東京大学が、秋入学の導入を検討していることを明らかにしたそうです(YOMIURI ONLINE)。欧米をはじめ海外の大学では秋入学が主流となっていることはよく知られています。でも、日本では年度という考え方は4月から3月で、かつ入学式と桜というイメージが強く、なかなか秋入学をイメージしにくいということもあると思います。東京大学では、秋入学にすることでやはり海外からの留学生を増やしたり、日本の学生が海外へ留学する機会を増やしたいという考えがあるようです。でも、入学試験の時期は変えない方向だそうです。春の合格後、秋にかけてボランティアや海外留学などを経験させて学生の資質向上を目指すということらしいです。ただ、学生の就職活動に大きく影響することや、大学設置基準を変更する必要が生じる可能性もあり、内部の検討会で問題点の洗い出しを行ったうえで、導入可能かどうか年内に一定の結論を出すそうです。さて、どうなるでしょうか。注目ですね。
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