柳などの苦い樹皮をニホンザルが平気で食べるのは、苦みに鈍感だからという結果が発表されました(ASAHI.COM)。細胞の実験の結果だそうですが、毒性のある苦みには人と同じように敏感だったそうです。培養細胞を使い、舌にある柳の苦み成分を感じるたんぱく質の反応を調べたそうです。すると、ニホンザルのたんぱく質は人間のたんぱく質が反応する苦み成分の10倍くらいの濃度でないと反応しなかったということです。一方、青梅などに含まれ、分解すると猛毒の青酸ができるアミグダリンの苦みには敏感だったとも。
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