つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

キヤノン新製品

2013年03月20日 | カメラ

デジカメinfoに、近日中に海外で発表される新製品のリストが出ていました。

読者からの情報のようです。

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•韓国で発表されるキヤノンの新製品のリスト

- PowerShot SX280 HS
- PowerShot SX270 HS
- PowerShot A2500 (一部の海外では発表済み)
- IXUS 255 HS (日本では発表済み)
- EF-S 18-55mm f/3.5-5.6 IS STM
- EOS 700D 18-55 STM KIT (日本ではKiss X7i)
- EOS 700D 18-135 STM KIT (日本ではKiss X7i)
- EOS 100D 18-55 STM KIT (日本ではKiss X7)
- EOS 100D (日本ではKiss X7)

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これを見ると、キヤノンはKissシリーズを、現行のボディ・性能を継承する従来型のKiss X7iと、超軽量一眼レフKiss X7(3/19記事参照)の2つのラインに分けるようですね。

Kiss X7の投入は、ミラーレスのEOS Mから従来型のKissへ移行するユーザーのための、中間的な受け皿のような感じです。

EOS Mでは物足りない。かといってKissのボディは(とくに女性にとって)重い、というギャップを埋めるためでは…

個人的には、Kissなんて全然重くないと思いますが、それでも重いという声があるという話を聞いたことがあります。

 

Kissシリーズはキヤノンにとってドル箱。ユーザーを取りこぼさないための、手厚い経営的配慮が感じられます。

 

さて、こうやってラインナップを広げていって、ユーザーにはどう迎えられるでしょうか。

発表は3/21~3/22というのが、もっぱらの噂です。

 


30000人の写真展

2013年03月20日 | 撮影会・コンテスト

富士フイルム「“PHOTO IS” 想いをつなぐ。30000人の写真展」の作品募集が3月20日から始まりました。

誰でも自分のお気に入りの写真で参加でき、必ず展示されるという、日本最大級の写真展。

2006年から10,000人規模で毎年開催。今年は作品募集の目標数を「10,000点」から「30,000点」に拡大して開催されます。展示作品の募集は5月31日まで。

公式サイトに動画が公開されていました。

 

出展者は作品に、自分の伝えたい想いを手書きできます。一方、会場には作品を見た人のメッセージを投函できる「絆ポスト」が設けられ、寄せられたメッセージは出展者に届けられます。

昨年は約18,000通のメッセージが投函されたそうです。

写真を通して生まれる心の絆。ほのぼのとして、いいものですね。

 

また、全応募作品の中から、100点を選び、全国28会場で特別展示する「スペシャルフォトコンテスト2013」もあります。

昨年の作品を見ましたが、なかなかのものです。

 

コンテストはともかく、必ず最初は展示されるのなら応募しようかな。

でも、見た人のメッセージが一通も来なかったら寂しいような…

 

応募方法はこちらのページに。


キヤノンの軽量Kiss

2013年03月19日 | カメラ

キヤノンのエントリー向け一眼レフ「EOS Kissシリーズ」の新製品「EOS Kiss X7」が近く発表されるようです。(デジカメinfo参照)

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デジカメinfoによると、スペックは次の通り。


- 1800万画素センサー
- DIGIC5
- ワイド3型104万ドット液晶モニタ
- 連写は4コマ/秒
- 動画はフルHD
- シャッター速度は30-1/4000秒、シンクロ1/200秒
- ISO範囲はISO100-12800、拡張でISO25600
- AFセンサーは9点、中央はクロス
- 6つの撮影モードを切り替え可能なスペシャルシーン
- 背景ぼかし設定
- エフェクトショット
- ワイドエリア化されたハイブリッドCMOS AF II
- メディアはSD/SDHC/SDXC
- バッテリーはLP-E12
- 重さは370g(本体のみ)、407g(バッテリー、メモリカード含む)
- Kiss X7の発売は(on-sale date)4月の下旬、店頭予想価格は79000円
- EF-S18-55mm IS STMとのレンズキット、ダブルズームキットも用意される。

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現行のEOS X6iと比べてみると、

                                     X6i        X7 

連写速度              5コマ/秒    →   4コマ/秒
スペシャルシーン            ?    →  搭載
背景ぼかし設定             ?   →  搭載
ワイド化ハイブリッドCMOS AF     ?       →  搭載
バッテリー                            LP-E8   →  LP-E12(EOS Mと同じ)
重さ(本体のみ)                    520g  →  370g    
価格      67,000円(今の価格.com平均) →  79,000円(店頭予想価格) 

