「ひさびさの熱湯ですよ・・・」
最近開拓している総武線沿い、平井駅で下車(「平井 吉野湯に浸かる」2024-8-11投稿以来)
平井駅北口から、荒川にかかる平井大橋方向にトコトコ歩きます。ここも下町なんで、活気とにぎわいは・・・なんか人通りもあまりない、どこにでもある住宅街が続きます。
京葉道路を越えた平井大橋のたもとに、今回訪湯する「中の湯」さんがあります。
外観はマンション型銭湯ですが、創業は昭和10年といいますから、もう90年以上の歴史ある銭湯です。
マンション型銭湯にリニューアルし、2年前にも内装を変えて現代風の銭湯に変わりました。
でも下町の銭湯らしく、下足箱から男湯・女湯にわかれての入館、そして番台スタイルも変えずに・・・でもまったく古さは感じません。
さっそく浴室に入ると正面には田中みずき氏による“かわいらしい”富士山と海原の風景があり、うまく配置されたカランの向こうにある浴槽は
半身浴もできる白湯とジェットマッサージ深座湯、囲まれた部屋になっているミスト風呂の構成
カラダを清めてまずは白湯へ・・・そっと足を入れると「おお…熱いぞぉ」
入れない熱さでもない、湯温計は44度をさしています、ゆっくりとカラダを沈めてじぃ~とじぃ~と首まで浸かって、がまんがまん。
最近行く銭湯はどこもちょうどいい42度くらいの湯温で、カラダがそれに慣れちゃっているもんだから、普段から「熱湯好き」を豪語している身としてはなんでもない湯温のはずですが
今日は“体調悪いのかな…”数分入っているのがやっとで湯から出ちゃいました。(はずかしい)
マッサージ座湯とミスト風呂を交互浴しますが、今日は耐久性がなくてのぼせ上っちゃう始末
井戸水利用の薪沸かし、とっても柔らかくてカラダあたりの気持ちよい良質な湯です。
・・・なんでじっくりと「湯」を楽しみたいところですが、熱くてね・・・もったいない気持ちを残しながら、一通り湯を楽しんだところで出てしまいました。(あ~あ)
下町の銭湯の雰囲気を肌で感じながら、熱めの湯を楽しめた平井中の湯、いいお湯でした。