ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

やまゆり園に最新防犯設備 神奈川県、施設建て替え案

2017年01月09日 01時56分59秒 | 障害者の自立

 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が刺殺された事件で、神奈川県は7日までに、施設の建て替え方針案を公表した。最新の防犯設備を導入する一方で、周辺の塀を撤去して地域住民との交流も図る。障害者団体や有識者の意見を盛り込み、3月までに「再生基本構想」として発表する。

 建て替え案によると、警備会社への通報機能を備えた防犯カメラやブザーを設置。最先端のロボット技術の活用も検討する。

 地域に開かれた施設として障害者への理解を進めるため、管理棟や敷地内に住民が自由に出入りできるスペースを確保。特産品販売やバザーを通じて入所者らとの交流を促す環境をつくる。完成は2020年度を予定し、総工費は60億~80億円を見込んでいる。

2017/1/7   日本経済新聞


可能性信じて未来へ 県内の障害者ら成人式

2017年01月09日 01時47分33秒 | 障害者の自立

 県内の障害者の成人式が七日、富山市内のホテルで開かれた。身体・知的障害や難病がある七十五人が晴れ着姿で出席し、家族らが見守る中、大人の一歩を踏み出した。

 県障害者(児)団体連絡協議会の平井隆会長が「成人式を機に世の中に目を広げ、一層の社会参加をしてほしい」とあいさつ。“人生の先輩”として、県内を中心に活動する全盲のピアニストYOUTA(ユータ)さんも「人とのつながりを大切に、無限の可能性を信じて一歩ずつ進んでください」と激励した。

 新成人にはそれぞれの名前が記された色紙が贈られ、代表して富山短大二年の杉森遥華さんが「無駄な経験は一つもないので、今までの全てを持って社会人の扉をたたきたい」、富山市内の就労支援事業所で働く粟嶋大地さんが「できるできないでなく、やりたいと思ったことはとことん諦めず、日々高みを目指して頑張る」と決意を述べた。

 式の後はパーティーがあり、新成人は両親に花束を贈ったり、記念撮影したりした。障害者の成人式は、同協議会が一九八一年に全国で初めて開いて以来、毎年実施している。

出席者を代表し、成人としての決意を述べる杉森遥華さん

2017年1月8日   中日新聞


徳島ウイングスが連盟加盟 障害者野球 全国大会へ道

2017年01月09日 01時40分05秒 | 障害者の自立

 徳島県内で初めての障害者の軟式野球チームとして2015年に発足した「徳島ウイングス」が近く、日本身体障害者野球連盟(神戸市)への加盟を果たす。障害者チームとの試合をする機会に恵まれないことが悩みだったが、加盟によって全国規模の大会に参加できるようになり、活動の幅が一気に広がる。選手は胸を弾ませ、練習に打ち込んでいる。

 ウイングスは加盟資格の12人以上の選手数を保ち、熱心に活動してきた実績が評価された。1月下旬にも、理事会での審査を経て正式に加盟が決まる見通し。連盟の岩崎廣司理事長(67)は「地域の応援もあり、情熱のある監督や選手がそろっていて申し分ない。他のチームと刺激し合ってほしい」と太鼓判を押す。

 連盟は1993年に設立され、28都道府県の36チーム(930人)が加盟。毎年5月に全国7ブロックの上位チームが競う選抜全国大会、11月にトーナメント式の全日本選手権を開いている。ウイングスにとっては5月の選抜大会が加盟後初の公式戦となりそうだ。

 ウイングスは約20年前に解散した同名の障害者ソフトボールチームの後継として、15年4月に13人で結成。現在は身体障害や知的障害のある20~70代の男女14人が県内各地から参加し、週2日、小松島市のみなと高等学園などで練習している。

 対戦相手探しには苦労してきた。西上勝監督(51)=鳴門市鳴門町土佐泊浦、漁業手伝い=らが同市の「NARUTO総合型スポーツクラブ」に仲介してもらい、兵庫県や岡山県などの障害者チームと練習試合を行ってきたが、試合の機会は県内の健常者チームとの試合を含め年数回にとどまっている。

 選手たちは加盟を心待ちにしている。

 唯一の20代で投手を務める大野静馬さん(23)=徳島市助任本町7、会社員=は、元は企業チームに所属していたが、けがで脳を損傷し、知的障害の療育手帳の交付を受けている。ウイングスに入り、事故で片手を失った選手がバットを振る姿に、「まだまだやれる」と勇気をもらった。全国の舞台に立つという目標ができ、練習に力が入っている。

 脳性まひで体を動かすことが難しく、スコアラーとしてチームを支える岸上浩二さん(35)=徳島市南庄町の障害者支援施設・眉山園=も張り切っている。「試合が増えるので、役に立てる機会も増えてうれしい」

 西上監督は「いずれはパラリンピックや世界身体障害者野球大会に出場できる選手を輩出するのが目標。加盟を機に活動を知ってもらい、障害者野球を盛り上げたい」と力を込めた。

【写真説明】練習でバッティングホームを確認する選手たち=小松島市のみなと高等学園
 
 2017/1/8 10:23   徳島新聞
 

車いす操りシュート 障害者らサッカーで熱戦 静岡

2017年01月09日 01時32分09秒 | 障害者の自立

 「第2回静岡障がい者サッカーフェスティバル」(静岡FIDサッカー連盟主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が7日、静岡市清水区の清水ナショナルトレーニングセンターを主会場に始まった。8日まで。
 地元の特別支援学校をはじめ県内外のチームが出場した。初日は知的障害の小学生、中学生、一般の各部門や電動車いすサッカー大会などを行った。
 電動車いすサッカーの試合では、選手たちは車いすを巧みに回転させてシュートを放ったり、時には激しくぶつかり合ったりして相手ゴールを目指した。
 8日はIAIスタジアム日本平で知的障害の県代表チームと「横浜F・マリノスフトゥーロ」の試合などを行う。

 

白熱したプレーを見せる電動車いすサッカーの選手

2017/1/8     @S[アットエス] by 静岡新聞


少数者の人権「違い認めて」 玉木さん、米原で講演

2017年01月09日 01時22分05秒 | 障害者の自立

 NHK・Eテレの障害者らへのバラエティー番組「バリバラ」への出演で知られる玉木幸則さん(48)による講演会が七日、米原市一色の市人権総合センターで開かれ、「人権や命がなぜ大切なのかを訴えていきたい」などと語った。

 脳性まひの玉木さんは、障害者総合相談支援センターにしのみや(兵庫県西宮市)のセンター長も務めている。

 玉木さんは、障害者に限らず性的少数者(LGBT)らのマイノリティーという概念について「言葉自体無くなるべきだ。人は一人一人違うということを認めていくことが重要だ」と指摘した。

 昨年四月に施行された障害者差別解消法が国や自治体に障害者の社会参加への「合理的配慮」を求めている点を紹介。「障害のある人に社会経験の機会を提供することが大切だ」と訴えた。

 米原市女性の会と、障害者の婚活イベントなどを催す「コスモスの会」が企画。県内外から訪れた約百三十人が耳を傾けた。

障害者差別解消法などについて解説する玉木さん

2017年1月8日    中日新聞