多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

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皇室制度を見直すべき?…天皇陛下ご譲位が示唆すること

2019-03-14 | Weblog
今回の今上陛下のご譲位ですが、戦後だけでなく戦前の皇室関連法にも規定していないことです。

それを陛下のご意思に基づくご決断により打破されました。
それとご譲位ほど注目されませんでしたが戦前・戦後を通じて同様に定められている摂政のあり方にも疑念を呈せられました。

重要なのは保守の人の多くが拠り所としている戦前の法すら疑問とされ変更されたことです。
しかしこれは「民主化」などでなく、未来にわたっての天皇皇室の長久を図られてのことと拝察されます。

ここで保守の人に提案。
万世一系は確かに保たれてきましたが、天皇皇室のあり方は時代とともに変化してきました。
むしろそれによって万世一系は貫かれたとも言えます。

例えば譲位と上皇は古くからの歴史があり、特に江戸時代には機能を変えて数百年続き現代に至る皇室の基盤ともなりました。
そしてその後にそれぞれせいぜい数十年程度の歴史しかない戦前と戦後の日本が続いていますが、それらが定めた皇室関連の法体系も時代に合わなくなってきています。

そろそろ譲位・摂政・宮家などについて考え直す時では?

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