ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者クロスカントリースキー バンクーバー金の新田が優勝

2017年01月10日 02時51分33秒 | 障害者の自立

ピョンチャン(平昌)パラリンピックを来年に控え、障害者クロスカントリースキーの大会が北海道旭川市で開かれ、バンクーバーパラリンピック金メダリストの新田佳浩選手が力強い滑りをみせ優勝しました。

大会は、旭川市の富沢クロスカントリースキーコースで開かれ、このうち、立って滑るクラスには障害者クロスカントリースキーの第一人者、新田選手や、高校2年生の星澤克選手など6人が出場しました。

最後にスタートした新田選手は、序盤からスピードに乗ると先行する選手を次々に抜き去って5キロを滑りきり、13分53秒6でフィニッシュしました。新田選手の最終的なタイムは障害の程度に応じた係数をかけて13分20秒2で、2位の星澤選手に1分以上の差をつけて優勝しました。

新田選手は今シーズンはじめに靴ずれが悪化した影響で、本格的なレースを再開したばかりで、「3月にはピョンチャンパラリンピックのプレ大会があるので、そこでまずは金メダルを取りたい」と話していました。

また、座って滑るクラスでは、唯一出場した20歳の新田のんの選手が2.5キロのコースを13分10秒8で滑り、障害の程度に応じた係数をかけたタイムが11分51秒7で優勝しました。
新田のんの選手はインターネットを通して広く資金を調達する「クラウドファンディング」を利用したということで、「競技用のシットスキーを製作できてうれしかった。ピョンチャン大会の出場権獲得を目指して支援してもらったシットスキーで継続して大会に出て行きたい」と話していました。

1月8日   NHK


視覚障害者と共に作り上げた映画 ロウ・イエ監督「ブラインド・マッサージ」特別映像

2017年01月10日 02時42分26秒 | 障害者の自立

[映画.com ニュース]第64回ベルリン映画祭銀熊賞を受賞した、ロウ・イエ監督の「ブラインド・マッサージ」の特別映像が公開された。メイキングやチン・ハオグオ・シャオトンら出演者のインタビューなど、健常者と視覚障害者が共に作り上げた映画の世界観が垣間見られる充実の内容だ。

ビー・フェイユィによる中国のベストセラー小説が原作。盲人マッサージ院を舞台に、生きることの希望と絶望を描き、視覚障害者の視点を体感するような映像と、濃密な人間関係が展開する群像劇。ベルリンのほか、台湾の第51回金馬奨では作品賞を含む6冠、第9回アジア・フィルム・アワードで作品賞と撮影賞など、数多くの賞を受賞。ロウ・イエ作品常連の実力派のほか、新星ホアン・シュエンが、マッサージ師を演じている。

多くの盲人が働く南京のマッサージ院。幼い頃に交通事故で視力を失い、「いつか回復する」と言われ続けたシャオマー、結婚を夢見て見合いを繰り返す院長のシャー、美人と評判だが、自身の美ぼうを知ることのできないドゥ・ホン。ある日、マッサージ院にシャーを頼って同級生のワンが恋人のコンと駆け落ち同然で転がり込んできたことで、それまでの平穏な日常が一転する。

ブラインド・マッサージ」は2017年1月14日アップリンク渋谷、新宿K 's cinemaほか全国順次公開。

ベルリン映画祭銀熊賞を受賞

(映画.com速報)   2017年1月9日

障がい者「家族が虐待」26件 15年度県内 施設職員は2件

2017年01月10日 02時33分08秒 | 障害者の自立

 沖縄県障害福祉課はこのほど、2015年度の県内における家族ら養護者と福祉施設職員による障がい者虐待件数を発表した。養護者による虐待は26件で、被虐待者数は延べ29人(実数・男性7人、女性19人)。福祉施設職員による虐待は2件・2人(同・男性2人)で、合わせて28件・31人だった。年度単位での調査が始まった13年度以降、いずれも最少となった。

