つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

京都さくらよさこい Part 1

2014年04月08日 | イベント

「京都さくらよさこい」を見てきました。

京都が桜で華やかに彩られるころに開かれる恒例のイベント。

第10回記念大会の今年は「世界遺産に桜舞う」と題して、メインの京都市役所前広場などのほか清水寺や下鴨神社でも演舞が行われました。

全国から167チーム、約3500人が参加。関西最大級のよさこい祭りです。

 

桜が満開の清水寺。

 

枝垂れ桜も満開。

 

清水寺特設ステージでは、4月5日のコンテストで入賞した5チームが6日に奉納舞を披露。

 

コンテストで大賞の「桜」を受賞した「京炎 そでふれ!京小町」。

京都女子大を拠点に活動。京都らしい衣装ですね。

 

そして、鮮やかな衣装に変身。

 

演出賞「玄武」受賞の「京炎 そでふれ!彩京前線」

 

これも目を奪う鮮やかさ。「京炎 そでふれ!彩京前線」。

 

表情賞「白虎」の「龍谷大学 華舞龍」。滋賀県から参加。

 

女性の衣装はやさしい色合い。

 

楽曲賞「青龍」の「京炎 そでふれ!Tacchi」。京都橘大学のチーム。

 

「京炎 そでふれ!Tacchi」。頬の「奏」の字は演舞曲名。

 

よさこいの本場・高知県から参加の「いなん」。衣装賞「朱雀」を受賞。

 

伝統衣装での仕草が美しい。やはり絵になります。何十枚も撮ってしまいました。

 

この魅力。たまりませんね~

 

下鴨神社での演舞は次回に。

---------------------------------------------------------------------------------

 撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

    EF70-300mm F4-5.6L IS USM 


桜散る

2014年04月05日 | 日記

桜が満開になったと思ったら、春の嵐が到来。ヒョウが降ったり突風が吹いたり。

この風で、かなり散ってしまったでしょうね(写真は昨年の大阪・大川の桜)。

 

それぞれの思いを胸に、桜舞い散る道を散策…

 

この時期にいつも思うのは、桜に対する日本人の無常感。

伊勢物語で、

「世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」

と詠んだ在原業平。

あまりにも有名な歌ですが、これに対して別の人は

「散ればこそ いとど桜はめでたけれ 憂き世になにか久しかるべき」

と詠みます。

桜は惜しまれ散ってこそ良いんだよ。この世に何か永遠なものなどあろうか…

 

在原業平の歌は大らかで優美ですが、それを逆に返した人の詠みっぷりが、ものすごい凄味があります。

誰なんだろう、こんなシニカルな歌を詠んだのは…

 

 

落花ということで、記憶に残っているもうひとつの一節は、

ハナニアラシノタ トヘモアルゾ 
「サヨナラ」ダケガ人生ダ

というもの。

誰の言葉だったかなと思い返してみると、井伏鱒二が漢詩を意訳したものでした。

もとは唐代の詩人于武陵(うぶりょう)の詩「勧酒」。

   勧君金屈巵
   満酌不須辞 
   花発多風雨 
   人生足別離 

だいたい中国の詩というのは、僻地へ異動する友人に「まあ一杯やれよ」というのが多いような気がしますが、それを井伏鱒二がこう和訳したというのです。

  コノサカヅキヲ受ケテクレ
  ドウゾナミナミツガシテオクレ
  ハナニアラシノタ トヘモアルゾ
  「サヨナラ」ダケガ人生ダ

訳し方がいかにも下世話だという感じがする反面、人生の味わいがにじみ出ていて「妙訳」だということになっています。

  
私も若いころ、「ハナニアラシノタ トヘモアルゾ 」なんて、人生を経た人間でないと言えない表現だなあと思ったものです。

 

花の嵐。関西を吹き荒れたあと、さて、今ごろは東京・九段、千鳥ケ淵辺りを桜吹雪に舞い散らしているのでしょうか…


ソニー「α6000」どう?