これ以外はEOS X6iと同等のようです。

 

デジカメinfoの情報が正しいとすると、最大の特徴は、とても軽いということですね。

レンズ交換式カメラの中で、本体のみの重さで比較すると、ペンタックスQ 10(180g)やEOS M(298g)ほど軽くはありませんが、オリンパスの OM-D E-M5(373g)よりわずかに軽いです。

ミラーレス並みの軽さ! がキャッチフレーズになるのでしょうか。

 

Kissユーザーですが、個人的には、スペックの面での魅力があまりない感じですね。

これで売れるのかなァ…

何か、Kissシリーズも、行きつくところまで行ってしまったような…


ニコンD7100実写・補足

2013年03月19日 | カメラ

前回のニコンD7100実写で、高感度画像比較については、RAW画像がD7100のそのままではなく、現像ソフトSILKYPIXのノイズリダクションがかかっていました。前回の記事に訂正を入れています。

D7100の高感度性能がどうなのか、今のところ判断ができません。わりに良さそうな感じもするのですが、雑誌記事ではそうでもないように書かれていたり…

 

また、D7100画像の精細感が期待したほどでなかったという印象については、手持ち撮影だからではないかというご指摘がありました。

確かに、ショーケースに肘を乗せての手持ち撮影(1/40秒)なので、微妙なブレがある可能性は否定できません。また、絞り開放で被写界深度が浅く、たとえばある花にピントが合っても別の花には合っておらず、全体として解像感がいまひとつのように見えるということも考えられます。

こういう大雑把な撮影方法で、解像感やローパスフィルターレスの効果を云々すること自体、本当は無理があるでしょうね。

 

アサヒカメラ 2013年 04月号 [雑誌]

カメラ雑誌の4月号が発売され、一斉にニコンD7100を取り上げています。当然ローパスフィルターレスに注目していますが、その効果を判定するのは簡単ではないようです。

 「アサヒカメラ」4月号(写真、フリー画像)は、『ローパスレスのAPS-C最上位モデル  ニコンD7100登場』という特集で河田一規氏が解説。

D7100と、同じ画素数でローパスフィルターのあるD5200を比較撮影しています。

消防艇らしき船の写真につけられたコメントによると、

『結果は相当に微差で、かなり拡大しても簡単には見分けられないほど。これは想像になるが、D5200のローパスフィルターの利きはかなり弱めなのではないだろうか。よく観察していくとD5200のほうがエッジ強調がわずかに強い。これはローパスフィルターで損失したディテールを取り戻すためのシャープネス処理の効果だと思うが、その必要がないD7100はエッジ強調がなく、D5200と比べると若干自然に見える描写である。』

とのこと。

また、

『D7100を使って真っ先に感じたのは、かなり高性能なレンズを使わないと実力を発揮できないということだ。…(中略)…D800E並みかそれ以上にレンズ性能を求めるカメラといえるだろう』

『見えのいいファインダーと優秀なAF性能で撮影は非常に快適。2410万画素への高画素化とローパスレス化により、解像感は確かに上がっているが、あまりに高解像なため、今度はレンズの解像力が追いつかなくなってきた印象がある』

とも書いています。

 

やれやれ…  高性能なレンズが必要だとなると、出費がかさんでしまうではないですか…


ニコンD7100実写画像

2013年03月17日 | カメラ

発売されたばかりのニコンDXフォーマット(APS-C)一眼レフ「D7100」を、3月15日に試し撮りしてきました。

いつものように大阪・梅田のニコンプラザ大阪へ。自分のカードを差してデータ持ち帰りができました。

 

D7100。

レンズは標準ズームのAF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VRがついていました。ボディーにマッチして、ホールディングがしやすい感じです。

 

 ◇実写例

試し撮りは、一応RAW(14ビット)+JPEGで。RAW現像は、3/14にD7100をサポートした、SILKYPIX Developer Studio 4.0 Windows版 で行いました(一部のコマが乱れる不具合あり。バグ?)。

現像後、Photoshopでごく弱くスマートシャープをかけていますが色合い、濃淡、トリミングなどの画像処理はしていません。

D7100で写したニコンプラザ大阪。

絞り優先AE (F3.5  1/40秒)  ISO感度:400  ホワイトバランス:自動  画質RAW

 

