◇ついに出る!? EOS 7D Mark ll
もう何年も前から噂になっていて、ち~っとも実現していないキヤノン関係の話と言えばEOS 7Dの後継機「EOS 7D Mark ll」。
それがいよいよ登場するかもしれないという噂が出ています。
『キヤノンEOS 7D後継機はソチオリンピック・CP+のタイミングで発表?』(デジカメinfo / Northlight Images)
EOS 7D(フリー画像)。いよいよ後継機が出る?
EOS 7D は1800万画素、連写は最高約8コマ/秒、測距点 19点(全点クロス測距) という高級APS-C サイズカメラ。プロにも愛用されています。
とくに高速連写がすばらしい。Markll ではさらに連写性能がアップする(10コマ/秒?)のではないかと期待されています。
◇半信半疑
でも、これまでの噂が当たっていないので、今度もどうかな~ という気がします。
そもそも、EOS 7Dは2012年8月、ファームウエアのアップグレードがあり、たとえば
高速連写時の連続撮影可能枚数が、RAWで約15枚→約25枚へ、RAW +JPEGも約6枚→約17枚になるという大盤振る舞い。機能が大幅にアップしています。
これは「EOS 7D Mark ll」を出さない(出せない?)ための経過的措置ではないかと言われたことがありました。
キヤノンは、自社の論理で動いているところがあって、「これだけ素晴らしいファームウエアのアップグレードをしたのだから、もういいでしょう」と考えているのかもしれません。
そうなると、しばらくEOS 7D の後継機は出さないつもりじゃないか… という観測も成り立ちます。
また、キヤノンのAPS-C 高級機は存在理由があるのかという問題もあります。ニコン、ソニー、富士フイルムなどはAPS-C サイズのイメージセンサーで極限まで画質を高める努力をしていますが、キヤノンはAPS-C ベースでの画素数をあまり上げようとしないし、ローパスフィルターレスにもしません。
EOS 6D のような安価なフルサイズ機が出た今、APS-C は中級・コンシューマー機に限ってしまって、高級機はフルサイズに注力するつもりなのでは…
いずれにしても、個人的には、もうフルサイズに慣れてしまったのでAPS-C に戻る気はしなくなってしまいましたね。逆にもっと軽量のマイクロフォーサーズに関心があります。コンパクトカメラとしては1インチセンサーのソニーRX100があれば十分。
というわけで、前のようにEOS 7D Mark ll を待ち望む気持ちは薄らいでいます。
ま、EOS 7D Mark ll が登場すれば、それは絶対見に行きますけど…