ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

 川崎市の心身障害者の「成人を祝う会」

2017年01月16日 02時16分45秒 | 障害者の自立

 川崎市の心身障害者の「成人を祝う会」が14日、同市高津区の川崎市民プラザで開かれた。スーツや晴れ着姿の新成人約130人と家族、福祉関係者ら計約400人が参加し、門出を祝った。特別支援学校や親の会でつくる実行委員会の主催。

 同市では昨年7月、「川」の字を赤、青、緑の3色で描き、多様性を大切にする意味を込めた新しいロゴマークが作られた。式典で、実行委員長の上杉忠司・市立聾(ろう)学校長が、ロゴを紹介しながら「皆さんは多様性のある街かわさきをつくる主役。一人一人の個性を大切にして自信を持って立派な社会人になってほしい」とあいさつ。参加者全員が紹介された後、福田紀彦市長も「皆さんのペースで社会に参加してほしい」とエールを送った。

 新成人を代表し、総菜会社で働いている小野美里さん(中央支援学校卒)が「感謝の気持ちを忘れず、たくましく生きていきたい」と誓った。

 塩寺菜津美さん(聾学校卒)もファストフード店で働いていることを紹介しながら「自分がいてよかった、といわれるようになりたい」と手話を交えて話していた。

 心身障害者成人式は、市主催の成人式(9日)への参加・不参加に関係なく、市内に住む障害者や関係者が集まって成人を祝い、励ます目的で実施している。

 2017年01月15日   カナロコ by 神奈川新聞


マナーが悪い人が多ければ厳しく明確なルールを設けなければならなくなる

2017年01月16日 01時56分48秒 | 障害者の自立

ルールを明文化せずに歩行困難な人が利用しやすい寛容な環境を作るのが理想

 サービスエリアやパーキングエリア、大型の商業施設などの駐車場で見かける、車いすマークの駐車スペース。

 2006年に施行されたいわゆるバリアフリー新法(正式には「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」)によって、高齢者・障がい者・妊婦・傷病者などが移動したり公共施設などを利用する際の利便性・安全性を向上させるために、障がい者などのための優先駐車場の設置数や駐車スペースの幅などの設置の基準が決められた。

 しかし利用者の条件については、いまのところ法律上の明確なルールは見当たらない……。

 つまり、優先駐車スペースを利用していい人とそうでない人の判断は、駐車場の管理者に任されているのが現状というわけだ。

 ひとつの基準として挙げられるのは、

 ①身体に障がいがある方で歩行が困難な人

 ②難病等で歩行困難な人

 ③怪我などで一時的に歩行困難な人

 といったところは、妥当だろう。

 ちなみにあの車椅子のマークは、国際リハビリテーション協会が定めたもので、正式には「国際シンボルマーク」といい、このマークがあるところは、障害をもつ人々が利用できる建築物や施設であることを示している。

  そのマーク本来の位置づけからすると、車椅子マークの駐車スペースが利用可能なのは、「障がいのある方全般」ということになり、そこには身体障がい者だけでなく、知的障がいがある方(歩行が困難な方)なども含まれることになる。

 そうなると、グレーゾーンとなるのは、高齢で歩行が困難な人や妊婦さん……。

情報提供:カートップ

 

 


パラ走り幅跳び銀・山本、スノボ挑戦へ

2017年01月16日 01時54分24秒 | 障害者の自立

 昨夏のリオデジャネイロ・パラリンピックの陸上男子走り幅跳びで銀メダルを獲得した山本篤(34)=スズキ浜松AC=が2月に長野県で行われるスノーボードの全国障がい者選手権に出場予定であることが14日、関係者の話で分かった。実施競技となっている18年平昌冬季大会への挑戦も視野に入れているという。

 高校時代に交通事故で左脚を切断した山本は、義足を用いて08年北京大会の走り幅跳びで銀メダルを手にし、リオ大会は400メートルリレーでも銅メダルを獲得した。陸上競技の傍ら趣味でスノーボードを楽しんでいたという。日本障害者スキー連盟の関係者によると、平昌大会への出場には今季の国際大会の出場資格を得るなどの条件を満たす必要がある。

 山本篤 
 
2017年1月15日6時0分  スポーツ報知

視覚障害者事故、対策強化の矢先に 埼玉で線路に転落

2017年01月16日 01時45分52秒 | 障害者の自立

 14日朝、埼玉県蕨(わらび)市のJR蕨駅で、盲導犬を連れた男性がホームから転落し、列車と接触して死亡した。視覚障害者の同様の事故は昨年も相次ぎ、国や鉄道会社が対策強化を打ち出した矢先の事故だった。