中央付近をピクセル100%で切り出してみました。

ピクセル100%(RAW)。

2410万画素、ローパスフィルターレスということで、もう少し精細感のある絵を期待していましたが… 

シャープネスが控えめなので、地味な印象。ただ、デジタル画像にありがちなエッジの不自然な強調がなく、これはこれですっきりしているともいえます。

通常使われる程度にシャープネスを上げればシャキッとした画像になるはず。

 

試しに同時記録したJPEG画像と比較してみます。

JPEG画像。

 

同じように中央付近を100%で切り出すと、

100%画像(JPEG)。

RAWよりコントラスト、シャープネスが強め。メリハリは効いていますが、花びらのハイライト部が白飛びして、ディテールが失われていますね。

やはりRAWの方がディテールが残っているので、画像処理のやり方次第で、いい調子に仕上げることができそうです。

 

クロップ

さて、D7100は「対DX1.3×クロップ」という機能が特徴。DXフォーマットはFXフォーマット(35mmフルサイズ)の1.5倍の焦点距離になりますが、さらに1.3倍することで、フルサイズの約2倍の焦点距離になります。

かりに200mmの望遠レンズなら、400mmの超望遠に。これは良いですね!

 

ただ、トリミングしているのと同じですから、画素数は落ちます。

  DXフォーマットの画素数    約6000×4000ピクセル(2400万画素)

  対DX1.3×クロップ        約4800×3200ピクセル(1536万画素)

当然、解像感もDXに比べて落ちますが、連写スピードが上がり、同じ記録メディアでも記録できる枚数が増えるので、使う目的によっては便利な機能。それに、クロップしても1536万画素あるのですから、たいていの場合、十分な画質でしょう。

 

下はDXフォーマットの画像です。

DXフォーマット。  絞り優先AE (F4  1/15秒)  ISO感度:400  ホワイトバランス:自動  画質RAW

 

これを対DX1.3×クロップしたのが下の画像。

対DX1.3×クロップ画像。   絞り優先AE (F4  1/13秒)  ISO感度:400  ホワイトバランス:自動  画質RAW

 

画角が狭くなり、中望遠で引き寄せた感じになりました。

ただ、クロップ画像の方がほんの少し締まりがなくなった感じがします…

実は(撮影データで分かりますが)クロップした際、シャッタースピードが1/15 → 1/13に変わってしまいました。その分、明るくなり、締まらない感じになったようです。AEの気まぐれですね。

 

ファインダー表示については、私が勘違いしていたことがありました。クロップした領域だけがファインダーで見えると思い込んでいたのですが、そうではなくてDXフォーマットの表示の内側にクロップした領域が線で表示され、右肩にクロップのアイコンが出るだけなんですね。

背面液晶ではクロップ領域がそのまま表示されます。そのようにファインダーで見られるようにできないのでしょうかね…  光学ファインダーでは難しいかな。EVFならできるでしょうが。

 

連写性能

連写速度も試してみました。カタログによると、下記のようになっています。

 (1)  DXフォーマット=(14ビットRAW撮影時)最高約5コマ/秒。

 (2)  対DX1.3× クロップ=最高約6コマ/秒。

画素数が結構多いのに、これだけの連写速度があれば良い方。シャッター音も、慣れると悪くありません。

ただ今回のようにRAW+JPEG記録の場合、カタログ通りの速度で撮れるのは5~6コマまで。バッファメモリが一杯になって一旦止まってしまいます。クロップしても、少し長く撮れるかな、という程度。

JPEGだと9~10コマぐらい、ほぼ同じスピードで連写が続きました。

メモリをもっと積んでくれればいいんですが、そうなるとボディーの大きさにも影響するでしょうし、結局ハイエンド機になって価格も高くなるでしょう。

 

 ◇好感度性能

D7100の推奨露光指数はISO100~ISO6400。高感度域の画質をチェックするため、ISO400から感度を変えて、同じ被写体を写してみました。

いずれもDXフォーマット、絞り優先AE(F5.6)、ホワイトバランス:自動、焦点距離85mm、画質:RAW(SILKYPIXで画質に手を加えず*リサイズ、JPEG出力)。

 ( *最後に訂正あり)

 

ISO400。

 

ISO800。

 

ISO1600。

 

ISO3200。

 

ISO6400。

 

ISO400からISO6400まで、ほとんど同じ画質に見えます。思わず、コマを間違っていないか画像データを見直したほど。

ISO6400でも、わずかに左側の影の白いユリの花にざらつきが感じられる程度で、とくに背景の暗部にノイズが出ていないのが立派です。

ISO6400で十分使えます。これほど高感度性能がいいとは予想外! すごいですね。

カタログには簡単に「高感度時のノイズ低減処理に優れており…」とは書かれていましたが、これならISO25600までの拡張高感度も試してみるべきでした。

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 (3/19  訂正!)

