つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

RX100に接写機能を

2012年10月15日 | カメラ

ソニーDSC-RX100は使っていて本当に楽しいカメラですが、望遠ズーム側のレンズの暗さと、接写に弱いのだけが難点ですね。

 

机に置いてあった誰かの装飾品。

 RX100で撮ると、

精一杯寄ってこの程度です。最短撮影距離5センチ(広角時)とされていますが、とにかくAFが合うのがこの距離までですから、しようがありません。

 

これが、古いリコーのCX1ではもっと寄れます。

リコーCX1の最短撮影距離は1センチ。

小さなものを撮るにはこういうカメラでないとムリですね。リコーCXシリーズは「ブツ撮り」に定評があります。

 

では画素数のアドバンテージを生かして、RX100の画像をトリミングしたらどうでしょうか。

これが最初の写真のトリミング画像。すごい倍率のトリミングになります。

ちょっとピントが後ピンになっているのがばれてしまいましたが、さすが2020万画素。リコーCX1(929万画素)のトリミングなしの画面に迫りそうですが、質感はやはり劣りますね。

 

そこでソニーへの要望なのですが、なんとかRX100用のマクロのコンバージョンレンズを出してもらえないでしょうか。

RX100のいいレンズ、素晴らしい解像感のセンサーでマクロが撮れたら、新しい世界が開けるような気がします。

ソニーにその気がないなら、別の会社製品でもいいですが…

 


御堂筋kappo2012

2012年10月15日 | イベント

10月14日に開かれた御堂筋kappo2012に行ってきました。

大阪のメインストリート・御堂筋の淀屋橋から心斎橋まで約1.9キロが歩行者天国になり、いつもは車が主役のイチョウ並木を堂々と闊歩(かっぽ)できる秋のイベントです。

普段は人が歩けない道。緑の並木をながめながら歩くのは気持ちがいいです。

もうしばらくするとイチョウが金色に色づく季節に…

 

淀屋橋のメインステージのほか、スポーツ、うまいもん、なんでも体験の各ストリートがあり、たくさんの店やコーナーが並んでました。

大阪のうまいもん。ネーミングもユニークなフードが…

「ねやバーガー」。食べて見たかったなあ。行列待ちの時間が惜しくて見るだけに。

 

御堂筋の中ほどに設けられたパフォーマンス広場を中心に撮ってみました。

「チアリーダーズクラブJUMPS」のみなさん。

 

はじける若さ。

 

元気一杯の、いいダンスでした。

 

ボールアーティスト「Life Under(eN)」。かっこいい音楽に合わせて、なかなか真似のできない技を披露。

 

阿波踊りの「なにわ連」。

 

ポーズも決まって…

 

華やかさとひょうきんさ。阿波踊りは楽しい。

 

スポーツストリートで開かれた綱引き大会。強豪チーム同士の対戦。

 

淀屋橋のメインステージではファッションショー「kappoコレクション」も。

 

秋の一日、長い距離を撮り歩いて、いい運動にもなりました。

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撮影カメラ   ソニーRX100

 


ソニーα99 高いAF性能

2012年10月12日 | カメラ

「ソニーα99のAF-Dによる動体追尾はこれまでにない見事な性能」とデジカメinfoに。The Phoblographer からの引用です。

それによると…
『レース場で、α99と500mm F4で多くの時間を費やした。500mm F4はα99の新しいAF-D機能に対応する数少ないレンズの1つだ。実写ではAF-Dは極めて印象的だった。レンズとカメラは、高速に動く被写体をセンサーエリア全体で追尾することができ、(撮影した画像は)驚くべきシャープさを維持している。これは本当に流れを変えるもの(ゲームチェンジャー)だ。この価格帯のカメラでこのような見事な性能の一眼レフをこれまでに見たことがない。もちろん、EOS 7Dや5D Mark III、1D X は見事なAF性能だ。しかし、新しいソニーα99+AF-D対応レンズのように、動いている被写体にロックすることはできない。この性能の良さは、ほとんど現実とは思えない。』

と、まさに絶賛といってもいいインプレッション。

ロンドンオリンピックでニコンD4と性能を(使用シェアも)競ったキヤノン1D Xと比較して、1D Xより優れている所があるというのですから、かなりのAF性能です。(写真はソニーα99=フリー画像)

 

ソニー デジタル一眼 α99 【ボディ】 SLT-A99V

記事の中で「AF-D」とあるのは、19点(クロス11点)位相差AFセンサーと102点像面位相差センサーの2つのセンサーを連携させて、動く被写体にピントを合わせ続けるモードです。ソニーが「世界初」と自慢するデュアルAFシステム。

