つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

EOS 6Dレンズキット比較

2012年12月27日 | カメラ

6D 値ごろ感?

キヤノンの新フルサイズ機EOS 6Dの価格がだいぶこなれてきました。

価格.comではボディーのみの最安値が16万円を切っています(12/27現在、157,462円)。

もう少し下がるかもしれませんね。

EOS 6D (EF24-70mm F4L IS USM レンズキット)。

 

そのうち買おうかとも思ったりしていますが、

そうなると、レンズをどうするかが問題。とくに、レンズキットの場合、
EF24-105mm F4L IS USM か、 EF24-70mm F4L IS USMか、どちらがいいのかということで悩みますね。

新しくてコンパクトなのは EF24-70mm F4L IS USMで、マクロがきくのも魅力。しかし高い。

EF24-105mm F4L IS USMは古くて大きいけれどズーム倍率が高く、比較的安い。

画質はどちらがどうなのかも気になります。

 

画質比較

最近ようやく、EF24-70mm F4L IS USMの実写レビューが増えてきました。

こちら、クマデジタルさんのブログをのぞいてみました。

 

『Canonの新・小三元 EF 24-70mm f/4L IS USM を、先代 EF 24-105mmと比較する』(室内)によると、

・広角24mmでは、EF 24-70mmのほうが画質がよさそう。とくに周辺部で差がはっきり。

・望遠70mm近辺では、『中央部はEF 24-105mmの方が僅かに優れている気もするが、四隅まで含めるとEF 24-70mmに分がある。』とのコメント。

確かに画面では、中央部は古いEF 24-105mmの方が、すっきりした描写のように見えます。しかし差は微妙で、ほとんど同じ。

 

もう一つの『EF 24-70mm f/4L IS USM 実写レビュー』(屋外)では、

・周辺部でEF 24-105mmは解像度がいまひとつ。倍率色収差も目立ちます、明らかにEF 24-70mmの勝ち。

・EF 24-70mmのボケについては『ボケ味。マジメな感じですね。』とのコメント。

フーム… すばらしい、と感激するほどの美しいボケではないようです。

ボケの輪郭が少し目立つ感じです。EF 24-105mmの実写例がないので、比較はできません。

 

ともかく周辺部までくっきり写るのはEF 24-70mm。さすがに新しいだけあって画質が改善されているようです。

 

EF 24-70mm f/4L IS USM実写例

Camera News at Cameraeggに、EF 24-70mm f/4L IS USMのサンプルイメージが出ています(カメラは5D Mark III)。

建物はとても精細。人物は滑らかな描写です。

 

マップカメラのサイト「Kasyapa」にも実写例がありました(カメラは5D Mark III)。

『高いコントラストでシャープな描写』とある通り、建物を映した作例がなかなか良いです。

マクロはどうですか… まあ描写は普通ですかねェ。最短撮影距離20cmというのが良いですが。

 

総合的に見て、お金があるなら、EOS 6D EF24-70mm F4L IS USM レンズキットがいいと思います。

ただ、まだまだ高いので(価格.com 12/27の最安値で272,994円)、手が出にくいのも事実です。

 


コンパクトカメラ 2000万画素時代

2012年12月27日 | カメラ

『東芝、コンパクトデジカメ向け1/2.3型 2000万画素CMOSセンサーを開発』とITmediaデジカメプラスに。

それによると、

『東芝セミコンダクター&ストレージ社は12月26日、1/2.3型としては「業界最高解像度」(同社)となる有効2000万画素の裏面照射型CMOSセンサー「TCM5115CL」を開発、2013年夏より量産開始すると発表した。』

東芝のニュースリリースはこちら。

動画の性能もアップしているようです。

 

現在のコンパクトデジタルカメラは1/2.3型の場合、1600万画素ぐらいが多いと思いますが、いよいよ2000万画素の時代が来ますか…

ただ、コンパクトデジタルカメラはスマホに押されて市場が縮小して行っているのに? とも思います。

東芝については『東芝、「世界最速クラス」でデジタル一眼レフ向けCFカード市場に参入』という関連記事もITmediaデジカメプラスに。

これも、記録メディアの趨勢はCFカードよりSDカードに向かっているのでは? という気がしました。

 

東芝が時代に逆行しているのでなければ幸いですが…