多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

早くも葉桜 多摩川等々力土手

2010-03-20 | Weblog
二月に川崎側の多摩川等々力土手の名物(?)といえる河津桜をご紹介しました。写真はそこの今月19日のようすで、早くも花が散って葉桜状態となっています。せいぜい数本の桜ですが、日本の伝統的季節感の破壊に敢然と挑戦しているのであります

ただこの河津桜を別にしてもこの土手の一帯は他よりも早咲きみたいなので、その分、一足先にお花見ができるかもしれません

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土曜日はまだ無理? 多摩川お花見情報

2010-03-19 | Weblog
まず結論を言うと無理です。多摩川沿いの桜の開花、写真は本日撮影ですがご覧の通り前回の記事よりさらにつぼみがふくらみ、木全体も桃色かがってきた、という段階です

という具合になるべく前向きなことを書きましたが、それでもこの分では明日土曜日に開花というのは不可能というものでしょう。この写真に限らず他も似たような感じです。ごく一部に例外的に早咲きの品種はありますが…

では連休の日曜や月曜はどうかというと、うーん、とりあえず明日までの予想だけにしておきます

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多摩川の柳の新緑

2010-03-19 | Weblog
そろそろお花見シーズンの多摩川ですが、それより少し前のこの時期、あまり目立たないが柳の新緑のシーズンでもあります。写真のように淡い緑の新芽をつけた細い枝がナヨナヨと風に揺れるのであります

あまり目立たないがこの時期には一番目立つ、というのはよく考えれば変な言い方ですが、新緑がまだ少ないこの時期、真っ先に新芽の緑が目を引くからです。しかも街中の柳の並木などとは違い好きなだけデカくなった一本立ちの大木だからさらにインパクトがある

ただ他の木の新緑も出そろい、柳の葉も大きくなるとまったく存在感はなくなり見向きもされなくなります。ですから興味のある人は今のうちに柳の新緑でも愛でに出かけて和歌か俳句でも詠んでみては

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開花はまだ先? 多摩川お花見情報

2010-03-18 | Weblog
多摩川の桜情報、今日は昨日撮ったつぼみのアップを載せますから、いつごろ開花するかは写真を見て各自ご判断して下さい

それでは不親切なので一応解説しますと、前回の記事より多少色づいてきたかな、というところです。もちろん場所によっては全然変わってない所もあります

それでは写真のはどうだとなると、ここは土手の下で風が直接当たらず開花が他より少し早いかな、という感じの木なのであとは勝手に予想して下さい

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春の夕暮れの多摩川

2010-03-17 | Weblog
この前までサンザン冬の夕暮れシリーズをやっていましたが、そろそろ春の夕暮れです。どう違うかというと日差しの鋭さがなくなり、強い風も吹かないので雲や空も全体にトロンとしています。それに夕暮れの時間帯になっても寒くもなく、どこからかジンチョウゲの香りも流れてきて…、と外を歩くには絶好の季節になりましたが、花粉症の人はそうも言ってられないのでは

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多摩川のお花見はまだ? 多摩川お花見情報

2010-03-16 | Weblog
多摩川沿いの柳も新芽の緑が目立ち始め…、とNHKニュースの結びみたいなことを言ってますが、お花見もそろそろ、とこの写真です。撮影日時は3月15日

ご覧のように見たところはまだコチコチのつぼみですが、それでも確実にふくらんできているのはお分かりでは。場所は稲城大橋下の府中側で、ここのサクラは多摩川の他に比べて少し開花が遅いようですが今のところはどこもこんな感じです

ということで今年も多摩川お花見情報、スタートいたしますので、まあ読んでやって下さい

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産業遺産のオブジェ?

2010-03-15 | Weblog
この写真、川崎市市民ミュージアムで、最近たびたび取り上げる多摩川近くの等々力緑地にあります

主な催しものは常設展示に特別展があって要するに箱モノで…、とそんなことはどうでもいいので、多摩川雑学的に注目したいのは手前左に写っている黒いオブジェですな

説明板は見当たりませんが、これも以前ご紹介した転炉と同じで、機械の部材というか産業遺産を転用したものに見えなくもない。なかなかユニークとほめてあげましょう

ただこういうのも広い敷地にポツンとあるから絵になるので、茶道の世界の用なしの美学風でサマになっていますがこれが山盛りあると廃材置き場みたいになって、バランスが難しいところでは

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「一衣帯水」の像

2010-03-14 | Weblog
この写真の彫刻、最近よく取り上げる多摩川の近くの等々力緑地の遊歩道沿いにあります。詳しい由来は分からないが中国の作家の手になる作で、題名といい実際の作品といい、言いたいことは実にハッキリ分かります

というよりこの彫刻がインパクトがあるのは、日中にこういう夢みたいに円満だった時代もあったというところでしょう

それが今では中国と言えばこのヤロウ…、の時代になったわけですが、こういう政治的なアートというかモニュメント、逆風のときにかえって存在感が出るのでは、という気もします

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どうなる? 二子玉川

2010-03-13 | Weblog
つい先日(3月7日)取り上げたばかりですが、二子玉川の再開発工事はいつ終わるか、気になるところです

先日のは対岸の川崎側からだから、多分に人ごと的でしたが、世田谷の多摩川沿いからとなるとかなり変わっています。写真は多摩川の河川敷ですがご覧のように道の付け替え工事もやっていて、二子玉川駅の周辺は完全に工事現場状態です

