哲ノート

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らくだ -池袋演芸場九月中席-

2024-09-15 23:24:47 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能

9月です。秋です。寄席です。

今月の寄席は“ひさびさになっちゃいました”池袋演芸場から・・・

今回は日曜日とあって(いつもの平日とは違って)開演直後には満席(池袋が・・・ですよ。補助席も設けられて)の熱気ムンムンで始まりました。

いつものように最前列で寄席芸・落語をライブ感をもって楽しみます。(今回も立花家橘之助師匠にイジられました)

普段の池袋だと結構落語通の観客が多いのですが、休日なんで慣れない観客のすがたが目に付いて、ひとこと。

❶昼過ぎとはいえ、演者が一生懸命演じている最中に、音をたててメシを喰うなぁ・・・。

❷席を中座して(トイレとか)戻ってくる時、最前列の通路を演者の前を横切って入ってくるなぁ・・・(噺が終わるまで出入口付近で立ち見していろ。)

演者にも観客にも失礼千万。観客の礼儀・マナーが問われます。とっても不快です・・・・で、開口一番は

「道具屋」から始まりました、「桃太郎」「源平盛衰記(中段)」「熊の皮」「権兵衛狸」「財前五郎(新作)」「七段目」「悋気の火の玉(ひさびさ拝聴)「たいこ腹」「ふざい屋(初聴)」

そして主任トリは橘屋圓太郎師匠で「らくだ」

酒を飲む仕草は当代随一と自分は思っている師匠で、以前(たしか)末廣亭での「試し酒」なんかもう目に焼き付いているほどで、飲みっぷりとそのしぐさと処遇と・・・。

今回の「らくだ」もらくだのあにぃとまきこまれたくず屋さんとのやりとり

あにぃがくず屋さんに「まあ、一杯・・・」なんて酒を注ぐあたりから様子が変わってきて・・・

いやぁ、いいわぁ師匠。期待通りの飲みっぷりとへべれけに豹変するくだりは、もう目の前で見ていてたまりません。

「らくだ」の面白さを見事に演じ切った師匠の芸に拍手喝さいで大円団となりました。(よかったぁ)

 


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