2014年04月04日 | カメラ

桜が各地で満開だと言うのに、大阪・梅田のヨドバシをウロウロ。もったいない話です。

キヤノンの望遠ズーム EF70-300mm F4-5.6L IS USM が重く、体に負担が来ていたのでリング式三脚座 を買いました。17,170円。

こういう付属品、最初から同梱してほしいのですけどね~

 

それはさておき、店内にある新しいカメラも色々試してみました(カメラを持っていなかったので以下、写真はいずれもフリー画像)。

 

ライカ風カメラ

考えているのは、スナップ、ポートレート、風景などを気軽に撮れるカメラ(フルサイズ機は、比較的軽いキヤノンEOS 6D でも場合によっては重々しすぎるので)。


 ・外観がライカのような感じ(できればレンジファインダー風)
 ・レンズ交換式
 ・軽い
 ・軽快に撮れ、連写機能も優れている
 ・画質が良い

そんなカメラがないかな… と。

昔、アンリ・カルティエ=ブレッソンや木村伊兵衛といった写真家が、小型のライカでさりげなく良い作品を撮っていた--- ああいうスタイルに憧れます。(ライカは小型にしては軽くはありませんでしたが)

 

一案としては、前から注目していたパナソニック「GX7」(写真)。

 
Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス GX7 レンズキット 単焦点レンズ付属 ブラック DMC-GX7C-K

 フォーサーズサイズのセンサーにしては画質がよく、“パナソニック製ライカ”の良いレンズが次々出ているのが魅力。

 

そのほかに、オリンパス、富士フイルムのミラーレス機も色々ありますね。連写性能ということでは「ニコン1 V3」にも期待が(4月17日発売予定)。

 

ソニー「α6000」と出会う

売り場のカメラを手にとっているうちに、「オヤ、意外にいいな」と思ったのが3月14日に発売されたばかりのソニー「α6000」(写真)。

SONY(ソニー) α6000 パワーズームレンズキット(ブラック/デジタル一眼) ILCE-6000L B

NEX 7 / NEX 6 の後継機「α6000」(2430万画素)。

 

外見はソニーのこれまでのNEXシリーズを基本的に踏襲、とくに新しいという印象はありません。

しかし試してみると連写性能が抜群! AF追随で最高11コマ / 秒。

APS-Cサイズセンサーでこの速さは魅力。(APS-C一眼レフ、キヤノンEOS 7Dは最高約8コマ/秒ですから)

連写音も快感… 。店で見かけたらぜひ試してみてください。

 

連続撮影枚数については、JPEGで49枚、RAW+JPEGという一番データ量の多い画像でも連続21枚撮影可能。

連写のコマ数、連続撮影枚数ともNEX 7 を上回っています。

 

AFのスピードも速かったですね(ソニーによると世界最速の0.06秒)。像面位相差AFとコントラストAFを併用する「ファストハイブリッドAF」。

像面位相差AFセンサーを採用する機種はほかにもありますが、大体中央部に固まっているのが普通。「α6000」はそのセンサーが179点と、画面のほぼ全域をカバーしているのが特徴です。

 

おまけに軽量。ボディーのみで285g。

キットレンズのE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS を付けているとほんとに持つのが楽で、一眼レフとは大違い。

 

電子ビューファインダー付き。144万ドットと、NEX 7 / NEX 6 よりドット数が少なくなったものの、見にくいということはありません。

 

さきに挙げた「こんなカメラが欲しい」という個人的要件をほぼ満たしてくれています。

 

値段も手ごろ。上記レンズキットのメーカー価格は 78,857円(税別)。「ウ~ン、いいなあ」と、思わず衝動買いしそうに…

 

「まてまて、画質を確かめないと」と、その場は気持ちを抑え、帰ってきました。

 

画質はレンズしだい

その後、雑誌やネットでいろいろなレビューを見てみました。

CAPA (キャパ) 2014年 04月号 [雑誌]

CAPA4月号(写真)の「最新ミラーレスは一眼レフを超えたか!? ---高級ミラーレス vs 一眼レフ対決! 動体撮影力をチェック」という特集の中で、「α6000」が取り上げられています。