どうも高感度画像が良すぎるので調べてみたところ、SILKYPIXのRAW現像の設定で「ノイズリダクション」がかかっていました。SILKYPIXをダウンロードしたさい、設定をデフォルトのままにしていたのが原因。このため、D7100の元画像はこれよりノイズが目立つ可能性があります。掲載したISO感度別の画像は、D7100の高感度性能としては参考になさらないでください。

ただ、SILKYPIXのノイズリダクションがかなり効果があることは分かりました。D7100のRAW画像をSILKYPIXで普通に現像すると、これだけノイズが目立たなくなる訳ですから…

 


α99 モデル撮影セミナー

2013年03月16日 | 撮影会・コンテスト

3月16日、カメラのナニワ梅田2号店で開かれた「ソニーαで撮る! モデル撮影体験セミナー」に参加してきました。

講師は馬場信幸氏。軽妙なトークが面白く、ためになるアドバイスがたくさんありました。α99(他のソニー製カメラもOK)や、交換レンズはレンタルOK。ずらりと並ぶ高価なツァイスレンズやGレンズを選び放題。いやあ良かったですね。同じ日、京都店でも開かれました。

おもに使ってみたのはα99 と、 馬場氏おすすめのPlanar T* 85mm F1.4 ZA の組み合わせ。

 

レクチャーのあと、18%標準反射板でホワイトバランスを設定、モデル撮影に入りました。

撮影したせっかくのポートレートを載せられないのが残念ですが、一部分の画像だけなら問題ないのではないかと思い、掲載してみます。

まず、モデルの目と指のネイルの両方にピントを合わせる、というシチュエーションで、その指のあたりのアップです(ピクセル50%画像)。

ちょっと大きすぎましたかね… (画像の左右がはみ出す場合は、下の方にあるスライダーを動かしてみてください)

 

目とネイルにピントを合わせたので(下手なのでジャスピンではないかも)、ペンダントは微妙にボケています(絞りは開放)。

「プラナーは、こういうペンダントやイヤリングの、ちょっとしたにじむようなボケが美しい」と馬場氏。

それにしても、なんとも自然で美しい色合いの写りですね。

このプラナー欲しい! (その前にα99を買わないといけませんが)

α99のカタログのポートレート画像にも使われているレンズです。

 

画質はRAWでなく、JPEGスタンダード。JPEGの中でも圧縮率の大きい、データ量の少ないモードです。

馬場氏によると、α99の2430万画素を生かすには、JPEGスタンダードで十分だそうです。とにかく枚数を多く撮って、表情のいいのを選ぶのが一番、とのことでした。

 

フーム… 、これまでRAW+JPEG一辺倒で撮ってきましたが、考えを改める必要があるかも…

 

また、単焦点のPlanar T* 85mm F1.4 ZAで、α99のデジタルズームを使う方法を教えてもらいました。意外に簡単にズームレンズに近い使い方ができます。デジタルズームというと画質が劣化するものという考え方が一般的ですが、ソニーのデジタルズームがきれいなためか、そう劣化する印象はなかったですね。

 口径食が生じる周辺をカットしたり、ボケを美しくする目的でデジタルズームを使う手もあるというアドバイスもありました。

 

最後は各自のベストショットをモニタに写して講評。「最もボケの美しいレンズ」として知られるSTFレンズを試した人の作品が好評でした。

アポダイゼーション光学エレメントを使った「135mm F2.8 [T4.5] STF」。前ボケも後ボケも美しい、このレンズを使いたいがためにソニーを選ぶ人もいるぐらいですからね。私も試したら良かった…

 

会費3000円。中身の濃いセミナーでした。


京都で国際写真フェス

2013年03月15日 | イベント

京都で初の国際写真フェスティバル「KYOTOGRAPHIE」が開かれます。

会期は4月13日(土)から5月6日(月)まで。

桜咲く古都・京都を散策しながら、高台寺塔頭 圓徳院や二条城など複数の会場を回り、気鋭の写真家の作品に触れる、ユニークなイベントです。

 

以下の詳細は、公式サイトから。

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・名称     KYOTOGRAPHIE    国際写真フェスティバル