それではいつ工事が終わるかですが、始まりのあるものはきっと終わりがあるはずですからいつか終わるでしょう。たとえば新宿駅はいつ行っても延々と工事していて西洋の教会建築みたいに100年以上かかるかと心配しましたが、ちゃんと終わったではありませんか

それまでに想定外の大洪水が来てすべてが流されるなんてことのないよう、まあ頑張って下さい

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等々力陸上競技場

2010-03-12 | Weblog
この写真の等々力陸上競技場、昨日もご紹介した等々力緑地の一角にあります。川崎フロンターレのホームでもありますが、外からの見た目は意外と小さい。まわりが広々としているため競技場が少々の大きさでもあまり威圧感がないのではと解釈しています。写真は特に催しもののないときで、こういうときは周辺に散歩のお年寄りがポツンといるくらいで、人の気配はいたって少ない

この競技場に行くにはあまり交通の便が良くないなか、以前ご紹介したオブジェや彫刻や「工業報国」の碑を鑑賞しながら歩いてくるのでしょうが、それにしても駅のそばのサッカー場というのは少なく大体が交通が不便な場所にある。この点、府中の競馬場は駅からの道とかもいたれりつくせりで、ギャンブルはお客様が命の商売なんだな、もてなしの心で客を大事にするんだなと考えたりもします

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デカいオブジェ

2010-03-11 | Weblog
この写真、等々力緑地の遊歩道沿いにある彫刻というかオブジェです。見たところ、現代彫刻みたいでここには現代彫刻は他にもありますが、似たのもあるなかで目立つのはボリュームです。大きさです

俗な話ですが油絵のお値段を表すのに1号いくらと、まるで日本酒の値段みたい言い方をします。これでいけば大きいほどお値段も高くなるわけで、小難しい現代アートも結局は大きさで決まり…。特にここみたい屋外のパブリックではボリュームが決め手で、その点、渋谷の岡本太郎さんの壁画とかは、これを心得てますな

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小杉神社 多摩川沿いの寺社シリーズ

2010-03-10 | Weblog
この写真の川崎市中原区の小杉神社、多摩川から少し入ったあたり、最近よくご紹介する等々力緑地の近くにあります

武蔵小杉といっても高層マンション林立でデ有名になった東横線の南側でなく北側、それも武蔵小杉駅からは結構距離があります。要するにかなり地味な場所にあります

雰囲気的には村の鎮守の神様か、街中の氏神神社の間といったところで、そういう神社によくあることですが由来とかはよく分かりません、というかロクに調べませんでしたが、地元の方が熱心にお祭りしている様子がうかがえます

場所もこの辺りにひっそりとあるのがちょうどよく、これが例の高層マンションやNECの近くにあったら、武蔵小杉のハイテクITの神様とか、変なブレイクをするかもしれません

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多摩川の飛行機雲…

2010-03-09 | Weblog
この写真ではよく分かりませんが、多摩川の上の青空を飛行機雲がまっすぐ伸びています。澄んだ空にも春の光が満ちてくる頃、行き先ははるかかなたの北朝鮮…、とか書くつもりは全然ありません

多摩川周辺にお住まいの方ならご存知というか、慣れてバカになっていて気がつかないだけかもしれないが、川の近くには羽田、調布飛行場、横田基地とかがあって多摩川上空はかなりの飛行機が通ります

そこで話は少々実際的になりますが、多摩川沿いに引越しを考えている人は航空機騒音のことも念のため調べたほうがいいのでは。分譲マンションのチラシとかは高級住宅地がどうのと夢みたいなことはワメいても、米軍の輸送機が頭上をかすめるなんてことはまず書かないでしょうから

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「工業報国」の碑

2010-03-08 | Weblog
この石の碑文、最近よくご紹介する多摩川沿いの川崎の等々力緑地の遊歩道沿いにあります
説明板によれば旧池貝鉄工所に紀元二千六百年と創業五十年を記念して作られたが、最近の工場閉鎖で取り壊される予定だったのをここに移して保存したとのことです

紀元二千六百年と言えば日本が一番勇ましかった時代でこの碑文のもと、池貝の工場では軍需物資の生産に励んでいたことでしょう。ただそれから七十年以上が経ち、壊したのか勝手に欠けたのか知らないが「業」の字が欠けているのにも時代が出ています

地面に埋めるなぞ雑に扱いやがって、とご立腹の人もいらっしゃるでしょうが、まわりがジブリみたいな暗い森にひっそりと置かれているのも時代が出てます

ひょっとして真っ暗闇の真夜中、このあたりからポカッと秘密の入り口があいて、昭和十年代のマボロシの軍国日本の迷宮に入っていける、いや、引き込まれるかもしれませんぞ

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まだまだかかる? 二子玉川再開発

2010-03-07 | Weblog
この写真、川崎側から見た二子玉川、目下再開発中の図であります。対岸には高層ビルが立ち並び未知の都市が出現したみたいで、手前のブルーシートのホームレスさんのおうちも一段と引き立って目を引きます

ところで目下再開発中といいましたが、一番気になるのは真ん中の東急のショッピング関係の施設でこれがなかなか出来ない。もちろん今年中はダメ、わざとグスグズやってじらして目立とうとしているのではと勘繰ったりします

では二子玉川も最終的には武蔵小杉みたいに高層マンションが林立、となるかというとおそらくそうはならないでしょう、少なくともこの二・三年くらいは。理由は多摩川に近すぎるし武蔵小杉みたいに土地がないしまわりは住宅地がせまっているから。ここしばらくは写真みたいな眺めが続くのでは

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