 調査は12年の「障害者虐待防止法」施行後から実施されている。14年度の虐待件数は養護者38件・39人、職員8件・11人で、13年度が養護者58件・64人、職員4件・5人だった。

 市町村や県が受理した養護者による虐待通報・届出件数は82件で、調査の結果、26件を虐待と認定した。虐待種別(重複回答)では、「身体的虐待」が最多の16件。次いで「心理的虐待」12件、「経済的虐待」8件、「放棄・放置(ネグレクト)」4件、「性的虐待」1件―となった。

 被虐待者を障がい種別(同)で見ると「精神障がい」13人、「知的障がい」8人、「身体障がい」6人、「その他」2人だった。また虐待者の続柄(同)は兄弟・姉妹の10人が最多で、父親6人、夫4人、母親3人―と続く。事例26件のうち、11件で虐待者との分離措置が取られた。

 福祉施設職員による虐待通報・届出件数は21件で、虐待認定は2件。虐待種別では「性的虐待」「心理的虐待」が1件ずつだった。沖縄労働局に報告した使用者による虐待通報件数は4件となっている。同課担当者は「法律施行後、家族が虐待に当たると認識するようになったことで減少しているのではないか」と分析。今後も啓発活動や通報に対応する市町村職員への研修を継続していくとした。

 2017年1月9日    琉球新報


仙台で障害者の新成人を祝う会

2017年01月10日 02時24分27秒 | 障害者の自立

 知的に障害がある人の「成人を祝う会」が7日、仙台市宮城野区の仙台サンプラザホテルで開かれた。市内の新成人12人が出席し、家族や福祉関係者の祝福を受けた。
 主催した社会福祉法人「仙台市手をつなぐ育成会」の千葉厚子理事長が「夢を実現するには地道な積み重ねが大切。努力して壁を乗り越えていってほしい」と励ましの言葉を贈り、記念品のネクタイピンとネックレスを新成人に手渡した。
 新成人を代表して青葉区の高齢者福祉施設で働く小林聖(ひじり)さん(19)が「今の仕事を何十年と続け、20年間育ててくれた両親に孝行したい」とあいさつした。
 成人を祝う会は今年で52回目。歌手さとう宗幸さんも駆け付け、「青葉城恋唄」など3曲を歌って二十歳の門出を祝った。

晴れ着をまとって出席した新成人

河北新報    2017年01月08日

 


小池塾試験 全盲男性、受験できず 事務局は不手際認め「後日対応」

2017年01月10日 02時16分38秒 | 障害者の自立
  夏の東京都議選に向け、小池百合子知事が主宰する政治塾「希望の塾」が七日に都内で実施した塾生らの選抜試験で、複数の視覚障害者が受験できなかったことが分かった。団体職員の全盲男性(56)=東京都町田市=は取材に「障害者は選考の対象になっているのか疑問だ。障害を理由に後回しにされるのは日常だけれども、塾ではせめて健常者と平等の機会を与えてほしかったのに」と語った。 

 塾事務局は募集要項で、視覚障害などで配慮が必要な場合、事前に知らせるよう通知。これに従って、全盲男性も複数回、代替手段での試験実施を依頼していたという。

 塾事務局は取材に対し、試験を委託した民間会社に視覚障害のある塾生向けの方法を検討するよう依頼したが、応じてもらえなかったと説明。不正防止のため、事前に出題内容を点字化することもできなかったという。担当者は「誰もが活躍できる都市『ダイバーシティ』を目指しているのに、申し訳ない」と語り、視覚障害のある申込者には別の日に何らかの形で対応するという。

 ただ、当日は車いす利用者向けに受験スペースを別に設けるなど、「障害者への対応はできる限り行った」とも説明している。

 取材に応じた全盲男性によると、ほかに盲導犬を利用する別の視覚障害者も受験できなかったという。男性は「小池知事の誕生で都政を身近に感じ、施策の決定段階から参加すべきだと考えるようになった。改革に期待するからこそ、政治参加の平等を保障してほしい」と話している。

2017年1月9日   東京新聞