「まん防」と「マンボウ」
(→マルボウ)
※「まんぼう」のイメージは?
( 画像は 川沿いの小藤の花 4/1 )
4月5日
新型コロナウイルスの
「まん延防止等重点措置」が
始まった(期間は5月5日まで)
宮城、大阪、兵庫の3府県6市が
(現在)対象だ
飲食の場を通じた感染拡大の防止が
軸だそうだ
「コロナ疲れ」の中で
どこまで実効性があるのか
「個人の努力を頼り」としていて
不安をはらんだスタートとなったようだ
(2021.4.5 熊日新聞夕刊・参考)
そのいわゆる「まん延防止措置」を
知らせる紙面(4/5) の中で
「マンボウで疫病退散?」という記事が
載っている
和歌山市立博物館が 4日に
江戸時代後期に疫病退散を
願って描かれたとみられる
マンボウの木版画の展示を
再開したそうだ
(令和2年夏〜令和3年3月に
2回、期間限定の展示)
いわゆる『まん防』が始まる今こそ
展示を、という声に押されて
再度の展示となったらしい
その版画には
「満方」とか「壱(別字体)丈五尺四方」
「疫病除ケ」の言葉が書いてあり、
マンボウとみられる大きな魚が
描かれているそうだ(作者不明)
記事の写真で見ると
目や口が笑っているようで
ヒレも軽やかで
何だか楽しそうなマンボウではある
天草の「アマビエ」といい
今回の「マンボウ」といい
コロナ終息(疫病退散)を願う気持ちは
いつの時代の人も変わらないと思う
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
ところで ニュースで
「まんぼう」「まんぼう」と
何回も聞いているうちに
私は 北杜夫氏の随筆
「どくとるマンボウ航海記」の
のんびりしたイメージを覚えた
中学生の頃か 兄の影響で
ドクトルでもあった北杜夫の
マンボウ航海記を楽しく読んだ
(北は東北大と慶應大学の医学部で
学んだ医学博士でもあるので
今回の「まん延防止措置」とも
些か繋がるのではないか?)
一方 マスコミで
「まんぼう」のイメージが
生ぬるくていかがなものか?
と言う声もあるが 私は
何か違うぞという気持ちがある
そして 今朝
その訳がわかった
ドラマなどで出てくる
いわゆる「マルボウ」だ
それで 私は
暴力集団のように
無差別に暴れるコロナウイルスに
対抗する様子から
「マルボウ(暴)」→「マンボウ」と
連想したわけだ
だから
マンボウという言葉からは
のんびりとした
悠長なイメージだけではないと
つい思った次第だ
(※ちょっとこじつけで
少々ムリがあるかもしれないが)
ps 2021.4.7 草稿
「まんえん」には
蔓延、慢延、万延と
三つの熟語があるが
今回の措置法では「慢延」を
イメージしているのだろうか
または「蔓延」だろうか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます