患者さんにとって心臓手術の善し悪しは、一つは心臓の機能が改善して、自覚症状が良くなること、これが最も重要なことですが、実際に検査所見を説明して理解してもらう必要があります。これに反して、手術創は患者さんにとって自覚できる手術の出来栄えとして、手術創の美しさや痛みの少なさという実感できるものもあります。
やはり、創がもっとも綺麗に縫合することを専門としているのは形成外科医です。横須賀市立うわまち病院では形成外科医2名が常勤としているため、創部が特に綺麗に縫合してあげたい患者さんには手術の最後に行う皮膚の縫合は形成外科医に依頼しています。右小開胸アプローチでは、正中切開の手術痕に比較してケロイドになりにくく、また、創部が女性の場合は乳房の下縁もしくはその外側に位置するため、上腕でかくれて見えにくくなっています。心臓外科医は、心臓そのものの治療に全精力を集中するため、手術の最後の局面で行う皮膚の縫合には集中力が切れてしまっていることも少なくありません。こうしたときに、創部を綺麗に縫合するには形成外科医に依頼する役割分担は患者さんにとって非常に有益だと思われます。
すべての手術症例で形成外科医に依頼できるわけではありませんが、術者のほうで特に綺麗に縫合してあげたい患者さんに対しては、横須賀市立うわまち病院では特別にそうしたチーム医療を行っています。
やはり、創がもっとも綺麗に縫合することを専門としているのは形成外科医です。横須賀市立うわまち病院では形成外科医2名が常勤としているため、創部が特に綺麗に縫合してあげたい患者さんには手術の最後に行う皮膚の縫合は形成外科医に依頼しています。右小開胸アプローチでは、正中切開の手術痕に比較してケロイドになりにくく、また、創部が女性の場合は乳房の下縁もしくはその外側に位置するため、上腕でかくれて見えにくくなっています。心臓外科医は、心臓そのものの治療に全精力を集中するため、手術の最後の局面で行う皮膚の縫合には集中力が切れてしまっていることも少なくありません。こうしたときに、創部を綺麗に縫合するには形成外科医に依頼する役割分担は患者さんにとって非常に有益だと思われます。
すべての手術症例で形成外科医に依頼できるわけではありませんが、術者のほうで特に綺麗に縫合してあげたい患者さんに対しては、横須賀市立うわまち病院では特別にそうしたチーム医療を行っています。