富士フイルム X-T1・オリンパス OM-D E-M1・ソニー α6000  vs  キヤノン EOS70D・ニコン D7100という対決。

撮影コマ数は「α6000」の圧勝。合焦の正確さで優れている他機種もあるが、「α6000」はピントを外していても許容範囲。一番楽に動体撮影できる機種、との評価でした。

 

問題はレンズですね。

まず、コンパクトなキットレンズ E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS (写真)について2つのレビューを挙げておきます。
ソニー ズームレンズ E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650

 ・『ソニーE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSは周辺部が甘いがとても便利なレンズ』(デジカメinfo / SLRGear

『ソニー E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650 』(デジカメ比較レビュー)

後者のほうが一目瞭然かもしれません。

広角端の16mmでは周辺の解像度がかなり悪いです。絞ってもあまりよくならない感じ。

しかし、中央部は良さそうです。

25mmから50mmは周辺もキリッとします。

その辺を理解して使えば、便利なレンズかもしれません。

 

ダブルズームレンズキットについているもう一つのレンズ  E 55-210mm F4.5-6.3 OSS(写真) については次のレビューがあります。

SONY E 55-210mm F4.5-6.3 OSS(ブラック)

ソニーE 55-210mm F4.5-6.3 OSSは望遠端でも良好な性能』(デジカメinfo / Kurtmunger

ソニー「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」 交換レンズ実写ギャラリー 』(デジカメWatch)

海外サイトでは「ボケがうるさい」という記述がありますが、そう悪いレンズでもなさそうです。

 

ソニーストアでは、このほか2本のツァイスレンズがキットとして用意されています。

 ・ツァイスズームレンズキット

  Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS 付き

 ・ツァイス大口径単焦点レンズキット

  Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA 付き

 

ちょっと高いですが、ツァイスレンズ付きというのは買い気がそそられますね。

これらについて、一応それぞれのレビューを挙げておきます。

ソニーT* E 16-70mm F4 ZA OSSはハイクオリティなレンズだが色収差がかなり目立つ』(デジカメinfo / ePHOTOzine

Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS   Eマウント初のツァイス銘ズームレンズ 』(デジカメWatch)

 

ソニーSonnar T* E 24mm F1.8 ZAはEマウントでベストのレンズ』(デジカメinfo / SLR Lens Review

 『ソニー「Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA」 交換レンズ実写ギャラリー 』(デジカメWatch)

 

評価は色々。ただし、これらのレビューはいずれも「α6000」発売前のもの。「α6000」ではなく、「NEX 7」などのボディーに付けてテストしたものだということを前提に、ある程度割り引いて読む必要がありそうです。(中にはかなり古い記事もあります)

 

個人的には「ツァイス大口径単焦点レンズキット」(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA 付き)が魅力的かな… と思いました。

 

その他の関連記事

『素早いとはこういうこと α6000レビュー 』(Sorry Full)

『Kasypa』(マップカメラ)

・『NEX-7の後継「α6000」登場! 「α7」と比較してみた!!』(ASCII.jp×デジタル)

・『ソニー、高速AFのミラーレスカメラ「α6000」 ---NEX-7とNEX-6を統合 位相差AFエリアも拡大 』(デジカメWatch)

 


ソニー・ツァイスズームの評価

2014年04月02日 | カメラ

ソニーのフルサイズ・ミラーレス機「α7」「α7R」用に発売されたツァイスブランドの標準ズームレンズ「Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS 」(写真、フリー画像)。

このF4通しの、高級ズームレンズの評価がさまざま。

SONY Eマウント交換レンズ Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS

 photozone / デジカメinfo によると、

『造りは素晴らしいが光学性能はあまり感心しない』と。

おやおや、高性能を誇るツァイスブランドのレンズなのに… と意外な感じでした。

歪曲収差がかなり大きい、中心部の解像力はいいが周辺ではそれほどでもない、隅では倍率色収差が目立つ、ボケ味は汚い----と、厳しい評価です。

 

そもそも、昨年11月にα7シリーズが出た時、フルサイズ・ミラーレス機に対応する「FEレンズ」が少なかったですね。標準ズームがほしい場合、キットレンズのFE 28-70mm F3.5-5.6 OSSで辛抱するか、ツァイスレンズの発売を待つかという選択を迫られたはず。

