ゴエモンのつぶやき

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障害者&健常者、互い思いたすきつなぐ 「熱いぜ!!埼玉」今年初練習

2017年01月12日 02時19分45秒 | 障害者の自立

 二〇二〇年の東京パラリンピックに向け、障害者スポーツへの理解を深めてもらおうと、東京都内で三月に行われる「パラ駅伝in TOKYO 2017」。県内から唯一出場する陸上チーム「熱いぜ!!埼玉」のメンバーが、上尾市の県立スポーツ研修センターで、今年初めての練習を行った。さまざま障害を乗り越え、一本のたすきをつないで走り抜けようと、メンバーは楽しみながら練習に励んだ。 (牧野新)

 「パラ駅伝~」は日本財団パラリンピックサポートセンターが主催し、一五年に東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園で初めて開催された。視覚や知的障害者、義足の走者など障害者六人と健常者二人の計八人がそれぞれ約二・五キロを走る。二回目の今回も、同公園に十四都県の十七チームが集い、チームや個人の記録を競う。

 「熱いぜ!!埼玉」のメンバーは、県障害者陸上競技協会に選ばれた十四~五十三歳の八選手と、監督やサポートスタッフの計十四人。前回も出場したが、メンバーが大幅に変わったため、実質的に初めての顔合わせとなった。

 この日行ったのは、たすきを受け渡す練習。大会では、駅伝用の一般的な肩掛けたすきが使われるが、車いすの車輪にたすきが絡まると動かなくなるなど、問題も見つかった。

 メンバーらは試行錯誤しながら、たすきの端を太ももで挟む方法を提案。車いす走者の馬場みなみさん(18)=越谷特別支援学校高等部三年、さいたま市緑区=は「これなら安心して走れる」と笑顔を見せた。

 左足を切断し、義足で走る八潮市の会社員手塚圭太さん(53)は「大会を機に障害者スポーツへの理解が深まってほしい。一生懸命練習したい」と意気込んだ。

 今後、大会までに練習を重ね、前回の六位を上回る三位以内を目指す。

 監督を務める同協会理事の大木好則さん(49)=美里町=は「いろんな障害がある人や健常者がチームを組むことで理解が深まる。互いへの尊敬の気持ちを込め、たすきをつなぎたい」と話した。

大会に向けで意気込む「熱いぜ!!埼玉」のメンバー

2017年1月11日   東京新聞


障害者が必要な支援提示 栃木市が「ヘルプカード」配布へ

2017年01月12日 02時08分23秒 | 障害者の自立

 【栃木】市は、障害者が災害時や日常生活で必要な支援を提示するために携帯する「ヘルプカード」を導入し、2月1日から配布する。市障がい福祉課は、ヘルプカードの認知度が高まるだけでなく障害者への理解を深める取り組みと位置づけており「ヘルプカードを知っている人が増えると効果は大きいので、取り組みが広がっていけば」と期待している。

 ヘルプカードは、障害のある人が外見から分かりにくい障害や配慮してほしいことを記入して携帯し、必要な場合に周囲の人からの援助を受けやすくする。東京都が2020年の東京五輪開催に向け、普及に努めている。県内でのヘルプカード導入は宇都宮市に次いで2番目で、日光、鹿沼、大田原市が導入を検討している。

 市は14年度の市議会一般質問をきっかけに、翌年6月から作製を始めた。他の自治体の取り組みを参考にしながら、市職員や施設の職員らでつくる「自立支援協議会」で内容を精査し、約1年かけて完成させた。

 

1月11日   下野新聞


羽田空港で最新ロボ実証実験 移動支援や旅客案内、20年に実用化へ

2017年01月12日 01時59分20秒 | 障害者の自立

国内の大手メーカーやベンチャー企業が開発した最新ロボットの技術検証を目的とした実証実験が2月13日まで、羽田空港国内線第2旅客ターミナルで開かれ、利用客の目を楽しませている。

 国内の大手メーカーやベンチャー企業が開発した最新ロボットの技術検証を目的とした実証実験が2月13日まで、羽田空港国内線第2旅客ターミナル(東京都大田区)で開かれ、利用客の目を楽しませている。労働力人口の減少による人手不足対策の切り札として、各社とも実験結果を踏まえて東京五輪・パラリンピックが開催される2020年頃の実用化を目指す。

 実験は3期に分かれて行われ、10~23日に実施される第2期には、空港施設内での高齢者や障害者らの利用を想定した移動支援ロボットが参加。ZMP(東京都文京区)、A.M.Yクリエイティブ(福島県いわき市)、匠(北九州市八幡西区)、本田技研工業、WHILL(ウィル、横浜市鶴見区)の5社が登場した。

