つれづれ写真ノート

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京都・城南宮 曲水の宴

2012年05月01日 | 行事・歳時記

京都・城南宮で4月29日、平安王朝の雅を再現する「曲水の宴」が催されました。

宴の舞台は、神苑の「平安の庭」。新緑の木漏れ日のもと、遣水(やりみず、小川)がゆるやかに曲がりながら流れる美しい庭園です。

遣水と、水干(すいかん)姿の童子。

 

琴の音が静かに流れています。

 

平安時代の貴族の装束に身を包んだ7人の歌人に、歌題が示されます。この日の歌題は「池の水にうつる」でした。

色とりどりの衣装が美しいですね。男性は狩衣(かりぎぬ)、女性は小桂(こうちき)姿。

 

 

遺水の近くに着座した歌人。

 

硯で墨を磨りながら、和歌の想を練ります。

 

宴の間に披露される白拍子の舞。

 

川上に控えた童子が朱塗りの盃にお神酒を注ぎ、羽觴(うしょう、おしどりの姿の盃台)の背にのせて流します。

 

最初の羽觴は見送り、和歌を短冊にしたためます。

 

山吹の花が咲く中、ゆったりと雅な時間が流れます。

 

和歌を詠んだ後、目の前に流れてくる羽觴を取り上げ、盃のお酒をいただきます。

 

和歌の短冊が集められ、披講の席で朗詠されます。

 

高々と朗詠。新春に宮中でおこなわれる歌会始のようです。

 

観覧席は超満員。源氏物語の世界にしばしひたり、「よかったねエ~」という声があちこちで聞かれました。

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撮影カメラ・レンズ

  Canon  EOS KissX4  

      TAMRON  AF 28-300mm 3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical[IF]Macro

撮影データ

  絞り優先  (F5.6~F8.0)  

  ISO感度  200~400

  露出補正   +1/3~+1

   画質  RAW

  ホワイトバランス  オート 

  ピクチャースタイル  スタンダード

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