月の満ち欠けと、潮の満干潮に、地球の重力や引力の関係で、新しい命が誕生し、或いは亡くなって逝くが、その不思議な現象に、自然の摂理を思わないではいられない。胎内に長すぎると、死産になる可能性もある。自然とは神・宇宙の領域でもある。
早出で勤務をし、半日で帰宅する。明日は、下の孫の学習発表会で、統廃合が決まっているので、最後にもなる。小学校生活は後数ヶ月しかない。来春には中学生だ。善行児童数が30名という、複式学級も含むが、孫等が一番少なく、5名の同級生。
現代農業・11月号に、山女の記事があった。山形県が主流らしいが、栽培しているのを見たら、我が家でも可能らしい。余り、山との境もない田舎である。山形県のは、皮を調理して食べる方法らしい。試してみたが、苦味がきつかった。焼酎漬けが良。
山女・通草は、天恵の長命果とあり、利尿作用、抗炎症作用、通乳作用と記されている。今なら、情報が豊富で、直ぐに分るが、祖母が生きていた頃にはなく、その効用も朧なものだったと思える。然し、実践してみて、その効果に驚く。蓄膿症にも効くが。
痰の絡みを和らげ、咽喉の通りを良くする。焼酎に漬け込んでおけば、何年でも持つ。毎朝、5cc程を飲用する。風邪の症状の出始め、少し多めに飲用して眠る。翌朝起きると改善されていてびっくり。枇杷葉茶と一緒に飲んでも好く、嗽に使っても効果大。
子どもや小児には、アルコールは禁止だが、通草の種を丁寧に洗って干し、乾燥させてお茶で飲むのも好い。野生の物は、それ自体が無農薬なので、安心して飲めるのだ。保存方法は焼酎でしているが、酢や塩漬けはしていない。種は、冷凍庫保管。
梔子も、秋口の頃に、緑の大きな虫に齧られると、花が咲かない。今年、見つけては駆除した。台所の窓の下に咲く。