確かに、ソニーストアで実際にα99を試したとき、AFが速い印象は受けました。スッと合焦する感触が気持ち良かったです。

 

ただこの「AF-D」対応レンズが、先の記事でも触れているように、今のところ少ないのが残念。ソニーのページによると、現在対応しているのは、

Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM、28-75mm F2.8 SAM、50mm F1.4、300mm F2.8 G SSM II、70-400mm F4-5.6 G SSM、500mm F4 G SSM

の6本だけ。そして、

『2013年春までに、ファームウェアアップグレードにより次の6本を追加予定。Planar T* 85mm F1.4 ZA、Sonnar T* 135mm F1.8 ZA、70-300mm F4.5-5.6 G SSM、70-200mm F2.8 G、100mm F2.8 Macro、300mm F2.8 G SSM。以降ファームウェアアップグレードにより順次対応予定』

と注釈がありました。

予定通り対応レンズが増えれば、プロの現場でかなり使われるようになるかもしれません。ハイエンド機としては、連写性能(6コマ/秒)がちょっと力不足の感はありますが…

 

このα99のスペシャルトークショーが銀座、名古屋、大阪で開催されます。日程は次のとおり。

<東京>開催日:2012年10月20日(土)
      時間:11時30分~/14時30分~/16時30分~
      ※ 各回約50分
      場所:銀座 ソニーショールーム3階 「コンシェルジュルーム」
      プレゼンター:プロカメラマン 丸林 正則氏

<名古屋>開催日:2012年10月20日(土)
      時間:13時30分~/15時30分~
      ※ 各回約50分
      場所:ソニーストア 名古屋2階 シアタールーム
      プレゼンター:プロカメラマン 小澤 忠恭氏

<大阪>開催日:2012年10月21日(日)
      時間:11時30分~/14時30分~/16時30分~
      ※ 各回約50分
      場所:ソニーストア 大阪
      プレゼンター:プロカメラマン 小澤 忠恭氏

 

ソニーもこのカメラにずいぶん力を入れていますね。暇があれば、またのぞいてこようかと思っています。


シグマのレンズ工場

2012年10月11日 | カメラ

「Made in Japanにこだわるシグマの工場の動画がすごい」という記事が、ギズモードジャパンに出ています。

常々シグマのカメラのこだわりには感心しているので、どんな工場なのか、と思って動画を見てみました。

『カメラ業界では数少ない国内生産を貫いている会社なのです。工場は福島県にありまして、部品の調達および外注加工もほとんど国内メーカーという徹底ぶり』とのこと。

とても静かな動画です。「静謐(せいひつ)」という言葉がぴったり当てはまりそうです。

 粛々と、誠実に作業する従業員の姿を見ていると、実に単純な反応ですが、シグマレンズに対する信頼感が感じられます。

レンズ製作というのは、本当に手作業なんですね。

 

この記事では『レンズ/カメラ工場の内部がここまで公開されている動画は、そうそう見られるものではありません』とあります。

確かにこうした動画は少ないと思いますが、実はキヤノンも公開しています(キヤノン・バーチャルレンズ工場)。キヤノンでは、レンズの材料を投入するところから始まり、溶けたガラスからレンズを作り、磨く工程も見せています。手作業はこちらも同じこと。望遠レンズ1本を作るのに何度も鏡筒をひっくり返しながら、ベテランの女性が組み立てるところを紹介しています。 

レンズ作りにかける国内企業の努力は大変なもの。機会があれば、ニコンやオリンパスの工場の動画も見てみたいですね。


キヤノン7D Ⅱに期待

2012年10月10日 | カメラ

キヤノン7DはAPS-Cサイズですが、連写性能がよく、フルサイズに比べ望遠に強いカメラです。

プロにも使われているAPS-Cサイズ機の最高級品。

イベントなど動き物にはこれでないとダメでしょう。イベントで出会ったアマチュアカメラマンも同意見でした。たとえばEF70-200mmレンズが112-320mm(35mm換算)になるのでかなりクローズアップできるし、連写でシャカシャカッと撮れる。

アマチュアだけでなく、ミニコミ紙や新聞社でも重宝していると思います。印刷するサイズが小さい場合、フルサイズ機が必要でない場合も多いですから。

 

