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阿佐ヶ谷 玉の湯に浸かる -銭湯をめぐる173-

2022-08-31 22:55:08 | 銭湯・温泉
中央線阿佐ヶ谷の駅で下車

阿佐ヶ谷の街は昔から結構ウロウロと歩いているのですが、今日訪湯した「玉の湯」さんは通り過ぎていましたね。

駅北口からちょっとした商店街を通り、河北病院の近くにある玉の湯さんを訪湯します。

阿佐ヶ谷の街って南北に貫く並木が美しい中杉通りがあったり、駅周辺に昔からの大きな樹木が所々残されていて、とても雰囲気がいいですね。

今日行った玉の湯さんも玄関前にシンボリックに樹木があり、すっかり住宅街の中に溶け込んでいます。



入湯前に銭湯周辺をうろうろしていると、建物横に銭湯の煙突が・・・下の土台だけがあって、上部はありません。

景観なのか、安全上なのか、老朽かはわかりませんが、かつては大きな煙突があったんでしょう。

入館するとカウンター形式の番台があり、こじんまりした脱衣所から浴室へ・・・正面には定番の「富士山」「松」「海に帆掛け船」が大きく描かれた浴室画があり、「西伊豆 (平成)23」の表記がありました。

ここも「またぎ富士」ではないので、女湯は山並みだけのようです。(男湯・・・女湯・・・昔からの感覚なんでしょうね)

浴槽はジェットマッサージ・電気風呂併設のバイブラ湯と薬湯(今日はじっこう湯)有料サウナと水風呂の構成

湯温はバイブラ湯が41度、薬湯が40度くらい、水風呂が17・8度くらいで、薪を沸かした湯あたりがやさしい湯です。



ただでさえ狭い浴室内で“銭湯目当て”の身としては、ジェット・電気風呂がメインのバイブラ湯では落ち着いて入湯する事ができず、

となりの薬湯もぎりぎり3人が入れるくらいで、しかもこの時期はちょうどぬるめで長湯ができるんでなかなか空きができず、落ち着いて「湯を楽しむ」事ができません。

この玉の湯は口コミでしょうか「サウナ好き」には人気あるようで、今回も若い世代の「サウナ待ち」ができるほど・・・だからではありませんが、水風呂が他の湯に比べて広いんですよね。

夏の暑い時期、水風呂は気持ち良いんで「水風呂で長湯」ができるのは気持ち良いのですが、銭湯としては他の湯との(広さの)バランスが悪いような気がします。

とくに「湯を楽しむ」向きには、湯の中で“ぐったり”瞑想できなくて、入浴してても落ち着けません。湯はいいんですけどね。

駅に近くて年齢層も広いにぎやかな雰囲気の玉の湯さん、いいお湯でした。




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