多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

宇奈根の渡しの碑

2010-03-06 | Weblog
多摩川の川崎側にある渡しの碑、今回は宇奈根の渡しの碑です。写真の真ん中のステンレスの柱がそれです

宇奈根もそうですが多摩川沿いでは両岸に同じ地名の所が結構あります。もとは陸続きだったが多摩川の洪水で分断されて泣き別れになって韓国と北朝鮮みたいになっちゃった、というわけです。さあ、全部でどれだけあるか探してみよう!

この渡し場跡、川が見えないのも他の渡し場跡と違っています。ご覧のようにまわりは畑で大木が1本あって、対岸にマンションが並んでいるのが丸見えよりかえって昔の風情が残っている、と言いたいところですが、この写真では何とかカットしましたが畑のすぐそばには車がとめてありました

渡し場の碑文ですが昔は渡し舟だったが橋ができて廃止になった、のパターンのところが殆どですがここは宇奈根が川を挟んで分かれていることなども書いてあって、これまた他との違いが出ています

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よくある銅像?

2010-03-05 | Weblog
この銅像、このところよく取り上げる多摩川沿いの等々力緑地の運動公園みたいなところにあります。公園の銅像と言えば武将や政治家だったのは昔の話で最近は平和をイメージした女性像とか変なオブジェとかが多い

ところでこの銅像、運動公園のなかだから健全健康路線なのか、「健康美」とその名もいたって平凡で、とにかく誰も文句を言わないひたすら無難にという気配りがよーくあらわれています

それがかえって派手オブジェとかに比べ目立つ結果になるかも、と何を言いたいのかよく分からくなりましたが、もっとクセと主張があって文句の一つや二つも出るくらいのほうがいい、という気もします

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等々力緑地の冬木立

2010-03-04 | Weblog
この前、今度こそ多摩川の冬木立シリーズは終わりと言った舌の根も乾かぬうちに、またも冬枯れの木立です。場所は最近ときどき取り上げている等々力緑地で、多摩川とは少し離れた遊歩道沿いです

昨日ご紹介した多摩川の河原みたいに吹きさらしでないので木の種類も多く、おかげで常緑樹もあって中途半端な冬枯れの景色です。ただ散歩やウォーキングとなると多摩川の河原よりこういう所の方が、雨や風が少しはしのげて楽でしょう

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多摩川の河原 冬枯れの雑木林

2010-03-03 | Weblog
多摩川の冬枯れの木もそろそろ終わりとこの前書きましたが、今度こそ本当におしまいかもしれません。多摩川の立川の河川敷のだだっ広い一角にあるこの茂み、夏には緑に茂って青々としていますが今はご覧のとおりモロ冬枯れで何もありません。ところで夏には緑に茂って青々としています、と言きましたがこの言い回し、よく考えると少し変です

河川敷のど真ん中と書きましたが、風や日差しをさえぎるものがないから季節と共にガラリと姿が変わる変わり方も激しいのでしょう。ということで、写真ではそろそろ明るい春の日差しが指し始めています

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多摩川ヘビウォッチ

2010-03-02 | Weblog
冬の間は完全に忘れていますが、多摩川の河原にはヘビがいます。かなりいます。サイクリングロード沿いにあるヘビ注意のこの看板、青空をユウユウと泳ぐマムシの絵がなかなかうまく見ていると楽しくなってきて、こんなヘビがいるなら是非会ってみたい気分になってきます

ところでこの看板のあるあたりはヤブと草むらで確かにヘビが出そうですが、残念ながらここでヘビを見かけたことはありません。別の場所ではときどき見かけますが、いつどこで出るかはヘビの勝手で極端に言えば多摩川の河原ならどこで出てもおかしくないのでは。だからこの看板は多摩川の河原全体のことくらいに考えて、ヘビシーズンになったら思い出しては?

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黒い転炉のオブジェ?

2010-03-01 | Weblog
昨日は多摩川沿いの等々力緑地にはオブジェが多い、これから少しずつ紹介するぞ、といいました。忘れないうちに一番インパクトのあるのをご紹介します。この黒い写真がそれで、昭和12年に旧日本鋼管の京浜製鉄所に導入された転炉だそうです

日本の一番厳しい時代を生き抜いて、大東亜戦争の軍需物資も戦後の復興のための鋼材も、この炉から生まれたのです、技術者と作業者の汗と涙の結晶です、と何だかテレビ東京的になってきました

ということでオブジェというよりも産業遺産というのが正確ですが、巨大なコガネムシかデブロボットという感じでどことなくユーモラスです。全身黒塗りというのもなかなかの出来で、これが金銀ピカピカなら新興宗教みたいで、鉄さびのベンガラ色ならひたすら仕事一筋という感じで何だか重いし、ピンクとかになるともう立派な悪趣味です

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