・主催/運営    京都グラフィー実行委員会
 企画/代表    ルシール・レイボーズ    仲西祐介

・共催   京都市教育委員会

・会場

 京都文化博物館/高台寺塔頭 圓徳院/ハイアットリージェンシー京都/二条城/大西清右衛門美術館
アンスティチュ・フランセ関西 /虎屋京都ギャラリー/ ARTZONE /有斐斎 弘道館

・参加アーティスト

 細江英公/マリック・シディベ/大西清右衛門/ケイト・バリー/高谷史郎_ Dumb Type /ニコラ・ブーヴィエ
クリスチャン・ポラックコレクション/小野規/ CHANEL NEXUS HALL presents NA OKI /アルル国立高等写真学校の学生

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Tokyo Art Beat というサイトでも紹介されています。

 


ニコンD800に最適のレンズ

2013年03月14日 | カメラ

Nikon Rumorsに、ニコンD800に最適なレンズのリストが出ていました。DxOMarkのテストスコアに基づいたもので、スコアの高い順に並んでいます。

D800ユーザーにとってはレンズ購入の参考になるでしょうね。

DxOMarkのサイトにはさらに詳しいデータも掲載されていました。

 

50mm単焦点から標準ズームまでカテゴリーごとに、選ばれたレンズ名を抜粋してみます(価格とスコアの項目は除きました)。

 ● 50mm単焦点レンズ
                                      
Sigma 50mm F1.4 EX DG HSM        
Nikon AF Nikkor 50mm f/1.4 D      
Nikon AF-S Nikkor 50mm f/1.4 G              
Carl Zeiss Makro-Planar T 50mm f/2 ZF2 
Nikon AF-S Nikkor 50mm f/1.8G       
Nikon AF Nikkor 50mm f/1.8 D      
Carl Zeiss Planar T 50mm f/1.4 ZF2   
            

● 85mm ~105mm単焦点レンズ

Nikon AF-S Nikkor 85mm f/1.4G             
Nikon AF-S Nikkor 85mm f/1.8G             
Carl Zeiss Makro-Planar T 100mm f/2 ZF2      
Samyang 85mm f/1.4 Aspherical IF             
Sigma 85mm F1.4 EX DG HSM                 
Nikon AF Nikkor 85mm f/1.4 D IF             
Nikon AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G            
Nikon AF Nikkor 85mm f/1.8D           
Carl Zeiss Planar T 85mm f/1.4 ZF2        
Tamron SP AF 90mm F/2.8 Di MACRO       
Sigma 105mm F2.8 EX DG Macro           
Sigma 105mm F2.8 EX DG OS HSM      

 

● 50mm~105mm マクロレンズ

Carl Zeiss Makro-Planar T 100mm f/2 ZF2    
Nikon AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED  
Carl Zeiss Makro-Planar T 50mm f/2 ZF2  

 

● 標準ズームレンズ

Nikon AF-S Nikkor 24-70mm f/2.8G ED  
Sigma 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM   
Tamron SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF]
Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor 24-120mm f/4G ED  
Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor 24-120mm f/3.5-5.6G IF-ED

この中で驚くのは、85mm ~105mm単焦点の純正レンズやツァイスレンズに混じって、サムヤンの85mm f/1.4レンズがリストアップされていることです。

韓流レンズも、あなどれないです。海外では評価されているようですね。

ただ、写りは良くて格安だとしても、マニュアルフォーカスレンズなので、使い勝手はどうですか…


キャノン、Kiss新型を用意?

2013年03月14日 | カメラ

canonrumorsに新型Kissの噂が出ていました。

かなり小型になる予想。ただ、今の情報では、機能的には今のKiss並みにとどまるようです。

 

噂されているスペックは以下の通り。

・18メガピクセルセンサー( EOS M や今までのKissシリーズと同じ)
・DIGIC 5
・EOS M に似たタッチスクリーン
・9 点フォーカス
・新しいハイブリッドCMOS オートフォーカス
・視野率98%
・連写6コマ/秒
・ISO感度、最高25,600
・EFレンズ およびEF-S レンズをサポート
・動画はHD ビデオ品質

しかし、この通りだとすると、何かもう… スペック的に魅かれるものはありませんね。予想される妥当な線での機能を並べただけの感じ。

Kissシリーズは、もっと小型化・高機能化できるんだというのは、以前にキヤノンの開発担当者のインタビューで聞いたこと。小型化については、なるほどその方向に行くのかな、という気はしますが。

 

