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餅つきの思い出

2019年12月27日 23時02分00秒 | Weblog
餅つきの思い出


先ほどのテレビニュースで
病院での餅つき行事を
紹介していた

それを見ながら
僕は 
田舎での餅つきを
久しぶりに思い出した

僕が子どもの頃は
我が家で
家族全員で
餅をついていた

もち米と水、アンコやキビ
餅つきの杵と臼(隣家から借りた物)
釡とセイロなどを用意

当時は
カマドに蒸し器(セイロ)を載せて
1時間位蒸していた

カマドには 
幼い頃は 薪を入れていたが
米を蒸すための火器として    
竈から石油コンロ
そして ガスコンロに
変遷していった

蒸したもち米を
臼に入れ 二人で
ペッタン、ペッタンとついた

誰が誰と
どんなふ風についていたか
よく覚えていないが
見ていて よく相手の手を
ついてしまわないものだなあ
と 僕は感心していた

杵は 手に持つと
かなり重くて
子どもなら 
フラフラしてしまうし
真っ直ぐつくのにも
コツと慣れがいる

更に 
ペッタン、ペッタンの合間に
母などが 手で
水を餅につけていたのを
ハラハラして見ていたのも
今では懐かしく思い出す

米粒から ベトベト餅に
そして 粉をまぶして
手のひらで撫でて
飾り餅や丸餅の形にして
表面をツルツルに仕上げて
出来上がり!

丸餅の一部には
餡子(あんこ)を入れて
あん餅も何個か作る

あるいは
きな粉をまぶして きな粉餅に

母親は
その中から
僕たちに あん餅を
一個ずつくれた
僕たちは
それが楽しみで
餅つきを
手伝っていたのかもしれない

大きい鏡餅は
床の間に飾り
沢山の丸餅は
台所などにしまう

正月になると
お雑煮に 
2、3 個入れて頂く

また 
正月を過ぎる頃になると
持ちを良くするために
水瓶などに丸餅を入れた

それでも
冬が終わる頃には
餅にカビが生えているのもあった

今では
年に数える程しか餅は食べないが
今日 娘からカミさんへの電話で
実家でのお正月に
お雑煮が食べたいと言うので
令和二年は まず
二個の餅が頂けそうだ

ps2019.12.27
ずっと後では
電気羽釜や電気餅つき機が
出回ったと思うが
最近は 多くの家庭が
電気機器を使っての餅つきさえ
しなくなったのかもしれない

嚥下機能がヘタリがちな年寄りは
餅が喉に詰まらないように
以下のことに気をつけたい
(1)一人で食べない
(2)ゆっくり食べる
(3)餅は小さく切って食べる
(4)詰まったら肩甲骨辺りを
   強く何度も叩く

サイト 江戸餅つき屋
に 詳しい解説があります
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