 県警蕨署によると、死亡したのは同県川口市のマッサージ師の男性(63)で、両目が不自由だった。男性は14日午前7時10分ごろ、蕨駅のホームで盲導犬を連れて歩いていたところ、線路に転落し、進入してきた京浜東北線の大船行き普通列車と接触して頭や上半身などを強く打ち、約5時間後に死亡した。

 駅の防犯カメラの記録や、接触した列車のドライブレコーダーなどを署が分析した結果、男性は駅の自動改札を通過後、ホームの点字ブロックより線路側を歩行。列車が近付く直前に線路側に一歩踏み出し、転落したとみられる。

 ログイン前の続き男性の転落時、盲導犬をつなぐハーネス(胴輪)は男性の手から離れており、犬は落ちずにホームに残っていた。当時、ホームはすいており、男性の周辺にはほかの乗客が1~2人いる程度だったという。男性は一人暮らしだった。

 JR東日本によると、蕨駅に転落防止用のホームドアは設置されていない。ホームドア未設置の駅での事故防止策について、国土交通省は昨年末、駅員が視覚障害者を見かけたら構内を誘導して乗車をサポートするよう、鉄道会社に要請。サポートを断られた場合も、乗車まで見届けることを求めている。

 同社も駅員が視覚障害者の乗車をできるだけ見守ることにしているが、事故当時、ホームに駅員は配置していなかったという。同社は、駅員の対応について調べている。(小笠原一樹、平良孝陽)

ホームドア、蕨駅は20年度末までに設置予定

 駅のホームから視覚障害者が転落して亡くなる事故は相次いでいる。昨年8月には東京都東京メトロ銀座線青山一丁目駅で、同10月には大阪府近鉄大阪線河内国分駅で発生。国土交通省によると、視覚障害者がホームで転落したり列車と接触したりした事故は、2010~15年度に計481件起きている。

 全国約9500の駅のうち、転落防止用のホームドアが設置されているのは16年3月末時点で665駅。同省は昨年末、1日に10万人以上が利用する260駅のうち約60駅について、20年度までのホームドア設置を鉄道会社に求めた。

 JR東日本によると、今回事故が起きた京浜東北線の蕨駅を含め、同線の全35駅には現在、ホームドアはない。ただ同社は昨年末、京浜東北線の全駅を含む計37駅にホームドアを設けると発表し、蕨駅では20年度末までに設置される予定になっている。

写真・図版 

盲導犬を連れた男性が転落したJR蕨駅のホーム

2017年1月15日  朝日新聞


視覚障害者ホーム転落、ホームドアの設置急務 県内12駅で整備予定

2017年01月16日 01時30分03秒 | 障害者の自立

 視覚障害者が駅のホームから転落する事故を巡っては、国土交通省が昨年末、鉄道各社との検討会で再発防止策を取りまとめたばかりだった。検討会では1日10万人以上が利用する駅についてホームドアを原則2020年度までに設置することを決めるなど整備加速を確認。県内では20年度末までにJRが蕨駅など7駅、東武鉄道が5駅の計12駅で整備する予定だが、蕨駅の事故は改めて対策が急務であることを示した。

 JR東日本は京浜東北・根岸線(大宮―大船)のうち大宮―桜木町の37駅全てにホームドアを設置する。浦和駅とさいたま新都心駅は今年夏ごろに設置される予定で、蕨駅のほか北浦和、南浦和、西川口、川口駅は20年度末までに整備する予定になっている。大宮、与野駅は21年度以降の整備を予定。

 東武鉄道は県内外の31駅にホームドアを設置する。県内では東上線川越駅に来年度設置する予定。20年度末までに東上線朝霞、志木駅、東武スカイツリーライン新越谷、北越谷駅で整備する。21年度以降も東上線朝霞台駅、東武アーバンパークライン大宮駅、東武スカイツリーライン6駅で設置する予定。

 視覚障害者の転落事故は昨年8月に東京メトロ銀座線で、10月に近鉄大阪線で相次いで死亡事故が起き、対策が大きな課題となった。

 事故防止に有効なのがホームドアだが、1駅当たり数億円以上かかり、思ったように設置が広がっていないのが現状だ。県によると、県内で既にホームドアが設置されているのは10駅。埼玉高速鉄道(SR)7駅とつくばエクスプレス(TX)2駅、東武東上線和光市駅となっている。

2017年1月15日