別の噂では、「Kissシリーズでない新たな超小型一眼レフ」が話題に上っていました(デジカメinfo)。

それもあるかもしれません。

 

canonrumorsは辛辣な言葉を載せていました。『(新Kissが)ライブビューモードで、EOS Mと同じAFパフォーマンスにならないことを期待しよう。』

キツイ皮肉ですね。EOS MはAFの遅さで、とことん馬鹿にされています。キヤノンも何とかしなければいけませんね。


キヤノン「PowerShot N」初回完売

2013年03月13日 | カメラ

キヤノンのユニークなコンパクトカメラ「PowerShot N」の初回予約の受付が3月12日午前10時から始まりましたが、同日14時20分までにすべて終了したそうです。(デジカメWatch / 価格.com新製品ニュース参照)

キヤノンPowerShot N

 

キヤノンオンラインショップでのみ販売。もともと台数が少ないと思われますが、受付開始から4時間余りで終了とは… 人気があるんですね。

 

「マルチボーダー」、「サクラパール」、「ステッチブラック」、「アクアブルー」という、それぞれカラー、デザインが異なる専用ジャケットとストラップのついた4種類のセットで、発売は4月25日。価格は各29,980円(税込)。

次回の予約受付は4月12日午前10時から。

 

また500セット限定モデルの「ビンテージブラウンセット」(税込32,980円)も3月12日に完売とのこと。

 

キヤノンオンラインショップのページを見ると、完全に女性向けの印象。男性は無視されてますね。

いやはや…

 

でも、店頭で売ってもよさそうなのに、なぜオンラインショップ限定なんだろうと不思議に思っています。

量販店をのぞいていて気になるのは、コンパクトカメラのコーナーでお客がめっきり減ったこと。週末なのにガラガラで、店員が手持ち無沙汰といった光景を目にします。一方レンズ交換式カメラにはそこそこ人だかりがしています。

コンパクトカメラについては、もろにスマホの影響を受けているのが一目瞭然。そして、閑古鳥が鳴いている売場にはよけい近づきにくいですよね。

だから、「PowerShot N」のような変わったカメラを置けば、人寄せになるのではないかとも思うのですが。

 

「PowerShot N」は、ネット直販向きのカメラであるというのがキヤノンの考え方なのでしょうが、逆に、ネット直販でないと利益が出ないのかも… とウラ読みしたりしています。

どうなんでしょうね。


彗星を撮りに行ったけど…

2013年03月12日 | 風景・建物

快晴の3月11日夕方、パンスターズ彗星が見られるかもと、大阪・新梅田シティ屋上の空中展望台に上がってきました。

カメラはキヤノンEOS 6D。レンズはタムロンAF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical[IF]Macro(安いズームですが、今のところ300mmはこれしかないので)。

彗星が撮れる確率は低い予想だったので、三脚はやめ、すべて手持ち。

タムロンのこのズームは手ブレ補正が強力です。それでもブレそうなときは手すりなどにカメラをくっつけて撮影しました。

 

 地上173m、360°のパノラマ。

淀川方面の展望。

右端の建物は、大阪駅北側(うめきた)の再開発で完成した、ホテル感覚の超高級マンション「グランフロント大阪オーナーズタワー」。いわゆる億ションですが、当初の分譲分は完売したそうです。

すごいですね。どんな人が住むのかな…

 

空中展望台は恋人たちのデートスポット。

ハート型のグッズがいっぱい。

 

永遠の愛を誓ってフェンスにロックされた「ハートロック」。

 

二人の名前が刻まれています。

 

空中展望台で、壮大な日没を待つ人たち。

このアングル、夕焼けが見事なら“作品”になりそうですね。(レタッチで少々レッドを強調)

 

日没。

午後6時過ぎ、六甲山に連なる山並みの向こうに太陽が沈んでいきます。(焦点距離300mm)

 

遠くには明石海峡大橋も見えました。

 

午後6時34分。淀川河口の街の明かりが瞬きだしました。もうそろそろ、パンスターズ彗星が見えてもいい頃ですが…

屋上は吹きさらし。とても寒いです。

 

三脚を立てて待ち構えている、同じ狙いのカメラマンのなかには毎日新聞の人もいました。

機材はニコンの600mmにテレコン1.4倍付き。840mm相当ですね。

こちらは最高300mmのズームですから、だいぶ差がありました。  

 

        ☆   ☆   ☆

 