その改良型「7D MarkⅡ」のうわさが、ずいぶん前から流れていたのに、結局フォトキナにも登場せず、尻すぼみに…

と思ったらデジカメinfoさんにまた噂が出ていました(出所はNorthlight Images)。

『7D Mark II が日本で1月31日-2月3日に開催されるCP+の前(もしかするとCES/PMAの開催中)に発表されるという話を聞いた以前の噂と異なり、70Dは(もしあるとしても)当分の間は登場しないことが示唆されている。現行の7Dが60Dの市場をターゲットとして価格を下げて継続される。』

まあ、発表時期などはどうでもいいのですが、驚くべきは次の情報です。

『10コマ/秒が(7D2の)重要な目標とされており、現在のテスターからのフィードバックでは、センサーが25MPに"すぎない"ことが指摘されている。』

現在の7Dは連写速度最高8コマ/秒なので10コマ/秒にするというのは、うなずけるスペックアップですが、「えっAPS-C機で25MP!   それってすごいじゃん」と思いましたね。

25MPに"すぎない"というのはおかしい。とはいえ、これでやっとソニー製センサーに追いつく訳ですが…

 

7Dはプロからも評価の高いカメラ。それがこのスペックで発売されたらどうですか。 10コマ/秒、25MP新開発センサー、たぶんAFや画像処理も進化… 買いたい気持ちがウズウズしてきません?

 


堺のだんじり Part Ⅰ

2012年10月08日 | 行事・歳時記

秋祭り、だんじり(地車)の季節です。

だんじりといえば、NHKの朝ドラ「カーネーション」にも登場した、大阪・岸和田市が有名。しかし近畿地方のたくさんの町でも、年に一度の大事な祭礼行事として行われています。

今年の岸和田のだんじりは9月15日、16日に、その他の多くの地区は10月6日、7日に行われたようです。まだこれからという地区もあります。

16日の夜、堺市・登美丘地区のだんじりを見てきました。

 

地区内を練り歩くだんじり。大人も子供も祭り装束で綱を引き、威勢のいい掛け声は遠くまで届きます。

 

だんじりの装飾。精巧な彫り物がほどこされ、まさに伝統工芸品。

岸和田のだんじりでは「億」の値がつくものもあるとか。

 

南海高野線北野田駅前に集まった各地区のだんじり。それぞれ趣向をこらした派手なパレード(演技)を競いました。

若い人たちのエネルギー、盛り上がりがすごかったですね。

スチールより動画を主体に撮ったので、後日紹介したいと思います。

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撮影カメラ   ソニー DSC-RX100

  


明日香の棚田と彼岸花

2012年10月06日 | 

奈良・明日香村の稲渕地区の棚田を撮ってきました。棚田百選にも選ばれている有名なところで、とりわけ田植えのころの風景が最高とされています。

この時期、刈り取り前の稲田を縁取る彼岸花もとてもきれいです。

実は、何らかのコンクールに応募するつもりで気合いを入れて撮りましたが、これという手ごたえがなかったので、撮ってから10日ほどほったらかしにしていたのを、ようやく整理し始めたところ。

なにしろ趣味でやっていることなので…

 

つたない写真ですが、ごらんください。あわせてキヤノンのRAW現像ソフトDigital Photo

Professionalの新機能「デジタルレンズオプティマイザ―」の効果を検証しています。

 

奈良・明日香村稲渕地区。飛鳥の石舞台から少し奥に入ったところで、昔からの棚田が広がる美しい風景です。

キヤノン EOS Kiss X4    EF-S17-85mm f/4-5.6 IS USM

絞り優先AE  (F16  1/20秒)   ISO 100   露出補正 -1/3   マニュアルフォーカス   画質 RAW   ホワイトバランス 太陽光    ピクチャースタイル スタンダード(現像処理段階で「風景」に変更)    

PLフィルター、三脚使用(各写真共通)

画像処理  Digital Photo Professional(以下DPP)で「デジタルレンズオプティマイザ」使用。

 

風景をパンフォーカスにするために絞りこむと、光の回折現象「小絞りボケ」が生じ、かえって画質が劣化しますが、それをソフトで低減するのがDPPの「デジタルレンズオプティマイザ」。さらに、レンズ固有の収差を補正、モアレ・偽色防止のためのローパスフィルターの副作用(画像の甘さ)を改善するそうです。

(「デジタルレンズオプティマイザ」の対象になるレンズはキヤノン純正レンズの一部。幸い使用したEF-S17-85mm f/4-5.6 IS USMはサポート対象でした。)

 

