技量と心「エール」からのヒント
「天才だから
自分だけを見つめるんだ」
と 木枯正人(野田洋次郎さん:モデル・古賀政男) から
言われた古山裕一(窪田正孝さん:モデル・古関裕而) は
得心して狂喜した
独学で音楽を学んできた裕一は
自分自身の天才的な才能に
プライドはありながら
周囲の人から 中々認められないので
反面 自分自身の才能に
つい疑いを持ってしまっていたのだろう
でも 木枯の言葉で何かを感じ
創作の魂に火がついたのだ
溜まりに溜まっていた
創作のエネルギーが
早稲田大学の応援歌「紺碧の空」に
焦点化し 結実するのだ
「紺碧の空」は
早稲田大学野球部へのエールだが
応援団へのエールでもあるし
学生へのエールでもあるし
翻って
作曲した裕一へのエールでもある
また このドラマは
現在進行中のコロナ禍で
疲弊している人たちへの
とりわけ
エッシェンシャルワーカーへの
エールでもあるだろう
ps 2020.5.22
この原作者は そして
制作スタッフの人たちは
あらゆる人たちに
そして 自分たち自身にもお互いに
心からエールを送っていると思う
もちろん 妻 関内(古山)音(二階堂ふみさん:モデル・古関金子)の
支援の功績は計り知れないと思う
そう言えば 私の父の従兄弟は
生前 時々私の実家に寄って
熊本市まで帰っていた
私らは 世継の伯父さんと呼んでいたが
とても優しくて 私が実習の時は
何日も二階に泊めてもくれた
その伯父さんは 早稲田大学の出身で
伯父さんはもちろん 父も誇りにしていた