キットレンズも悪くないという評判でしたが、待ちに待ったツァイスのズーム「Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS 」が今年1月に発売。

さっそく購入した人も多かったのでは。

 

が、上記海外サイトでは低い評価。本当にそんな画質なのか、photozone のテスト画像を見て見ました(画質RAW、自動補正OFF)。

とくに広角端が良くないですね。100%に拡大すると周辺部ですごく色収差が目立ちます。周辺の解像感も良くなく、まるで安物のレンズみたいです。

ただ、中央部の解像感は素晴らしい。

カメラ側の自動補正をONにすると歪曲収差、色収差とも問題ないレベルになるそうです。なので、自動補正をONに設定しておき、JPEG “ 撮って出し”している限りは良好な画質が得られそう。

しかし、RAWだと収差がそのまま出てしまうようで、それが現像ソフトでちゃんと補正できるものかどうか… 

はっきり確かめていないので何とも言えません。だいたい、そういうソフト的な機能に頼らなければならないというのは好きじゃないですね。少なくともツァイスの名を冠するからには、レンズ単独で高い性能を持っているべきだと思います。

 

こうした厳しい評価とは別のレビューもあります。

交換レンズ百景:α7ユーザーは“マストバイ”な標準ズーム――ソニー「Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS」』(ITmedia デジカメプラス)

風景、建築、ポートレートなどの実写例が載っていて『コンパクトなオールマイティーレンズ』との評価です。

しかし、『玉砂利の海岸をワイド端でスナップ。カメラ側のレンズ補正をオフにして撮影した』という実写画像を拡大してみると、周辺部では色収差がはっきり。かなり気になります。

林の中のポートレート(拡大)では、点光源状になった周辺部の葉のテカリに、色収差+コマ収差が出ているようです。(記事には書かれていません。自分が感じただけ。)

 

一方、このレンズを買った普通の人のブログもいろいろ見て見ました。

JPEG撮って出しの画像はきれいなものが多いです。ただし「ボケ味はお世辞にも良いとはいえません」と。

高性能だが、価格(10万円前後)に見合う性能かといわれると、疑問符がつくという声もありました。

 

こうしてみると、ツァイスといえば「絶対良いレンズ」と鵜呑みにしてきた自分自身の考えを改めなければならない気がしてきました。

ツァイスも色々、なのかナ…


大阪・大川の桜

2014年04月01日 | 

大阪の都心を流れる大川の桜を、3月31日に見てきました。

この日で、5分咲きぐらい。土、日曜には満開、あるいは満開を過ぎるかもしれません。

大川沿いの桜。5分咲きといっても十分見ごろです。

 

良い天気でした。

露店はまだ出ていません。

 

川崎橋。ながめの良いところです。

 

橋のたもとから遥かに大阪城が見えます。

300mmの望遠で撮ってみました。

 

この木は満開近し。

 

午後遅くには曇ってきました。春うららの宵。

 

大川をゆく観光船。屋根つきの大きい船から小型船まで、花見用の船が色々あります。

 

お花見船のりば。

 

桜のアップ。

帝国ホテル 大阪では恒例の「桜写真コンテスト」の作品を募集しています(募集要項PDF)。

応募しようかな~

 

 

南天満公園。大川沿いの名所の一つ。

 

お花見といえば、食べることも楽しみ。もちろん桜の下で弁当を食べるのが一番ですが、今回は天満橋の京阪シティモールへ。館内のレストランや喫茶では、この季節限定の「 桜メニュー特集」を用意しています。

 

花見気分にぴったりの料理は… 

8Fのレストランフロアを歩いていると、京懐石の「美濃吉」の看板が目に留まりました。

でも高い!

 

これぐらいなら良さそう。「京弁当」。

ただ、あいにくランチの時間を過ぎていて入れませんでした。

こんどまたね…

 

結局、中華料理店へ。

「水連月(ロータスムーン)」の海老マヨランチ。

これにデザートがついて1000円でした。

デザートのライチゼリー。

 

お花見とはあまり関係のない食事になりました…

--------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D 
 
    EF24-105mm F4L IS USM

        EF70-300mm F4-5.6L IS USM