上の画像の中心部分のピクセル等倍画像。「デジタルレンズオプティマイザ」処理をしなかったもの(左)と、したもの(右)を並べています(シャ―プネスは同じ「3」)。

 

「デジタルレンズオプティマイザ」処理なし

 

「デジタルレンズオプティマイザ」処理あり

 明らかに「デジタルレンズオプティマイザ」処理をした方がシャープです。「小絞りボケ」の改善なのか、ローパスフィルターのぼやけた画像が修正されたのか、どちらが大きいのかさだかではありませんが、効果は明白。

さらにほぼ同じ撮影条件でもう一例。

上方の観光客がいる辺りのピクセル等倍画像を下に並べています。

 

「デジタルレンズオプティマイザ」処理なし

 

「デジタルレンズオプティマイザ」処理あり

「デジタルレンズオプティマイザ」処理をした方が、 画像のにじみが少なくなっています(シャ―プネスは同じ「3」)。

これほど差が出るとは思いませんでした。大判にプリントするときにはありがたい機能です。というか、コンクールに出すときは絶対、この機能を使いますね。

APS-Cサイズのキスデジがフルサイズ機に近づいたようで、うれしくなってしまいます。

 そのかわり、「デジタルレンズオプティマイザ」の処理は非常に複雑で、この処理を適用するとRAW画像に「デジタルレンズオプティマイザ」適用後の画像をつけて保存するようになります。ファイルサイズが約2倍になるので、ハードディスクを圧迫しないためにも、必要のない画像には適用しないほうがいいです。

 

こちらは「デジタルレンズオプティマイザ」でサポートされていないEF50mm f/1.8 IIで撮ったカット。

絞り優先AE  (F2  1/2500秒)   ISO 100   マニュアルフォーカス   画質 RAW   ホワイトバランス 太陽光    ピクチャースタイル スタンダード(現像処理段階で「ニュートラル」に変更)

画像処理  DPPで明るさ、色調を調整

 

日陰のヒガンバナ。

キヤノン EOS Kiss X4    EF-S17-85mm f/4-5.6 IS USM

絞り優先AE  (F5.6  1/30秒)   ISO 200   マニュアルフォーカス   画質 RAW   ホワイトバランス 太陽光    ピクチャースタイル スタンダード

画像処理  DPPで「デジタルレンズオプティマイザ」使用。明るさ、コントラスト調整。

 

村を流れる飛鳥川。昔は橋がなく、飛び石づたいで渡ったということです。

 

キヤノン EOS Kiss X4    EF-S17-85mm f/4-5.6 IS USM

絞り優先AE  (F11  1/30秒)   ISO 100   マニュアルフォーカス   画質 RAW   ホワイトバランス 太陽光    ピクチャースタイル スタンダード

画像処理  DPPで「デジタルレンズオプティマイザ」使用。明るさ、コントラスト調整。

 


RX100対応のLightroom4.2製品版

2012年10月05日 | カメラ

ソニーDSC-RX100のRAWファイル現像に対応したAdobe Photoshop Lightroom 4.2の製品版がリリースされました。(アドビのサイトはこちら

日本での製品版価格は16,800円

製品候補版(Release Candidate)は8月にリリース、無償提供されていましたが、その後いくつかのバグフィックスが行われ、対象カメラの種類も増えているようです。

Lightroomは、RX100の専用RAW現像ソフトより動作がスピーディで、便利な機能も多いため、RX100ユーザーにとって(他のカメラユーザーも)ありがたいことです。それにしても正式サポートまで時間がかかりましたね。

 

アドビの英語版サイト(Lightroom Journal)での発表日付は10月2日。

同サイトによると、Lightroom 4.2で新たにサポート対象になったカメラは以下の通り(海外製品名)。

1.Canon EOS 650D / Rebel T4i(日本での製品名kiss X6i)
2.Canon EOS M
3.Fujifilm XF1
4.Fujifilm X-E1
5.Fuji FinePix F800EXR
6.Leaf Credo 40
7.Leaf Credo 60
8.Leica S
9.Leica D-LUX 6
10.Leica V-LUX 4
11.Nikon Coolpix P7700
12.Nikon 1 J2
13.Nikon D600*
14.Panasonic DMC-G5
15.Panasonic DMC-LX7
16.Panasonic DMC-FZ200
17.Pentax K-30
18.Samsung EX2F
19.Sony Alpha NEX-5R
20.Sony Alpha NEX-6
21.Sony Alpha SLT-A99V
22.Sony DSC-RX100

