哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

熊野本宮大社 -熊野・伊勢への旅 2024初冬③-

2024-11-11 23:29:55 | 旅行・ツアー

特急南紀で新宮に到着、“またまた”すぐさまバスに乗り換えます。(ほんと、1つでも乗り継ぎをしくじると、回り切れなくなる恐ろしさがあります)

新宮駅下車の時からですが、「日本人よりも外国人の方が多い」のが言葉のやりとりでわかります。

紅葉のシーズンとあってどうかなぁ…と思っていたら、どうやら日本人は観光バス、外国人は公共交通機関を利用するようで、

熊野古道もあってリュックをかついでの欧米人と、身なりは同じでも言葉が強烈な中国・アジア系の人ばかり目立ちます。

ちょっと時間があったんで観光案内所で観光地図をいただこうと・・・「そうだ、どうせバスに乗るんだったら、往復乗車券あってもよさそう・・・」とひらめき、

案内係さんに声かけたら「バスの乗降フリー切符」があるそうで、今日明日とバスを乗りこなすんで買わせていただきました。(これがとってもお得で便利で助かりました)

多くの外国人をたくさん乗せてほぼ満員で新宮駅から熊野本宮大社をめざします。

新宮の町から熊野川沿いに1時間のバス旅、熊野川の霊験あふれる大きな河原をながめながら、どんどん山の中へ・・・ちょっと開けてきたら「熊野本宮大社」に到着です。

特に“観光地”という感じではなく(観光土産屋さんもあまりありません)普通に森の中に社があるだけの感じです。(言われてみれば、ここは観光スポットではなく巡礼地ですものね)

杉木立にかこまれた石段(158段)を登り詰めて総門をくぐり、社殿が並ぶ場に到着。主祭神は須佐之男命で全国の熊野神社の総本山です。

                             

威厳ある・・・というかこの旅の題目である「一生に一度は・・・」くらいの感覚での参拝で、本宮大社には並んで3社あるのでひととおり詣でて、社務所で「栄光の勝守」を授かります。

続けては大斎原(おおゆのはら←読めません)を参拝、映像なんかでなんどかこの風景を観ていますが、田圃(畑)のなかに大きな大きな鳥居が・・・あまり信仰っぽいところがありませんが

ここもなにかの御縁があることでしょうから、早々に詣でて無事にひととおり「熊野本宮大社」参拝を終えることになりました。

 

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特急南紀1号 -熊野・伊勢への旅 2024初冬②-

2024-11-11 23:03:13 | 旅行・ツアー

さあ出発の朝です。日頃のおこないがいいのか天気予報では3日間とも晴れ模様で(よかった)期待が高まります。

自宅を早朝に出て東京駅から6時発の始発新幹線で名古屋まで・・・ひさびさの新幹線で旅の高揚感も高まるし、もう一つの旅のおたのしみが・・・。

鉄道旅の楽しみの一つに移りゆく車窓を楽しみながら駅弁をほおばる・・・これですよ。

今回は「日本橋 幕の内」 定番の幕の内弁当ですが「深川のあさり」とか入っていて、ちゃんと“東京の駅弁”を主張しているお弁当。(最近の駅弁って「どこの・・・」なんてものがあります)

三島あたりの車窓からは「富士山が・・・」今日は見えませんでした。新幹線で西へ向かう時、かならず車窓からの富士山の雄姿も見どころですよね

(72化粧品のカンバン・横浜の三角屋根住宅・浜名湖弁天島・・・なんてところも)

そんなこんなで2時間かからず名古屋着、すぐさま乗り換えで紀勢線ホームへ・・・今度は「特急南紀1号」に乗車してまず最初の訪問地、新宮をめざします。

特急南紀号はハイブリッド気動車で、多客期なんで4両編成(2両編成なんて時も)伊勢までは近鉄線の牙城ですが、この先尾鷲とか熊野・新宮・勝浦までだとやはり紀勢線になります。

紀勢線のJR東海側亀山から新宮までは非電化区間でディーゼル王国ですが、新宮から先のJR西日本側は電化区間で関西方面からの列車も多く乗り入れています。

津駅あたりまでは平坦な地をけっこう飛ばして疾走するんですが、そこからの山間部は右へ左へとウネウネ走って、利便性よりも景観を楽しむような観光路線になります。

特急南紀号に乗車した際にも“またまた”駅弁を購入しました。「なごや満載弁当」もう名古屋名物“満載”のなんでもありのお弁当です。

四日市の工業地帯、近鉄含め鉄道路線があっちいったりこっち行ったり、山の中の車窓、尾鷲からの熊野灘などなど楽しみながらのお弁当、この車窓雰囲気だけ十分満足するものに。

午前8時2分に名古屋を出発して新宮着は11時34分。乗車時間3時間半、思っているより長かったですね。

プラン練っているときから今回の旅のポイントは交通手段で、意外と時間がかかるのがネックになっていました。それにしても新宮は遠いなぁ・・・で、

そろそろ車窓眺めるのに飽きたころに列車は新宮駅にすべりこみました。やっと到着。

 

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プロローグ -熊野・伊勢への旅 2024初冬①-

2024-11-11 16:36:32 | 旅行・ツアー

毎年行っている小旅行(昨年は「磐梯・蔵王への旅」)今年は“念願の”「熊野・伊勢への旅」としてプランを練りました。

「一生に一度は熊野とお伊勢さんを参拝」しないといけないだろうと、いつかはいつかは・・・と考えていました。

いつものように事前に「行く場所」「食べ物」「名所・旧跡」「観光スポット」「おみやげ」・・・なんかを念入りに調べて(めったに行けませんから)

日時と交通手段(乗り継ぎ)宿泊手配まで・・・昔と違っていまはネットでなんでもできるんで、格段に楽になりました。

むかしは本屋さんで観光ムックを購入して、時刻表とにらめっこして、キップと宿泊手配を旅行会社の窓口で頼んで、

今から思うと結構苦労して労力使って“手作り”しながらプランを練るもんで、まあこれも旅のたのしみではありました。

旅行好きなんで何日も何日も自分で空想しながらあ~だこ~だと時間忘れてプラン造るのって・・・好きなんですよ、いまでも。

今となってはネットでなんでも調べられて、切符の手配から宿泊手配まで自分の机の上で出来ちゃうんですもの・・・でも昔からのくせであ~だこ~だとプラン造りますけども。

今回は2泊3日の旅で、ネックになったのは東京からだと伊勢あたりまでは新幹線と近鉄乗り継げばスムーズに行けるんですが、その先熊野・新宮までの交通手段

車窓も駅弁も楽しめる「鉄道旅行」ですから、紀勢線の乗り継ぎ、そして駅から乗り継ぎのバス便をどう組むか・・・

列車・バスを1本でも乗り逃すと熊野三山(熊野本宮大社・速玉大社・那智大社)が回り切れなくなります。

せっかく行くんだから“強行軍”でも周りきらないと今回の旅の意味がありません、もう1分単位で「ここであれやる、これやる」なんて事前プランで決めておきます。

宿泊ホテルはちょうど紅葉の時期に入りますが何とか確保、駅の「みどりの窓口」で乗車券・特急券も確保、身支度も“慣れたもんで”ささっと済ませて・・・さああとは出発待つばかりです。

どうかいい天気でありますように・・・無事に熊野・伊勢への旅が完遂できますように・・・出発。

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