出場した須崎氏。20歳でバイク事故により脊椎を損傷し「障害者が自力で外出することも不可能だった時代。スポーツなんて考えもしなかった」と絶望していたときに出会ったのが、転院先の大分・国立別府病院の整形外科科長、中村医師だった。

 中村医師は障害者スポーツ発祥の地、英ストーク・マンデビル病院を視察。60年のローマ五輪後に「第9回国際ストーク・マンデビル車いす競技大会」を開いたルートビヒ・グットマン医師から、次回64年東京五輪の後にも同大会の開催を要請された。

 中村医師は実現に奔走。「第13回国際ストーク・マンデビル車いす競技大会」という長い正式名称を「東京パラリンピック」という通称で定着させたほか、22歳だった須崎氏ら病院の脊椎損傷患者に「やりよるか?」と声をかけて回った。

 五輪閉幕後の11月8日、五輪選手村の練習場で開会式を迎えた。「皇太子ご夫妻がいらっしゃられて緊張した」と須崎氏。選手団団長の中村医師の姿を探すと、スタンドで顔を伏せたまま。涙で顔を上げられなかったのだという。

 迎えた大会は、自軍のゴールにシュートを放つなどで全敗。しかし須崎氏が衝撃を受けたのは、海外選手との実力差ではなかった。

 「彼らは全員、仕事を持った社会人だった。『仕事を探し、働きたい』と強烈に思った」

【1964年からの伝言(下)】64年東京パラ日本代表・須崎勝巳氏が故中村裕医師の功績証言

恩人である中村医師の思い出を語る須崎氏。74歳になった今も定期的に車いすで8キロを走っている

 

 


千修、1月28日「第30回 千修吹奏楽チャリティコンサート」開催

2017年01月06日 10時53分34秒 | 障害者の自立

 (株)千修(本社/東京都千代田区、下谷友康社長)は、「目の不自由な人に光を」を合言葉に「第30回 千修吹奏楽チャリティコンサート」を1月28日、文京シビックホール(東京都文京区)において開催する。
 30回目の節目を迎えた今回は、第1部で「千修吹奏楽団」による個性的で華やかなバグパイプ演奏、そしてスペシャルゲストであるトップジャズシンガー「綾戸智恵」によるパワフルな歌声で、ジャズの世界を越えたステージを披露する。続く第2部では、「千修吹奏楽団」によるクラシックや企画曲など楽しい吹奏楽ならではの楽曲を届けていく。また、来場者には、福岡ソフトバンクホークス球団取締役会長の王貞治氏直筆サインボールなどのプレゼント企画なども用意している。
 なお、同コンサートは、「文京区」「社会福祉法人読売光と愛の事業団」「東京都吹奏楽連盟」の後援を受け、コンサートによる純益金をすべて視覚障害者団体に寄付している。

2017年1月5日    印刷ジャーナル


国体みきゃん啓発スタンプ 30カ所に

2017年01月06日 10時37分29秒 | 障害者の自立

 9~10月に迫った愛媛国体・全国障害者スポーツ大会を盛り上げようと実行委員会は4日、マスコットキャラクター国体みきゃんによる啓発スタンプを県関係施設や松山空港など県内外の30カ所に設置した。

 スタンプは8センチ四方。国体みきゃんとダークみきゃんが拳を突き上げるデザインで、上部には施設名が刻印されている。

 台紙の裏面には、市町で実施される競技を一覧にしたマップを掲載。実行委は「いよいよ開催年に突入した。スタンプを楽しみながら、子どもや保護者に大会への興味を持ってもらいたい」としている。

愛媛国体と全国障害者スポーツ大会の啓発スタンプ

愛媛新聞