*このうちNikon D600は発売直後なので、サポートは予備的なもの。今後リリースされる最終的なサポートでは画像の見た目がわずかに変わるかもしれない、と注意書きがあります。

 

このほかPhotoshopのプラグインCamera Raw 7.2も同じようにRX100に対応しています。

 


画像データ増大の悩み

2012年10月04日 | カメラ

デジタルカメラを使っていると、画像データがパソコンにどんどんたまっていきますね。

最近はカメラの画素数がアップしているので、たまっていく速度も今までより速いです。とくにRAW+JPEGで撮っているため、RAWファイルがハードディスクを圧迫。要らない画像は捨てるようにしているのですが、それでも追い付かなくなってきました。

 

現在のシステムは、OS(Windows Vista)の入っているCドライブ500GB、画像データ用の内蔵ドライブ500GB、バックアップ用の外付けハードディスク2台(500GB、2TB)。

これで数年やってきて、とうとう限界に達したようで、「マイコンピュータ」の画像データ用内蔵ドライブのバーが赤い表示に変わりました。容量が少なくなると、警告のため赤く表示されるようです。

という訳で外付けハードディスクを買い足しました。

日立の「TOURO DESK PRO」。容量は4TB。

大阪・梅田のソフマップで23,800円。ちょっとした出費になりましたね。

回転数7200rpm、USB3.0対応(USB2.0互換)、データ転送レート最大5Gbit/秒。対応OSはWindows Vista、Windows 7、Mac OS10.5以上となっています。

 

入っていたのは、大きめの弁当箱のような本体とUSB3.0ケーブル、電源のACアダプタ、簡単な説明書。

パソコンにつなぐだけで、自動的にドライバがインストールされて、無事認識されました。

店員さんの話では「回転数が高いので速いですよ。信頼性も一番」ということでした。

以前から日立のハードディスクは使っていて問題もなかったので、大丈夫だろうと思います。

 

もっともハードディスクのメーカーは寡占化が進んで、日立はすでにWestern Digitalにハードディスク事業を譲渡。今回買ったハードディスクの外箱を見ると「株式会社 日立グローバルストレージテクノロジーズ a Western Digital company」という訳のわからない表示になっています。

現在、Western Digital以外でハードディスクを作っているメーカーはSeagate ぐらいで、パソコン周辺機器メーカーは大体、両社どちらかのハードディスクを入れている、という話も聞きました。日立の場合、中身のハードディスクはどうなんでしょうね。日立製なのかWestern Digital製なのか… まだ確かめていません。

 

とりあえず画像の置き場所は確保できました。でもこれで高画素のカメラを使うようになったら、何年持つことやら… 

画像データの増大はとかく悩みのタネ。スマホ用にも画像や動画データを保存するハードディスクが発売されているようです。


ニコンD600の印象

2012年10月03日 | カメラ

大阪ミナミの量販店で、ニコンの新フルサイズデジタル一眼レフD600を触ってきました。

 

店に行く途中に通る「なんばパークス」。コスモスが飾られていました。秋ですね。

 

ニコンD 600。

 

レンズはAF-S NIKKOR 24-85mm  F3.5-4.5 G が付いていました。

さっそく店内を撮ってみます。

 

まず良い印象から。

確かに軽いです。D800に比べると相当軽い。ズームレンズの重さもあって、ズッシリ感はあるものの、フルサイズでこれなら、使いやすいです。

ファインダーが明るくて見やすい。これは一番のポイント。

視野率約100%の新設計光学ファインダー。マニュアルフォーカスでのピントの山もつかみやすいです。

これだと、たとえばAFに頼らず、手持ちでマニュアルフォーカスするという、一眼レフの原点に立ち返った撮影の仕方も可能なのかな、という気がします。

昔のフイルムカメラではそれが当たり前でした。デジタルになって、フォーカシングスクリーンが変わり、もはやファインダーでマニュアルフォーカスなんて至難の時代になってしまいましたが、このファインダーならそれができるような… これはうれしいですね。

 

39点オートフォーカスを試します。

速い? それほど速くもないが遅くはないです。まあ普通ですか。

ただ、フォーカスがきっちり合っているのかどうか、多少気になる感触も。

ざっと店内のお客さんを写して、すぐ画像を拡大してみると、「ジャスピン」とは言えないカットがありました。室内なので手ぶれの要素もあり得ますが、長年の経験から手ぶれの画像は分かります。そうではないような気がしたのですが…。

