良質で気になる美術展を年間通じておこなっている、新宿・SOMPO美術館へ・・・
「山下清展 -百年目の大回想-」
放浪の天才画家と称される山下清氏の生誕100年を記念しての回想美術展です。
少年のころの初期の作品から、放浪の経緯、さまざまな技法・手法、晩年の充実期に至るまで関連資料とともに展示紹介されています。
テレビなどで紹介された「放浪する風貌」は誰しもが知っている山下清氏ではあるが、イメージ先行で実際の作品をじっくりと見ることは今まではありませんでした。
少年時代の詳細で特徴をよく捉えている昆虫画からはじまり、青年期からの放浪生活を通しての実体験、実生活から刺激を受けての作品、世に名前が知られるようになってからの充実期の作品と、
年代を追って様々な作品が順を追って紹介展示されています。
なんといっても「貼り絵」の技法が目を見張ります、職人技のようなちぎり作業の技、ひねり技法・・・ホント細かい作業をじっくりコンコンと繰り返し、紙をちぎり張り合わせて時間をかけて丁寧に1つの作品として完成させるのです。
作品の中に雪山の描写がありましたが、作品にまじまじと近くで見ると細かい貼り紙の技と作業ばかりが目立ちますが、1歩遠目から見るとこれが雪山になっているんですよね・・・もうため息しか出ません、もうほんと感服です。
1画1画、こういった様々な技法で作品が描かれていますが、少年期の昆虫画からかわらず正確で細かな描写は変わっていません。
多くの作品とともに放浪時の浴衣やリュックも展示されて、作品の背景となったその生活ぶりも垣間見れて、今までの「放浪する山下清」氏のイメージが「美術家・山下清」氏に大きく変わるくらいの衝撃を受けました。
若くしてお亡くなりになりましたが、今となっても山下清氏の孤高の作品を越えるものはないと思います、多くの作品群をじっくりと目に焼き付けた大変有意義な美術展でした。
「山下清展 -百年目の大回想-」
放浪の天才画家と称される山下清氏の生誕100年を記念しての回想美術展です。
少年のころの初期の作品から、放浪の経緯、さまざまな技法・手法、晩年の充実期に至るまで関連資料とともに展示紹介されています。
テレビなどで紹介された「放浪する風貌」は誰しもが知っている山下清氏ではあるが、イメージ先行で実際の作品をじっくりと見ることは今まではありませんでした。
少年時代の詳細で特徴をよく捉えている昆虫画からはじまり、青年期からの放浪生活を通しての実体験、実生活から刺激を受けての作品、世に名前が知られるようになってからの充実期の作品と、
年代を追って様々な作品が順を追って紹介展示されています。
なんといっても「貼り絵」の技法が目を見張ります、職人技のようなちぎり作業の技、ひねり技法・・・ホント細かい作業をじっくりコンコンと繰り返し、紙をちぎり張り合わせて時間をかけて丁寧に1つの作品として完成させるのです。
作品の中に雪山の描写がありましたが、作品にまじまじと近くで見ると細かい貼り紙の技と作業ばかりが目立ちますが、1歩遠目から見るとこれが雪山になっているんですよね・・・もうため息しか出ません、もうほんと感服です。
1画1画、こういった様々な技法で作品が描かれていますが、少年期の昆虫画からかわらず正確で細かな描写は変わっていません。
多くの作品とともに放浪時の浴衣やリュックも展示されて、作品の背景となったその生活ぶりも垣間見れて、今までの「放浪する山下清」氏のイメージが「美術家・山下清」氏に大きく変わるくらいの衝撃を受けました。
若くしてお亡くなりになりましたが、今となっても山下清氏の孤高の作品を越えるものはないと思います、多くの作品群をじっくりと目に焼き付けた大変有意義な美術展でした。
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