結局、彗星をとらえることはできませんでした。快晴なのに、地平近くがモヤっているような感じ。都会の街明かりが影響しているかもしれません。

(この日夜の「毎日.jp」には、長野県の平谷村で撮影されたパンスターズ彗星が載っていました。一緒に撮影していた毎日新聞の人も撮れなかったのかな。やはり長野県のような空気の澄み切ったところでないとムリかも…)

 

しかたがないので、周囲の夜景を撮って帰りました。

西梅田方面の夜景。

 

窓越しに夜景を楽しむ人たち。

中は大変暗いですが、暗所に強いEOS 6DはバシバシAFが効きます。(このカットについては外の風景にピント)

 

新梅田シティの外で。

 

ヨドバシカメラ梅田。ちょっと寄り道して新しいカメラをチェック。

 

明るい所以外は、基本的に絞り優先AE、ISOオート(ISO100~6400)で撮りました。

もっとも、夜景だとカメラは大体上限のISO6400を選んでしまいます。範囲を12800まで広げればISO12800に張り付いてしまうのでは。カメラは“辛抱がない”というか…

 


東京で「煙霧」

2013年03月10日 | 日記

3月10日、東京都心などで、茶色っぽい霧のようなものに覆われ、視界が悪くなる現象がありました。

NHKの午後2時過ぎのニュースによると、

『前線の通過に伴って東京や埼玉県熊谷市、水戸市では風が急激に強まり地表のちりなどが巻き上げられて視界が悪くなる「煙霧」と呼ばれる現象が観測されました。

JR東京駅前では、強い日差しが照りつけていましたが、午後2時前、突然、北寄りの風が強まると、茶色い霧のようなものが空を覆い始めました。
視界が急に悪くなり、駅から200mほど離れた高層ビルの屋上付近もかすんでしまい、周辺を歩く人たちが見上げていました。』

 

 

「黄砂か」と思った人が多かったようですが、気象庁では「強風が吹いてほこりが巻き上がったもので、黄砂ではない」といっています。

「ROCKET NEWS24」の『【黄砂騒動】東京のヤバすぎる空の色は煙霧が原因 / 子ども「きな粉めっちゃ飛んでる! きな粉めっちゃ飛んでる!」』「NAVERまとめ」にその映像が出ています。何やら不気味な空の色ですね。

 

ところで、クイズではありませんが、「煙霧」の天気記号は?

 

これがそう。宇宙人みたい。天気図でもめったにお目にかかりませんね。

 

ここのところ、関西でも空がかすむ日が続いていました。

この分では、パンスターズ彗星も見られないかも… と思ったりしています。

 


EOS 6Dに新ファームウエア?

2013年03月08日 | カメラ

canonrumorsに、EOS 6D(写真)用の新ファームウエアトが6月までに出るかもしれない、という噂が出ています。

まだ(CR1)で、信憑性はあまりないのですが、

『計画通りなら、5、6月ごろにEOS 6Dのファームウェア・アップデートがあると聞いている。一番大きな機能追加は、中央1点でのF8対応オートフォーカス。AIサーボ・インジケーターも追加されるかもしれない。』

とのこと。

 

本当なら、F8対応オートフォーカスはうれしいですね… 

高価で重たいF2.8レンズでなくても、手ごろなF4レンズに2倍のエクステンダー(焦点距離2倍、F値は2絞り分低下)をつけて、オートフォーカスが可能になります。

たとえば、EF70-200mm F4L IS USM + エクステンダーEF2×lll で、

F8、140-400mmのAF撮影が可能。 

スポーツのジャンルでは有利でしょうし、イベントなどでぐっと引いて撮りたいときに便利ですね。(野鳥や野生生物が相手だと、この程度の望遠では苦しいですが…)

 

すでにEOS 5D Mark lll については、今年4月、同様の機能向上ファームウエアが公開されることになっています(エクステンダー装着時、開放F8になるレンズで、中央測距点でのAFが可能に)。

EOS 6Dでも同じことができて不思議はないですよね。

 

canonrumorsに書かれている、もう一つの機能追加「AIサーボ・インジケーター」はよくわかりませんが…

EOS 6DのAIサーボAFではピントが合っても電子音が鳴らず、ファインダーの合焦マークも点灯しない仕様なので、これを新ファームウエアで改善して欲しいということかもしれません。