 このうち、A.M.Yの「INMOTION(インモーション) R1EX」は1人乗りの電動車。体全体で重心を前後左右にかけながら走行や停止する。また、WHILLは電動車椅子「モデルA」に障害物を検知して自動で停止する機能を搭載した新機種を披露した。

 続く24日~2月13日の第3期には、人工知能(AI)を搭載した旅客案内を務めるロボットが登場する。インディ・アソシエイツ(名古屋市中区)、ブルレー(東京都千代田区)、日立製作所、Nextremer(ネクストリーマー、東京都板橋区)、ソフトバンクロボティクス、SEQSENSE(シークセンス、川崎市多摩区)、綜合警備保障、シャープの8社のロボットが参加する予定だ。

 このうち、Nextremerは、高度な自然言語処理機能を持つAIを使った対話システム「MINARAI(ミナライ)」を紹介。デジタルサイネージ(電子看板)に搭載し、音声や映像で案内する。

 SEQSENSEは、高度なAIを搭載した案内業務もできる警備ロボットを実演する。

 このほか、昨年12月に実施された清掃ロボットの実証試験には、フィグラ(東京都千代田区)、中西金属工業(大阪市北区)、アマノ、NGP-FOTEC(エヌジーピー・フォーテック、東京都中央区)の4社が参加した。

 羽田空港のターミナルビルを運営する日本空港ビルデングは15年秋から、筑波大学発ベンチャー、サイバーダインのロボットスーツなどを導入するなど、空港全体でロボットの利活用拡大に取り組んでいる。

羽田空港の実証実験に参加するロボットたち

2017年01月11日    ITmedia エグゼクティブ


3カ月連続で最多更新=10月の生活保護受給世帯-厚労省

2017年01月12日 01時54分44秒 | 障害者の自立

 厚生労働省は11日、10月に生活保護を受給した世帯が前月より964増え、163万7866世帯となったと発表した。6カ月連続で増加し、3カ月連続で過去最多を更新した。高齢単身世帯の受給が増えていることが要因だ。
 受給世帯(一時的な保護停止中を除く)の内訳は、高齢者が83万6387世帯と全体の51.3%を占めた。このうち単身は高齢者世帯の約9割に当たる75万8377世帯だった。
 高齢者を除く世帯を見ると、傷病・障害者が43万601世帯、母子が9万9131世帯、失業者を含む「その他」が26万2712世帯だった。

(2017/01/11-時事通信 )


僕たち「ザ・グリーンハーツ」 岡山の障害者ら地域の催しで演奏

2017年01月12日 01時46分30秒 | 障害者の自立

 障害者に働く場を提供する就労継続支援A型事業所「ありがとうファーム」(岡山市北区表町)の就労者が、音楽グループを結成し地域のイベントに出演している。グループ名は「ザ・グリーンハーツ」。同市出身のミュージシャン・甲本ヒロトさんがボーカルを務めたロックバンド「ザ・ブルーハーツ」をもじり、甲本さんが書いた曲を中心に披露している。

 グループは就労者間の団結を深めようと、2015年3月に歌うことが好きな約10人で立ち上げ、その後に楽器演奏の経験のある人らが加わった。現在のメンバーは20~60代の約20人。ドラム、ギター、ベース、キーボード、歌を担当し、毎週火・金曜に昼休みを利用し練習に励んでいる。

 レパートリーはザ・ブルーハーツのヒット曲「リンダリンダ」「情熱の薔薇(ばら)」、別のバンドで甲本さんが歌う「日曜日よりの使者」など13曲。手拍子や足踏み、振り付けも交える。普段はアート作品の制作や、飲食店の仕事などをしているメンバーたち。2020年東京パラリンピックの開会式で演奏する―との夢も抱いている。

 地域での発表を始めたのは15年12月。これまでにJR岡山駅前で開かれた県主催の福祉イベントや、事業所のある表町商店街での催しなどに出演し、徐々に知名度を高めている。リーダーの戸川将吾さん(26)は「みんなで一つになって歌うのは楽しいし、演奏を聴いて元気になってもらえればうれしい」と笑顔を見せる。

 ありがとうファームでは「老人ホームや学校などからの依頼があれば出張演奏したい」としている。問い合わせは同ファーム(086―953―4446)。

 

振り付けなどを交えながら、練習をする「ザ・グリーンハーツ」のメンバー

(2017年01月11日   山陽新聞)