農林中央金庫は1月4日、障がい者の雇用促進を目的とした新会社を設立し業務を開始すると発表した。
新会社は、農林中金ビジネスアシスト(株)。「障害者の雇用の促進等に関する法律」で定められた特例子会社の認定を受けることを念頭に28年12月1日付けで設立し、29年1月1日から営業を開始した。
障がい者雇用については法定雇用率が定められているが、これを安定的に達成し企業の社会的責任を果たしていくことが目的。農林中央金庫は「今後もグループが一丸となり障がい者がいつも安心感と働き甲斐を得られる職場づくりに努めるとともに、仕事を通じて能力の伸長と自己実現を目指すことができるよう取り組んでいく」としている。
○会社名=農林中金ビジネスアシスト株式会社
○代表者=端山裕二代表取締役社長
○所在地=東京都千代田区有楽町1-12-1新有楽町ビル6階
○資本金=3000万円
○株主=農林中央金庫(86.7%)、農中情報システム(株)、農林中金ファシリティーズ(株)、農中ビジネスサポート(株)、協同住宅ローン(株)(各3.3%)。
○事業内容=事務受託業務など。
2017.01.06 農業協同組合新聞