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(追記)3/9

「AIサーボ・インジケーター」について。

EOS-1D Xのファームウエアアップデートで追加された次の機能のことかもしれません(キヤノンのページより)。

『AIサーボAF時、選択したAFフレームを赤色で点滅表示させることが可能になります(デフォルトは黒色の点灯表示)。暗いシーンや黒い被写体を撮影時、AFフレームの視認性が大幅に向上。低輝度に強いAFシステムと高ISO感度のメリットを存分に活用できます。ファームウエアをアップデートすると、メニュー[AF5:ファインダー情報の照明]に[AIサーボ時の照明]が追加。クイックボタンで設定画面に入り、[しない][する(常時照明)]を切り換えられます。また、照明時は輝度を2段階で選択可能です。』


APS-Cでニコンvsキヤノン

2013年03月07日 | カメラ

2012年はフラッグシップ機や各種フルサイズ機の話題で盛り上がりましたが、2013年は、その開発過程で得た技術的成果を下位モデルに“落とし込んでいく”年になるそうです。

『昨年は、プロ向けの機材としてEOS-1D X、CINEMA EOS C300、C500を発売し、コンパクト機最高画質を目指したPowerShot G1 Xもリリースしました。昨年は、それぞれの製品カテゴリにおける最上位、プレステージモデルを強化した年でした。今年はその次のステップに入っていきます。具体的には、各ジャンルごとのプレステージモデルで開発した技術、機能の洗練度を高め、下位モデルに落とし込んでいこうと考えています」 (2013年1月24日 デジカメWatch  キヤノン眞榮田雅也常務インタビュー)

落とし込んでいく、というのはメーカーの言い方で、いささか抵抗感がありますが、APS-Cやミラーレスもいわゆる「下位モデル」なんでしょう。

 

さて、ニコンはAPS-C機の最高機種として、ローパスフィルターレス、2410万画素のD7100を3月14日に発売予定。

 

これに対抗して、キヤノンもAPS-C機の新モデルを出すようです。

新型APS-C機でニコンvsキヤノンのバトルが始まるか…

 

キヤノンの場合、ニコンの新製品に対抗するのが、EOS 60D後継機なのかEOS 7D後継機なのかということが、ユーザーにとってはけっこう大事な問題。

個人的には、EOS 7D後継機(EOS 7D MarkⅡ?)の方が、興味をそそられます。

2410万画素
デュアル DIGIC 5
連写 10コマ/秒

といったスペックが噂の世界では流れています。

ただ、高速連写でミラーをバウンドさせずにピタッと止めるのは並大抵ではないらしいです。素人が「なんとしても10コマ/秒を!」といっても、技術の世界は大変。

かといって、連写性能の目標をクリアしても、7DがEOS-1D Xのような重戦車ボディーになったらゴメンです。

 

軽くて超高速なEOS 7D MarkⅡが出れば、厳しい我が家の財政事情のなかでも、検討したい気はあるんですが… (贅沢かな)。


菜の花

2013年03月07日 | 

ここ数日、春の陽気が続き、菜の花が咲いています。

 

 大阪・堺市役所前で。 (カメラ  ソニーRX100)

「おもてなし・花風景『千の花広場』」というイベント(3/4~3/22)で、堺市内の病院、福祉施設、学校などが協力して育てた菜の花のプランターを、市役所の玄関前に並べています。

街中で菜の花を見かけるのは珍しく、立ち寄った人が携帯やスマホで写真を撮っていました。

 

全国には菜の花の名所が色々ありますね。

「花の名所案内」では、栃木県・渡良瀬川 の堤防など21個所を紹介しています。

 

このなかに紹介されていない名所では、滋賀県守山市にある第1なぎさ公園の菜の花もいいですよ。早咲きの菜の花(カンザキハナナ)で、琵琶湖を隔てた対岸の比良山系にまだ雪が残るころ、とても美しい風景です。時期的には1月~2月で、もうシーズンを過ぎてしまいましたが… おすすめの撮影スポットです。

 

これは、デジタルカメラを始めたころに撮った写真。

滋賀・守山市の菜の花。(2004年撮影)  

キャノン EOS Kiss Digital  EF 28-105mm F3.5-4.5 Ⅱ USM

絞り優先AE (F13  1/20秒)   露出補正:+1 1/3   ISO感度:100   画質:JPEG  ホワイトバランス:オート  マニュアルフォーカス  レタッチ:あり

カメラは初代「キスデジ」。センサーは約630万画素。人に譲ってしまって、もう手元にはありません。今となると懐かしい…

 

もう一度、フルサイズ機で撮り直しに行きたいところですね。日本の風景の中でも“絶景”のひとつではないかと思います。