ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

あごや息使いゲーム機操作 佐賀大がICT体験会

2012年07月31日 01時14分53秒 | 障害者の自立
 身近なICT(情報通信技術)機器を活用して、体の不自由な障害者でも気軽に楽しめるゲームやパソコンの体験会が29日、佐賀市の佐賀大学であった。障害者が実際に使用しているゲーム機やパソコンに触れ、障害者の思いや体験を共有した。

 同大の市民開放事業で、障害者を含む計50人が参加。重度身体障害者らから直接指導を受けながら、あごや息を使って操作するテレビゲーム機や、車いすに乗ったまま遊べる家庭用ゲーム機「Wii(ウィー)フィット」を体験。ヘルメットの棒で操作するキーボード入力にも挑んだ。

 車いすで参加した小学3年の佐尾春香さん(9)=小城市=は「これまで2種類しかゲームをやったことがなかったけど、今回いろいろ体験できた。もっと挑戦したい」と喜んでいた。同大と連携ICT活用を呼び掛けているNPO法人・県障害者ITサポートセンターは、パソコンにマウスなしでも操作できる障害者向けの機能が内蔵されていることを紹介した。

 井手將文(まさふみ)・特任准教授は「携帯電話やテレビゲーム、パソコンには便利な機能があり、うまく活用したり、ちょっとした工夫次第で障害者が社会参加しやすくなる」と話す。

佐賀新聞 - 2012年07月30日更新

肌で感じた水面の風 視覚障害者がライン下り体験

2012年07月31日 01時10分21秒 | 障害者の自立
 【日光】視覚障害のある人などで組織する県視覚障害者福祉協会のメンバーが29日、鬼怒川ライン下りを体験した。大半のメンバーが初体験で、清涼感とスリルを楽しんだ。

 鬼怒川ライン下りを運営する鬼怒高原開発の斎藤学社長と同協会のメンバーの交流から実現。同協会は、毎年恒例の社会参加研修事業として実施、同社が料金面で支援した。

 ガイド役のボランティアと合わせ60人が参加。真夏の日差しの中、3隻の舟で渓谷を縫うように約40分の旅を楽しんだ。

 同協会の須藤平八郎会長(67)は下船後「川面を流れる風を肌で感じ、流れが急なところでは水しぶきが掛かるなど、夏の風物詩を体感できた。みんないい体験、思い出ができたと思う」と話した。



下野新聞 -(7月30日 朝刊)

障害が残ったらどうなる

2012年07月31日 01時04分58秒 | 障害者の自立
 Q 現役中に病気やケガで障害が残った場合、年金はどうなりますか。

「基礎」は1、2級で定額支給

 公的年金には老後の年金のほか、障害を負った場合の障害年金、死亡した場合の遺族年金があります。

 障害年金には2種類あります。20歳以上60歳未満の全国民が加入する国民年金(基礎年金)から支払われる「障害基礎年金」と、会社員が加入する厚生年金から支払われる「障害厚生年金」です。

 自営業者など国民年金だけに加入する人が受けられるのは障害基礎年金だけ。一方、厚生年金の加入者は要件を満たせば障害基礎、障害厚生の両方の年金を受け取れます。

 支給要件や金額を見てみましょう。今回は障害基礎年金について説明します。

 まず、障害の原因となった病気やケガで初めて受診した日(初診日)に、65歳未満だったことが要件です。ただし、老齢基礎年金を繰り上げ受給している場合は除きます。

 次に、障害等級1、2級に該当する状態であること。初診日から1年6か月後か、それ以前で症状が固定した日の状態で判断します。この時点で該当しなくても、後に悪化して65歳前に同様の状態になれば、受け取れます。こちらも、老齢基礎年金を繰り上げ受給していると支給対象になりません。障害等級については、細かく基準が決められています。身体障害者手帳の等級とは異なるので、注意してください。

 さらに、保険料を一定以上の期間、きちんと納めていることも必要です。初診日の前々月までに、納付すべき期間の3分の2以上を支払っているか、直近1年間に未納がないか、どちらかを満たしていなければ受け取れません。未納は非常にリスクが大きいのです。

 障害基礎年金の金額は、加入期間などにかかわらず定額です。2級は老齢基礎年金の満額と同じ年78万6500円(2012年度)。より障害が重い1級はその25%増しで98万3100円(同)です。

 子供がいる場合は加算がつきます。2人目までは1人につき年22万6300円、3人目以降は7万5400円。子供が18歳になった年度末まで支給されます。

 公的年金への加入義務がない20歳前に障害を負った人も、20歳から障害基礎年金を受け取れます。ただし、この場合は本人の所得が一定以上だと、全額または半額が支給停止になります。




読売新聞 - (2012年7月30日 読売新聞)

千葉・香取でウオーターフェスタ 知的障害者らボート体験試乗

2012年07月31日 01時00分49秒 | 障害者の自立
 水上スポーツの魅力を知的障害者らに紹介する「ウオーター・フェスタin小見川」が29日、千葉県香取市の黒部川で開かれた。

 地元の障害者と子供たちが一緒にマリンスポーツを楽しめる交流の場をつくろうと、小見川水上スキークラブが主催。今年は市内や周辺の障害者支援施設などを利用する約120人が招待された。

 参加者は子供でも操縦できる特別仕様のゴムボートでかじ取り体験をしたり、水上スキー教室に参加したり、水とのふれあいを楽しんだ。


ボートの体験試乗で水辺とのふれあいを楽しむ参会者ら=香取市

MSN産経ニュース - 2012.7.30 01:25

シンポジウム:訓練に要援護者参加を 水戸で「大震災と防災」 /茨城

2012年07月31日 00時58分20秒 | 障害者の自立
 東日本大震災で浮かび上がった防災面での課題を考えるシンポジウム「大震災と防災 茨城からの発信」(県地方自治研究センター主催)が28日、水戸市のフェリヴェール・サンシャインで行われ、茨城大地域総合研究所の有賀絵理客員研究員が、高齢者や障害者などの災害時要援護者について報告。自治体による避難訓練に要援護者が参加していない現状を指摘し、参加の必要性を訴えた。

 有賀研究員は、災害時の避難先に指定されることが多い公園で、入り口にバイクなどの進入を防ぐ鉄棒があるために、車椅子利用者が避難できない事例を挙げ、「気づかない、知らない、分からないがゆえに起こすバリアーがある」と指摘。自治体による避難訓練に要援護者が参加していない現状については「『参加してください』との文言があるだけでも参加しやすくなる」と述べた。

 このほか、茨城大の帯刀治名誉教授が講演。町村合併などで自治体職員の人員が減少しているとして「ボランティアやNPOとのパートナーシップが必要で、具体的に検討しなければならない」と述べた。

毎日新聞 2012年07月30日 地方版