AFについては、オートフォーカスモードの選択、その他色々な要素がからみ、また撮影データを見てみないと本当のところは評価できません。写し方がいいかげんだったのかも。プロのレビューを待ちたいと思います。

 

ライブビュー撮影のオートフォーカス。

これは速いとは言えません。レンズが前後にズームするタイムラグがあります。一呼吸置いて合焦する感じです。(D7000より少し早いかな、という程度。ソニー、オリンパス、パナソニックなどのミラーレスにはかないません)

 

次に最高5.5コマ/秒の連写。

とても軽快。 D800とは段違い。小気味よく撮れる感じです。やはり2400万画素クラスのセンサーサイズに抑えたことのメリットでしょうか。

軽いことと合わせて、フルサイズ機としては機動性に富んでいます。

 

あと、長所を挙げれば、F8対応のAF、フラッシュ内蔵、SDカードのダブルスロット、微速度撮影機能、動画時のヘッドホン出力端子など。

 

あまり気に入らなかった点を挙げると、ボディーの操作性。

一番ストレスがあったのが同軸2段配置の撮影モードダイヤル&レリーズモードダイヤル。

D7000も同じ構造ですが、さらにロックボタンを追加したために、安全性は向上したものの手数が増え、ダイヤルが堅いこともあって使いにくかったですね。

またシャッターまわりにあるON/OFFスイッチが問題。エルゴノミクスとかで丸っこい配置のために、その下のサブコマンドダイヤルに近くなっています。このダイヤルを回すときにON/OFFスイッチが動いてしまい、突然電源断!になることも。ON/OFスイッチはもっと離したほうがいいのでは。

ま、これらのユーザーインターフェースは、「慣れたらいいじゃないか」というたぐいのものではありますが…

 

画質は、ネットで見る限り、おおむね好評のようです。最近の実写例では、ほんの少しですがRAWでの高感度ノイズがD800より少ないような…(Nikon Rumors参照)。解像感についても、見た目ではD800とあまり変わりません。これは「廉価版」とも思えない、特筆すべき性能。

 

総合的には、画質的にも機能的にも充実、かなりの専門的な撮影が可能な「エントリーレベルを越えた」フルサイズ機だという印象でした。


RX100で撮る神戸・北野

2012年10月02日 | 旅行

先日神戸・北野へ行ったときに撮った、「風見鶏の館」などの写真です。

ハイカラな街・神戸にはソニーRX100が似合うような気がして、すべてこのカメラだけで撮ってみました。

北野の雰囲気が出ているでしょうか…

 

写真はカラーとモノクロが混じっています。

 

北野坂で見つけたフランスのガレット料理の店。

 

明治40年に建てられた異人館。当初は別の場所にあり、米国人やドイツ人が住んでいたそうです。阪神・淡路大震災後、神戸市が移築・修復しました。現在、スターバックスの店が入っています。

 

北野のシンボル、風見鶏の館。かつてドイツ人貿易商ゴットフリート・トーマス氏が立てた邸宅。

以下は館の内部。随所にアールヌーボー様式の装飾が凝らされているそうです。

1階食堂。

 

食卓に並ぶ食器。

 

グラスのなかにはカラフルなガラス玉が。でもあえてモノクロにしてみました。

 

食堂窓辺の燭台。

 

 ピアノが置かれた1階居間。ベランダに出られるようになっています。

 

1階応接間。シャンデリアがアールヌーボー風とのこと。

 

応接間テーブルの飾り。

 

1階階段わきの窓とランプ。

 

トーマス氏の書斎。

 

明るい日が差し込む2階、朝食の間の花飾り。

 

歳月を感じさせる、朝食の間の椅子とテーブル。

 

2階の客用寝室。

 

客用寝室のランプ。

 

2階、子供部屋の人形。トーマス氏には娘さんがいました。

 

広くゆったりとした階段。

 

階段の中ほどから見る1階と2階。

 

2階土産物売り場にあった鮮やかなアートグラス。

 

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撮影カメラ   

  ソニーDSC-RX100

撮影データ

  絞り優先AE

       (屋外)  F5.6  1/125~1/500秒

       (室内)  F1.8~3.5  1/13~1/200秒

  ISO 125~800

  露出補正  -1 ~ +1

  画質 RAW

  ホワイトバランス  オート

  クリエイティブスタイル  スタンダード(画像処理段階で一部モノクロに変更)

  画像処理  Image Data Converterで色調、明るさ、コントラスト調整、D-レンジオプティマイザーをマニュアル調整、ノイズリダクションをマニュアルで強めに実施。