カメラ雑誌の新年号が一斉に出ました。
最近は買わずに立ち読みで済ませることが多いです。だって高いんですから。
雑誌「カメラマン」(写真=フリー画像)は「そのカメラ 本当に買いますか?」という特集で、フルサイズ機とミラーレス機の最新モデルについて色々な項目で比較していました。
本当かな、と思うぐらいキヤノンEOS-1DXやEOS 5D MarkⅢの評価が高かったですね。さらにEOS 6Dも健闘していました。
とりわけEOS 5D MarkⅢは、コストパフォーマンスなどでトップに挙げられ、性能に比べて価格が抑えられていることに「キヤノンの良心を感じる」とは・・・ いくらなんでも持ち上げすぎじゃないの・・・?
各誌、カレンダーの付録付き。別にカレンダーは欲しくもないし、結局どこの雑誌も買わずに書店を出ました。
帰ってネットを見ていたら、雑誌「デジタルカメラ」が新年号のさわりを試読用PDFで無料公開していました。
立ち読み感覚で見ましたが結構面白かったです(写真はフリー画像)。(PDFのダウンロードはこちらから)
写真家による「夜に撮る写真。」は撮影データがとても参考になります。冬は夜空が澄んでいるシーズン。撮影データ通りやれば天の川の写真も撮れそうです。ただISO感度は相当上げないとダメみたいですね。
田中希美男氏による「9メーカー横断インタビュー」では、9メーカーのキーマンに取材。オリンパスE-5の後継モデルが出そうだとか、シグマFoveonセンサーもソニーNEXも富士Xシリーズもフルサイズ化の可能性があること、さらに、ペンタックスからフルサイズ一眼レフカメラが登場する可能性など、わりと核心に踏み込んだ話に(み~んなフルサイズ志向ですね)。
キヤノンについては、EOS Mがなぜあんなに遅れたのかについて、実は開発途中で「十分な小型化ができなかったため、リセットしてやり直した」だとか、済んだ話ではあるけれど興味深い裏話、またKissシリーズがさらに小型化、高画質化するという記事が出ています。
ニコンについてはよくわからない話になっていますね。D800にD4のセンサーを入れてほしいという要望が多い? そんなことをしたら、せっかく高画素のD800なのに画素数が大幅ダウンしてしまうではないですか…
興味のある方は実際に同誌をお読みください。電子版を450円(通常900円)で提供するセールもあります。